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2/212022年9月に発売された「メルセデス・ベンツEQS」。メルセデス初となる電気自動車(EV)専用プラットフォームを用いて開発されたフラッグシップEVで、「EQS450+」とメルセデスAMGブランドの高性能版「EQS53 4MATIC+」の2モデルをラインナップする。今回は車両本体価格1578万円の前者に試乗した。
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3/21「EQS」は、メルセデスの電動化サブブランド「EQ」における「Sクラス」に相当するモデル。前身となるコンセプトカーの「ヴィジョンEQS」がお披露目されたのは2019年9月のフランクフルトモーターショーで、市販モデルは2020年4月の上海モーターショーで登場した。
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4/21グリル改め「ブラックパネル」内に超音波センサーやカメラ、レーダーセンサーなど運転支援システム用のさまざまなデバイスが組み込まれている。オーバーハングの短さも「EQS」の特徴といえる。
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5/21メルセデス・ベンツ初のEV専用プラットフォームをベースとするボディーのサイズは全長×全幅×全高=5225×1925×1520mm。メルセデスとしてはユニークなキャブフォワードデザインが目を引く。
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6/21“ワン・ボウ(弓)”フォルムをまとう「EQS」。クーペのようなシルエットを形成しつつエアロダイナミクスも追求され、Cd値(空気抵抗係数)=0.20の空力性能を誇る。
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7/21「MBUXハイパースクリーン」と名づけられた、3枚の大型ディスプレイで構成されるダッシュボード。全体が1枚のゴリラガラスで覆われたワイドスクリーンとなる。センターコンソールも含めてメカニカルなスイッチ類がほとんど残されていないのも特徴だ。
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8/2112.3インチのコックピットディスプレイ。メーターデザインは「ジェントル」「クラシック」「スポーティー」(写真)など、数種類から任意に選択できる。バッテリー残量や航続可能距離は、メーターパネルにわかりやすく表示される。
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9/21シンプルながら造形美にこだわったというシートは、サイドサポートの高さを抑えた形状が特徴的だ。フロントシートにはヒーターとベンチレーション機能が組み込まれている。
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10/21「EQS」のホイールベースは3210mmで、これは「Sクラス」のロングホイールベース版とほぼ同じ。リアシートの足元には十分な余裕がある。後席の乗車定員は3人。
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11/21「EQS450+」のサスペンションは、フロントが4リンク式、リアがマルチリンク式。連続可変ダンピングシステム「ADS+」とエアサスペンションを組み合わせた「AIRMATIC」や、最大4.5度後輪が操舵される「リアアクスルステアリング」も標準で装備する。
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12/21今回の試乗車では、105万円の有償オプションとなる「デジタルインテリアパッケージ」が選択されていた。助手席に12.3インチサイズ、ダッシュボードセンターに17.7インチサイズの有機ELディスプレイが組み込まれる「MBUXハイパースクリーン」が装備されたその光景は、実に未来的である。
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13/21「EQS」は周囲が暗くなると自動的に点灯するアンビエントライトや、710Wの最高出力を誇る15スピーカーの「Burmesterサラウンドサウンドシステム」を標準で装備。「MBUXエンターテインメント」も搭載されており、Spotify(スポティファイ)やAmazon Musicなどのストリーミングサービスが利用できる。
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14/21今回の試乗車は、標準装備となるブラック・ブルー/ハイシーン(切削加工)の21インチ10本スポークデザインアルミホイールに、265/40R21サイズの「グッドイヤー・イーグルF1アシンメトリック5」が装着されていた。
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15/21Aピラーとフロントウィンドウとの境目に特殊な形状のゴム製トリムを取り付けるなどして走行中のノイズを大幅に低減。フロントのブラックパネルは、メルセデスEQファミリーを象徴する意匠として今後も展開されるという。
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16/21フロントボンネット下には、約600gの活性炭を使用する縦×横×厚さ=412×596×40mmの大型HEPAフィルターが備わる。「EQS450+」は、モーターやリダクションギア、デフをひとまとめにした最高出力333PS、最大トルク568N・mを誇る電動パワートレイン「eATS」をリアアクスルに搭載する。
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17/21「EQS」は、リアにハッチゲートを備えた5ドア車。荷室の容量は5人乗車の通常使用時が610リッター、リアシートの背もたれを前方に倒すと最大1770リッター(VDA法)に拡大できる。
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18/21「EQS450+」のリチウムイオンバッテリー容量は107.8kWhで、WLTCモードにおける一充電走行距離は700km。バッテリーには10年もしくは25万kmの性能保証(残容量70%)が付いている。
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19/21「コンフォートモード」選択時には、エアサスペンション「AIRMATIC」の働きにより120km/h超で10mm、160km/h超でさらに10mm車高を自動で下げ、高速走行時のドラッグを低減する。
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20/21メルセデス・ベンツEQS450+
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サトータケシ
ライター/エディター。2022年12月時点での愛車は2010年型の「シトロエンC6」。最近、ちょいちょいお金がかかるようになったのが悩みのタネ。いまほしいクルマは「スズキ・ジムニー」と「ルノー・トゥインゴS」。でも2台持ちする甲斐性はなし。残念……。
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