-
1/21
-
2/21KTMの最上級スポーツネイキッド「1290スーパーデュークR」。現行型の登場は2020年で、2022年モデルより上級バージョンの「EVO」が追加された。
-
3/21「EVO」の特徴は、φ48mmの倒立フロントフォークとタンク別体型のリアモノショックに、電子制御式セミアクティブサスペンションが採用された点だ。
-
4/21電子制御サスペンションは左スイッチボックスのコントローラーと液晶ディスプレイで操作。オプションの「サスペンションプロパッケージ」を装着すると、標準仕様にはない3つのダンピングモードとプリロードの自動調整機能、アンチダイブ機能が追加される。
-
5/21“THE BEAST”(猛獣)という、いささか物騒なキャッチコピーで知られる「1290スーパーデュークR」。その名にたがわず、排気量1.3リッター(!)のVツインエンジンを搭載したマッチョなハイパフォーマンスモデルである。
-
6/21車両重量は200kg(燃料除く)。標準モデルの「1290スーパーデュークR」より2kg増している。
-
7/21シート高は835mmと高め。シート下のボディーはスリムで足は素直に下せるのだが、それでもスタンドを払っての引き起こしにはコツがいる。
-
8/21ブレーキは、前がφ320mmのツインディスクとブレンボ製4ピストンモノブブロックキャリパー、後ろがφ240mmのディスクとツインピストンフローティングキャリパーの組み合わせだ。
-
9/21タイヤサイズは前が120/70ZR17 、後ろが200/55ZR17。同車専用に設計されたという「ブリヂストン・バトラックス ハイパースポーツS22」が装着される。
-
10/21カラーリングは「シルバー×オレンジ」と「ブルー×ブラック」(写真)の2種類が用意される。
-
11/21排気量1301ccのV型2気筒エンジン「LC8」。1気筒あたり2つのスパークプラグが備わっており、ハイパワー化と燃焼効率の改善が図られている。
-
12/21ライドモードは「レイン」「ストリート」「スポーツ」の3種類。オプションで用意される「トラック」モードを選択すると、ホイールのスリップレベルやスロットルの応答性、トラクションコントロールの介入度合いなどを、個別に調整することができる。
-
13/21スロットルを開けると体がのけぞるほどの加速を披露する「1290スーパーデュークR EVO」。いかに優れた車体とサスペンション、電子制御を備えたモデルとはいえ、油断は禁物だ。
-
14/21KTMのラインナップでは唯一のツアラーモデルとなる「1290スーパーデュークGT」。2022年モデルではグラフィックが刷新された。
-
15/21新たに装備された7インチのTFT液晶ディスプレイ。新設計のスイッチとも相まって、各種制御の切り替えが簡単にできるようになった。
-
16/212022年モデルの「GT」は、現行型「1290スーパーデュークR」と同じ5スポークアルミホイールを採用。従来型より1kgのバネ下重量軽減を実現した。
-
17/21普段使いの速度域でもストレスがないのはもちろん、快適性や楽しさまで感じられるようになっていた「1290スーパーデュークR EVO」。これ以上のハイパフォーマンス化はいかがなものかと思う昨今のスポーツネイキッドだが、こうした進化なら大歓迎だ。
-
18/21KTM 1290スーパーデュークR EVO
-
19/21
-
20/21KTM 1290スーパーデュークGT
-
21/21

後藤 武
ライター/エディター。航空誌『シュナイダー』や二輪専門誌『CLUBMAN』『2ストマガジン』などの編集長を経てフリーランスに。エアロバティックスパイロットだった経験を生かしてエアレースの解説なども担当。二輪旧車、V8、複葉機をこよなく愛す。
試乗記の新着記事
-
BMW 525LiエクスクルーシブMスポーツ(FR/8AT)【試乗記】 2025.10.20 「BMW 525LiエクスクルーシブMスポーツ」と聞いて「ほほう」と思われた方はかなりのカーマニアに違いない。その正体は「5シリーズ セダン」のロングホイールベースモデル。ニッチなこと極まりない商品なのだ。期待と不安の両方を胸にドライブした。
-
スズキ・エブリイJリミテッド(MR/CVT)【試乗記】 2025.10.18 「スズキ・エブリイ」にアウトドアテイストをグッと高めた特別仕様車「Jリミテッド」が登場。ボディーカラーとデカールで“フツーの軽バン”ではないことは伝わると思うが、果たしてその内部はどうなっているのだろうか。400km余りをドライブした印象をお届けする。
-
ホンダN-ONE e:L(FWD)【試乗記】 2025.10.17 「N-VAN e:」に続き登場したホンダのフル電動軽自動車「N-ONE e:」。ガソリン車の「N-ONE」をベースにしつつも電気自動車ならではのクリーンなイメージを強調した内外装や、ライバルをしのぐ295kmの一充電走行距離が特徴だ。その走りやいかに。
-
スバル・ソルテラET-HS プロトタイプ(4WD)/ソルテラET-SS プロトタイプ(FWD)【試乗記】 2025.10.15 スバルとトヨタの協業によって生まれた電気自動車「ソルテラ」と「bZ4X」が、デビューから3年を機に大幅改良。スバル版であるソルテラに試乗し、パワーにドライバビリティー、快適性……と、全方位的に進化したという走りを確かめた。
-
トヨタ・スープラRZ(FR/6MT)【試乗記】 2025.10.14 2019年の熱狂がつい先日のことのようだが、5代目「トヨタ・スープラ」が間もなく生産終了を迎える。寂しさはあるものの、最後の最後まできっちり改良の手を入れ、“完成形”に仕上げて送り出すのが今のトヨタらしいところだ。「RZ」の6段MTモデルを試す。
新着記事
-
NEW
開幕まで1週間! ジャパンモビリティショー2025の歩き方
2025.10.22デイリーコラム「ジャパンモビリティショー2025」の開幕が間近に迫っている。広大な会場にたくさんの展示物が並んでいるため、「見逃しがあったら……」と、今から夜も眠れない日々をお過ごしの方もおられるに違いない。ずばりショーの見どころをお伝えしよう。 -
NEW
レクサスLM500h“エグゼクティブ”(4WD/6AT)【試乗記】
2025.10.22試乗記レクサスの高級ミニバン「LM」が2代目への代替わりから2年を待たずしてマイナーチェンジを敢行。メニューの数自体は控えめながら、その乗り味には着実な進化の跡が感じられる。4人乗り仕様“エグゼクティブ”の仕上がりを報告する。 -
NEW
第88回:「ホンダ・プレリュード」を再考する(前編) ―スペシャリティークーペのホントの価値ってなんだ?―
2025.10.22カーデザイン曼荼羅いよいよ販売が開始されたホンダのスペシャリティークーペ「プレリュード」。コンセプトモデルの頃から反転したようにも思える世間の評価の理由とは? クルマ好きはスペシャリティークーペになにを求めているのか? カーデザインの専門家と考えた。 -
トヨタ・カローラ クロスGRスポーツ(4WD/CVT)【試乗記】
2025.10.21試乗記「トヨタ・カローラ クロス」のマイナーチェンジに合わせて追加設定された、初のスポーティーグレード「GRスポーツ」に試乗。排気量をアップしたハイブリッドパワートレインや強化されたボディー、そして専用セッティングのリアサスが織りなす走りの印象を報告する。 -
SUVやミニバンに備わるリアワイパーがセダンに少ないのはなぜ?
2025.10.21あの多田哲哉のクルマQ&ASUVやミニバンではリアウィンドウにワイパーが装着されているのが一般的なのに、セダンでの装着例は非常に少ない。その理由は? トヨタでさまざまな車両を開発してきた多田哲哉さんに聞いた。 -
2025-2026 Winter webCGタイヤセレクション
2025.10.202025-2026 Winter webCGタイヤセレクション<AD>2025-2026 Winterシーズンに注目のタイヤをwebCGが独自にリポート。一年を通して履き替えいらずのオールシーズンタイヤか、それともスノー/アイス性能に磨きをかけ、より進化したスタッドレスタイヤか。最新ラインナップを詳しく紹介する。
注目のキーワード
注目の記事
-
クルマ好きなら試してみたい旬のタイヤとアクセサリー。webCGのイチオシはこれだ! 特集
-
圧巻のタフネスとキャパシティー。MTBのトップライダーを支える「ディフェンダー130」の活躍に迫る。 特集
-
この冬注目のオールシーズンタイヤと最新スタッドレスタイヤをwebCGが独自にリポート。 特集
キャンペーン・お得な情報
週間アクセスランキング1290スーパーデュークR
関連キーワード