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2/172022年6月に発売された三菱自動車の新型電気自動車(EV)「eKクロスEV」。車名からもわかるとおり、軽ハイトワゴン「eKクロス」をベースに開発された軽規格のEVである。
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3/17右リアフェンダーに充電口を配置。バッテリーはAC200V/14.5Aの普通充電と、出力30kWまでの急速充電(CHAdeMO規格)に対応している。
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4/17フロントボンネット下に収まるモーターは最高出力64PS、最大トルク195N・mを発生。総電力量20kWhのリチウムイオンバッテリーと組み合わされる。
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5/17「eKクロスEV」の外板色は、8万2500円の有償色となる写真の「ミストブルーパール/カッパーメタリック」を含むツートンカラー5種類とシングルカラー5色から選択できる。
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三菱 eKクロスEV の中古車webCG中古車検索
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6/17今回試乗した「eKクロスEV P」のボディーサイズは全長×全幅×全高=3395×1475×1670mm、ホイールベース=2495mmで、車重は1080kgと発表されている。
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7/17今回の試乗車両では、5万5000円の有償オプションとなる「プレミアムインテリアパッケージ」が選択されていた。写真の合成皮革/ファブリックはライトグレー色で、座面にはひし形を模したデザインが施されている。
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8/17リアシートには50:50の分割可倒機構が備わり、左右を個別に最大170mmスライドさせることが可能。シートのスライドは、シートクッション中央下のレバーとシート上部レバーの2カ所で操作できる。
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9/17インストゥルメントパネルのデザインや装備は、基本的にガソリンエンジンを搭載する軽ハイトワゴン「eKクロス」に準じている。グレードを問わず「eKクロスEV」には革巻きステアリングホイールが標準で装備される。
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10/177インチサイズのカラー液晶メーターには、速度計のほかにバッテリーの残量や充電の所要時間、予防安全・運転支援システムの作動状態などが表示される。
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11/17フロントのデザインはガソリン車「eKクロス」の流れをくむもの。三菱のエンブレムが備わるダーククロームメッキのグリルやLEDフォグランプ、ボディー同色のバンパーなどが「eKクロスEV」専用アイテムとなる。
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12/17センタークラスターにはシフトセレクターやタッチパネル式の空調コントローラー、電動パーキングブレーキ、オートパーキング、ワンペダルドライブの操作スイッチが整然とレイアウトされている。
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13/17「eKクロスEV」の後席を最も後方にスライドさせた様子。この状態での荷室容量は109リッターで、床下に容量約9リッターのラゲッジアンダーボックスも設置されている。
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14/17「デジタルルームミラー」は、「マルチアラウンドモニター」や駐車をアシストする「マイパイロットパーキング」などとともに、16万5000円の有償オプション「先進安全快適パッケージ」に含まれるアイテム。
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15/17「eKクロスEV」のプラットフォームは、軽ハイトワゴン「日産デイズ」や「三菱eKクロス」の流用で、フロアトンネル形状に合わせてバッテリーパックを設計したという。サスペンションはフロントがストラット式、リアがトルクアーム式3リンクと呼ばれるリジッドアクスルとなる。
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16/17三菱eKクロスEV P
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生方 聡
モータージャーナリスト。1964年生まれ。大学卒業後、外資系IT企業に就職したが、クルマに携わる仕事に就く夢が諦めきれず、1992年から『CAR GRAPHIC』記者として、あたらしいキャリアをスタート。現在はフリーのライターとして試乗記やレースリポートなどを寄稿。愛車は「フォルクスワーゲンID.4」。
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