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1/14ホンダの新型SUV「ZR-V」。スポーティーな走りやスマートさを重視したスタイリングなど、ライバルとは趣を異にするモデルとなっている。
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2/14各部にソフト表皮が巻かれたインテリア。内装の質感については、主要コンポーネントを共有する「シビック」より一段上の印象を受ける。
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3/142022年9月に発表された新型「CR-V」。残念ながら日本に導入される予定はなく、日本では「ZR-V」がホンダの最上級SUVとなる。
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4/14話をうかがった2人。写真向かって左が、本田技研工業 完成車開発統括部 車両開発三部 車両運動性能開発課アシスタントチーフエンジニアの伊藤泰寿さん。中央がパワーユニット開発統括部 パワーユニット開発一部 中大型パワーユニット性能開発課 アシスタントチーフエンジニアの斉藤武史さん。
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5/14車台には「シビック」などと同じく、Cセグメント車向けのグローバルプラットフォームを採用。とくにフロントのサブフレームはシビックと共通だが、ロワアームやサスペンションは「ZR-V」専用のものが用いられる。
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6/14リアまわりは、快適性に優れる「CR-V」のシャシーをベースに開発。ただし、ゴム部品やトレーリングアーム、サスペンションについては専用設計となっている。
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7/14センターコンソールに備わるドライブモードセレクターの操作スイッチ。シーンに応じてパワートレインの制御を切り替えられる。
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8/14「ZR-V」のドライブトレインやプラットフォームの特徴について、筆者に説明する伊藤さん。
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9/14「ZR-V」開発のエピソードを語る斉藤さん。同じCセグメントモデルである「シビック」の開発陣とは、ノウハウを共有しつつ作業を進めていったという。
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10/14「ZR-V」は純ガソリン車でもハイブリッド車でも、4WD車の駆動システムにはいわゆる“機械式4WD”を採用。独立したリアモーターで後輪を回すのではなく、プロペラシャフトで後輪に動力を伝達する仕組みを用いている。(写真は北米仕様車「HR-V」のパワートレイン/ドライブトレイン)
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11/14一般的なFFベースの4WDシステムとは異なり、「ZR-V」の4WDシステムは高速走行時にもしっかりとリアに駆動力を伝達。コーナリング時にもリアの駆動力配分を増やすなど、“走り”も重視したシステムとなっている。
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12/14運動性能の点で参考にしたのは「ポルシェ・マカン」とのこと。走りのよさに定評のある、ポルシェのコンパクトSUVだ。
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13/14タイヤも専用に開発してもらったという「ZR-V」。取材車には「ブリヂストン・アレンザH/L33」と「ヨコハマ・アドバンdB V552」が装
着されていた。 -
14/14「ホンダZR-V」と開発メンバー。写真向かって右側の、後ろから2番目が伊藤さん。同左側の後ろから3番目が斉藤さんだ。

佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
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