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2/19マイナーチェンジのタイミングに合わせ、サーキットでのパフォーマンスを追求したモデルとして設定された限定車「A110 Sアセンション」。価格は1059万円で、日本には30台が割り当てられた。
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3/19シリーズで初めての採用となる、カーボン製の大型リアスポイラーが目を引く「アルピーヌA110 Sアセンション」。ベース車は、マイナーチェンジを機に1.8リッター直4ターボエンジンの最高出力が300PSに強化された「A110 S」。
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4/19カーボン製のフロントスプリッターに加え、エクステンデッドアンダーパネルも標準で装備。最大ダウンフォース量はフロントで60kg、リアで81kg増加している。LEDヘッドランプにブラックインサートが施されるのは、ベースとなった「A110 S」譲り。
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5/19「A110 Sアセンション」のボディーカラーは「ブルーアルピーヌM」(写真)と「オランジュフーM/ノワールプロフォンM」の2種類が設定され、いずれも限定15台ずつの販売となった。
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6/19通常はオプションアイテムとなる「マイクロファイバーパック」を特別装備。ステアリングホイールやドアのインナーハンドル、センターコンソールなどにオレンジのステッチが採用されるのも特徴だ。
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7/196点式レーシングハーネスを装着するためのアダプターが付属する、サベルト製のモノコックバケットシートを装備。オレンジ色のシートベルトも「A110 Sアセンション」の専用アイテムだ。
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8/19「グリチターヌサテン」に塗られたFUCHS製18インチ鍛造アロイホイールに前:215/40ZR18、後ろ:245/40ZR18サイズの「ミシュラン・パイロットスポーツ カップ2」タイヤを組み合わせる。
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9/19エアロキットの装着により「A110 Sアセンション」の全長は、ベース車の「A110 S」よりも25mm長い4230mmとなっている。1800mmの全幅と1250mmの全高、2420mmのホイールベースはベース車と同数値。
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10/19サスペンションは前後ともダブルウイッシュボーン式。「シャシースポール」と呼ばれる足まわりは、コイルスプリングがフロント47N/mm、リア90N/mm、スタビライザーが同25N/mm、同15N/mmというバネレートになっている。
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11/19カーボン製のリアスポイラーが標準で装備される「A110 Sアセンション」。標準ラインナップの「A110 S」にも、フロントスプリッターやエクステンデッドアンダーパネルとセットでオプション装着(78万円)できる。
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12/19エキゾーストフィニッシャーは、センターの1本出し。排気音はスポーツモード以上になるとより高らかになり、スロットルオフ時にはアンチラグシステムのサウンドが気分を盛り上げる。
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13/19キャビン後方に最高出力300PS、最大トルク340N・mを発生する1.8リッター直4ターボエンジンを横置きで搭載。トランスミッションは従来型と同じく7段DCTを組み合わせる。
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14/19「A110 Sアセンション」では「A110 S」などで32万円のオプションとなるカーボンルーフを標準で装備。ボディーの外板は面積の96%がアルミ製で、車両重量は1110kgに抑えられている
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15/19ステアリングホイールの右下に走行モード切り替えスイッチを配置。ノーマル/スポーツ/トラックの3つの走行プログラムを任意で選択できる。ノーマルとスポーツはワンプッシュで切り替わるが、トラックモードを選択する場合はスイッチを長押しする必要がある。
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16/19フロントボンネットの下に容量100リッター、リアのトランクリッド下に同96リッターのラゲッジスペースが備わる。容量や荷室の形状は標準モデルと同一。
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17/19空力デバイスの効果により、最高速は「A110 S」の260km/hから275km/hにアップ。一般道では路面不整や目地段差の通過時に上下動が少し気になるものの、速度が上がるにつれてフラットライドが味わえるようになる。
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18/19アルピーヌA110 Sアセンション
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佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
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