KTM 1290スーパーデュークRエボ(6MT)/ハーレーダビッドソン・スポーツスターS(6MT)/トライアンフ・スピードトリプル1200RR(6MT)/ドゥカティ・ストリートファイターV4 S(6MT)
スロットル開けていこう! 2022.05.13 試乗記 JAIA輸入二輪車試乗会より、各ブランドの“スポーツスピリット”を体現した4マシン「KTM 1290スーパーデュークRエボ」「ハーレーダビッドソン・スポーツスターS」「トライアンフ・スピードトリプル1200RR」「ドゥカティ・ストリートファイターV4 S」の走りをリポートする。これは買いたくなりますわ!
KTM 1290スーパーデュークRエボ
「KTMオーナーの人は、なにが決定的な理由となって購入に至ったのでしょう?」と漠然とした質問を投げると、「なにより『乗って楽しい』ということですね」とスタッフの方が胸を張る。
心のねじ曲がったリポーターは、「そんなもんスかね?」と思いながらKTM1290スーパーデュークRエボのスタンドをはらう。「ブランドに憧れたり、デザインに惚(ほ)れたりして買うのはわかるけれど、実際に乗らないとわからない『ライドフィール』が財布のヒモを緩めることなんてあるのかしらん?」と疑っていたのだが、スイマセン、ありますね。KTMスーパーデュークで走り始めたとたん、「これは!」と目がさめるような楽しさにビックリ。
無理のないライディングポジション。余裕があって自然なパワーフィール。適度なレスポンス。日常域でも、シャープだけれど過敏にすぎないハンドリングがいい。なにより、大柄なボディーを感じさせない一体感がライダーを夢中にさせる。なるほど、これは買いたくなりますわ。
1290スーパーデュークRエボは、2020年モデルから2代目に切り替わったスーパーデュークRの電子デバイス強化版。クロモリ鋼のトレリスフレームに抱いた1301cc水冷V型2気筒のスペック(最高出力180PS/9500rpm、最大トルク140N・m/8000rpm)は変わらないものの、足まわりにはセミアクティブサスペンションが与えられており、標準で3種類のダンピング(「COMFORT」「STREET」「SPORT」)から選択が可能だ。オプションの「SUSPENSION PROパッケージ」を装着すると、エキストラのダンピング調整が加わるほか、プリロードまで自動調整するようになる。
さらに! 電制技術を生かしてパワー特性にもさまざまなモードが用意される。各種設定の変更には大型のカラー液晶パネルが活躍することになり、いかにもKTMの旗艦といったところ。「READY TO RACE」の精神に共感してKTMを手に入れた“走りオタク”の人には、愛車のチューニング幅の広さも、たまらない魅力のひとつなんじゃないでしょうか。
初代のデビュー時には「ビースト」と呼ばれ、その過激な走りが話題になったスーパーデュークRだが、近年はすっかり牙を抜かれ……たわけではまったくなく、爪を隠してにわかライダーを「乗りやすくて楽しい!」と能天気に喜ばせる術(すべ)を習得したわけだ。
試乗車の返却時に、「スーパーデュークを買うのはどんな人でしょう?」と懲りずにうかがうと、あくまで個人の見解ですが、と前置きされて、「排気量の大きさもありますし、ある程度の経験を積んだベテランの方が多いようです」とのこと。1290スーパーデュークRエボの奥深さを想像すると、そのとおりなのでしょう。
(文=青木禎之/写真=向後一宏/編集=堀田剛資)
エボリューション? レボリューション!
ハーレーダビッドソン・スポーツスターS(その1)
言いにくいので最初に言ってしまおう。新しいスポーツスターは男根感がスゴい。ロー&ファットなボバースタイル、その漆黒丸太ボディーにしがみつきつつ、バンク角60°の水冷DOHC Vツインエンジンのピストン運動を股間、もとい全身で感じながら筆者は思い至った。“スポスタ”はすっかりレボリューション、生まれ変わったのだ。
新型のフォルムに、かつて「ハーレーの入門編」と軽んじられた旧型スポーツスターのスリムビューティーな面影はまったくない。そもそもビギナー向けハーレーというイメージが大いに間違っていたのだけれども、それはそれ。生まれ変わった新型スポーツスターに旧型のイメージをダブらせることに、あまり意味はないようだ。なにせ向いている方角が北と南くらい違う。オーバルコースのような異形LEDヘッドライトは肉食爬虫(はちゅう)類のように眼光鋭く、その下に収められたフロントタイヤは160/70R17という幅も高さもあるボリューミーなもの。運動性能よりもルックスを優先しているのは明らかだろう。
いざ走り始めると……旧型よりも約30kgも軽くなったという車両重量228kgが信じられないくらいハンドリングは重く、走っても取り回してもワイルドさがハンパない。試乗中、ストレートでもコーナリングでも何度となく「おりゃ!」と気合注入を繰り返してしまった。
エボリューション? レボリューション!
ハーレーダビッドソン・スポーツスターS(その2)
しかしなるほどキャラクターに慣れてくると、軽く前方に手足を放り出すようなハンドルとステップ位置のコンビネーションが絶妙なライポジをつくる。荷重とブレーキングのリズムをつかんだら徐々にハンドリングも安定してきたぞ。“なにか大きくて重いもの”を操っているという手ごわくもピュアなフィーリングが、ライダーにヤル気と覚悟を促してくる。これはこれで愉快、征服欲をかき立てるじゃないか!
かたや、素晴らしくオールラウンドなキャラクターでゆっくり走っても飛ばしても自然体でいられた空冷OHVの旧型スポーツスター。こなた、パワフルかつ理知的、まるでエクササイズマシンのような“試されている感”のある新型スポーツスター。ついついふたつを比べてしまうのは旧型に乗ったことがあるからであって、未来を生きるライダーにとってはどうでもいい話なのかもしれない。デザインはすみずみまで手が行き届いているし、やり過ぎていないところにも現代的なセンスを感じる。
……と原稿を締めようと思ったが、そんな考えは西湘バイパスに合流するためのフルスロットル一発、その一瞬で吹き飛んだ。最大125N・mへ至るトルクデリバリーの強烈さ、明らかに高回転型へと変貌したスポーツエンジン、見た目のエアボリュームほど路面の凹凸を吸収してくれないタイヤと荒っぽい乗り心地。そのどれもが、退屈という名のコンフォートライドとはほど遠かった。
2008年からの数年間、同じ名前のベーシックモデル「スポーツスターXL883」には88万3000円というプライスタグが掲げられていた。そして目の前の新型、194万8100円。ざっと倍だけど、スペシャル感も倍増。さらに操縦は全然イージーじゃないときている。もう誰もスポーツスターを入門車とは思わないだろう。
(文=宮崎正行/写真=向後一宏/編集=堀田剛資)
本場の“カフェ”は甘くない
トライアンフ・スピードトリプル1200RR
ネオクラシックの波が加速して、最近ではひとつのトレンドになった感があるロケットカウル。当該モデルを目にするたび、“ちょっと古い”バイク好きたる自分のアタマには「バンディット」との単語が浮かび、その後、デザイン的に超進化したスタイルが、ある種のアウトローな方々から人気を集めた過去が思い出されて複雑な気持ちになるのだが、それはともかく。
スーパーバイクのネイキッド版といえる「ストリートファイター」というジャンルを確固たるものにしたのが、「トライアンフ・スピードトリプル」である。その最新の1.2リッターバージョンたる「1200RS」に、今度は丸目一灯のハーフカウルをかぶせ、取り回しに考慮したバーハンドルをレーシーなセパレートハンドルに付け替えたのが、スピードトリプル1200RR。21世紀の高性能レトロ調カフェレーサーだ。
2灯ツリ目のスピードトリプルが登場した際にも、いかにも英国好みの奇異な顔つきに驚いたものだが、1200RRのひとクセあるキャラクターも魅力的。シート高830mmはこの手のバイクとして標準的なものだが、低く垂れ角がついたセパハン、やや高め後方に置かれたステップのせいか、このバイクを走らせるライダーは、実際以上に路面が遠く感じられ、上体を伸ばしてタンクの上に寝ている印象を受ける。「峠やサーキットでは楽しかろうが、ストップ&ゴーが繰り返される一般道ではツラいだろう」と月並みな感想を抱くが、そのような根性なしはRRを買わない(反省)。
特徴的な2本のパイプ状アルミフレームにつるされる排気量1160ccの並列3気筒は、RSと同一スペックの最高出力180PS、最大トルク125N・mを誇る。4気筒のデッドリースムーズなフィールとは一味違ったワイルドなビートを打ちながら、車重200kgのトライアンフを力強く加速させる。
懐古調の外観とは裏腹に、新しいレーサーは電子制御デバイスが充実していて、ABSやトラクションコントロールはもちろん、コーナリングABSやウィリーコントロールも装備。ライディングモードは5種類から選択できる。そのうえ、リアにはオーリンズの電制セミアクティブサスペンションがおごられる。
とはいえ、いずれも1200RRの個性を薄めるものではない。圧倒的な加速とスロットル操作にかみつくかのレスポンス、そして雑な操作がそのまま表れるストレートな性格が、慣れないにわかオーナーには厳しく感じられる。大きな回転半径に心のなかで苦笑しつつ、アグレッシブなブリティッシュレーサーとの折り合いを模索する。
スピードトリプル1200RRは、見ても乗っても、酸いも甘いもかみ分けた末にたどり着く趣味性の強いバイクだ。もう少し研鑽(けんさん)を積んでから、あらためてチャレンジしたいと思います。
(文=青木禎之/写真=向後一宏/編集=堀田剛資)
イタリアが生んだスーパーネイキッド
ドゥカティ・ストリートファイターV4 S(その1)
3000万円のスポーツカーにはためらいなく乗れるのに、なぜ300万円のバイクに緊張させられるのか? それは、バイクはコケるからである。
ドゥカティ・ストリートファイターV4 Sの、フロントサイドから生える高価そうなウイングや845mmという高めのシートにおびえた短足ライダーが、そんなしょうもないことを考えながらいざ走り始めると、アララ? 予想外に乗りやすい! 音も加速も鋭いけれど、ドゥカティ自慢のV4エンジンがスムーズかつ漸進的に速度を上げてくれるので、スロットルを開けたとたん、肝を冷やすようなことがない。
ライディングポジションはもちろん前傾をとるスポーティーなものだが、ことさらファイティングポーズを気取らずとも、安定感は高く、安心して1.1リッターの大排気量バイクを操れる。バーハンドルモデルのよさですね。
ストリートファイターV4は、いわば「パニガーレV4」からカウルを剥いだスーパーネイキッドである。V4の「S」は、ただでさえぜいたくなパーツを装備するV4に、オーリンズの電制ダンパー、マルケジーニ製鍛造ホイールなどをおごった上級版。ステアリングダンパーもオーリンズ製だ。価格は、ノーマル比38万4000円高の287万9000円からとなる。
スーパーバイクゆずりの1103cc V型4気筒は、208PSの最高出力と123N・mの最大トルクを発生。199kgのボディーを悠々と運んでいく。そのハイスペックぶりもさることながら、低回転域からの使いやすさが印象的。野趣に富んだLツインに親しんできたライダーの方は寂しく思うかもしれないが、公道での使い勝手をシンプルに考えると、文句なくV4モデルに軍配が上がる。
イタリアが生んだスーパーネイキッド
ドゥカティ・ストリートファイターV4 S(その2)
ストリートファイターV4 Sは、ひとたび動き出してしまえば「穏やか」と錯覚させる自然なライドフィールで、「ロロロン!」と歌う4気筒を楽しませてくれる。「この感じ、クルマでも味わったことあったなァ」と記憶の底をさらっていて思い出した。「164」「155」時代の、アルファ・ロメオV6だ! 気筒数もバンク角も異なるからメカニズム的にはバカげた連想だが、バリトンを響かせるイタリアンな演出(!?)に共通性を見いだしてうれしくなった次第。
第一印象に気をよくしてスロットルを大きく開けてみれば、たちまち4気筒は1万rpmを超えて回転を上げ、それに伴うドトウの加速で“スーパー”な片りんを見せつける。が、試乗会場となった駐車場の特設コースでは、2速でもフルスケールは使えない。乗り手は硬軟併せ持つ天井知らずのパワーユニットに感心するばかり。
ストリートファイターV4 Sなら、豊富な電子制御と空力パーツを生かしてサーキットでタイムを削ることもできようが、それはエキスパートの方におまかせしたい。自ら試すことがなくとも、四輪のスーパースポーツ同様、秘めたる高性能と視覚アピール強めの空力パーツがうれしいのだ。そのうえスーパーカーの10分の1の価格で第一級のスーパーバイクを手に入れられるのだから、ドゥカティV4 Sのプライスはバーゲンといえるかも!?
(文=青木禎之/写真=向後一宏/編集=堀田剛資)
テスト車のデータ
KTM 1290スーパーデュークRエボ
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=--×--×--mm
ホイールベース:1497mm
シート高:835mm
重量:198kg(燃料除く)
エンジン:1301cc 水冷4ストロークV型2気筒DOHC 4バルブ(1気筒あたり)
最高出力:180PS(132kW)/9500rpm
最大トルク:140N・m(14.3kgf・m)/8000rpm
トランスミッション:6段MT
燃費:--km/リッター
価格:228万円
ハーレーダビッドソン・スポーツスターS
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=2270×--×--mm
ホイールベース:1520mm
シート高:765mm
重量:228kg
エンジン:1252cc 水冷4ストロークV型2気筒DOHC 4バルブ(1気筒あたり)
最高出力:121HP(90kW)/7500rpm
最大トルク:125N・m(12.7kgf・m)/6000rpm
トランスミッション:6段MT
燃費:--km/リッター
価格:194万8100円
トライアンフ・スピードトリプル1200RR
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=--×758×1120mm
ホイールベース:1439mm
シート高:830mm
重量:200kg
エンジン:1160cc 水冷4ストローク直列3気筒DOHC 4バルブ(1気筒あたり)
最高出力:180PS(132.4kW)/1万0750rpm
最大トルク:125N・m(12.7kgf・m)/9000rpm
トランスミッション:6段MT
燃費:--km/リッター
価格:228万5000円
ドゥカティ・ストリートファイターV4 S
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=2112×833×1040mm
ホイールベース:1488mm
シート高:845mm
重量:199kg
エンジン:1103cc 水冷4ストロークV型4気筒DOHC 4バルブ(1気筒あたり)
最高出力:208PS(153kW)/1万3000rpm
最大トルク:123N・m(12.6kgf・m)/9500rpm
トランスミッション:6段MT
燃費:--km/リッター
価格:287万9000円~292万円

宮崎 正行
1971年生まれのライター/エディター。『MOTO NAVI』『NAVI CARS』『BICYCLE NAVI』編集部を経てフリーランスに。いろんな国のいろんな娘とお付き合いしたくて2〜3年に1回のペースでクルマを乗り換えるも、バイクはなぜかずーっと同じ空冷4発ナナハンと単気筒250に乗り続ける。本音を言えば雑誌は原稿を書くよりも編集する方が好き。あとシングルスピードの自転車とスティールパンと大盛りが好き。
-
スズキ・エブリイJリミテッド(MR/CVT)【試乗記】 2025.10.18 「スズキ・エブリイ」にアウトドアテイストをグッと高めた特別仕様車「Jリミテッド」が登場。ボディーカラーとデカールで“フツーの軽バン”ではないことは伝わると思うが、果たしてその内部はどうなっているのだろうか。400km余りをドライブした印象をお届けする。
-
ホンダN-ONE e:L(FWD)【試乗記】 2025.10.17 「N-VAN e:」に続き登場したホンダのフル電動軽自動車「N-ONE e:」。ガソリン車の「N-ONE」をベースにしつつも電気自動車ならではのクリーンなイメージを強調した内外装や、ライバルをしのぐ295kmの一充電走行距離が特徴だ。その走りやいかに。
-
スバル・ソルテラET-HS プロトタイプ(4WD)/ソルテラET-SS プロトタイプ(FWD)【試乗記】 2025.10.15 スバルとトヨタの協業によって生まれた電気自動車「ソルテラ」と「bZ4X」が、デビューから3年を機に大幅改良。スバル版であるソルテラに試乗し、パワーにドライバビリティー、快適性……と、全方位的に進化したという走りを確かめた。
-
トヨタ・スープラRZ(FR/6MT)【試乗記】 2025.10.14 2019年の熱狂がつい先日のことのようだが、5代目「トヨタ・スープラ」が間もなく生産終了を迎える。寂しさはあるものの、最後の最後まできっちり改良の手を入れ、“完成形”に仕上げて送り出すのが今のトヨタらしいところだ。「RZ」の6段MTモデルを試す。
-
BMW R1300GS(6MT)/F900GS(6MT)【試乗記】 2025.10.13 BMWが擁するビッグオフローダー「R1300GS」と「F900GS」に、本領であるオフロードコースで試乗。豪快なジャンプを繰り返し、テールスライドで土ぼこりを巻き上げ、大型アドベンチャーバイクのパイオニアである、BMWの本気に感じ入った。
-
NEW
トヨタ・カローラ クロスGRスポーツ(4WD/CVT)【試乗記】
2025.10.21試乗記「トヨタ・カローラ クロス」のマイナーチェンジに合わせて追加設定された、初のスポーティーグレード「GRスポーツ」に試乗。排気量をアップしたハイブリッドパワートレインや強化されたボディー、そして専用セッティングのリアサスが織りなす走りの印象を報告する。 -
NEW
SUVやミニバンに備わるリアワイパーがセダンに少ないのはなぜ?
2025.10.21あの多田哲哉のクルマQ&ASUVやミニバンではリアウィンドウにワイパーが装着されているのが一般的なのに、セダンでの装着例は非常に少ない。その理由は? トヨタでさまざまな車両を開発してきた多田哲哉さんに聞いた。 -
NEW
2025-2026 Winter webCGタイヤセレクション
2025.10.202025-2026 Winter webCGタイヤセレクション<AD>2025-2026 Winterシーズンに注目のタイヤをwebCGが独自にリポート。一年を通して履き替えいらずのオールシーズンタイヤか、それともスノー/アイス性能に磨きをかけ、より進化したスタッドレスタイヤか。最新ラインナップを詳しく紹介する。 -
NEW
進化したオールシーズンタイヤ「N-BLUE 4Season 2」の走りを体感
2025.10.202025-2026 Winter webCGタイヤセレクション<AD>欧州・北米に続き、ネクセンの最新オールシーズンタイヤ「N-BLUE 4Season 2(エヌブルー4シーズン2)」が日本にも上陸。進化したその性能は、いかなるものなのか。「ルノー・カングー」に装着したオーナーのロングドライブに同行し、リアルな評価を聞いた。 -
NEW
ウインターライフが変わる・広がる ダンロップ「シンクロウェザー」の真価
2025.10.202025-2026 Winter webCGタイヤセレクション<AD>あらゆる路面にシンクロし、四季を通して高い性能を発揮する、ダンロップのオールシーズンタイヤ「シンクロウェザー」。そのウインター性能はどれほどのものか? 横浜、河口湖、八ヶ岳の3拠点生活を送る自動車ヘビーユーザーが、冬の八ヶ岳でその真価に触れた。 -
第321回:私の名前を覚えていますか
2025.10.20カーマニア人間国宝への道清水草一の話題の連載。24年ぶりに復活したホンダの新型「プレリュード」がリバイバルヒットを飛ばすなか、その陰でひっそりと消えていく2ドアクーペがある。今回はスペシャリティークーペについて、カーマニア的に考察した。