-
1/20
-
2/20G20型「BMW 3シリーズ」をベースに開発された高性能モデル「M3」。最新モデルは、1985年に登場した初代から数えて6代目にあたる。RWD車は2021年1月に、4WDは2021年9月に導入されたが、現在日本では4WDの「M3コンペティションM xDrive」(写真)のみが販売される。
-
3/20「M3コンペティションM xDrive」に搭載される最高出力510PS/6250rpm、最大トルク650N・m/2750-5500rpmの3リッター直6ツインターボエンジン。トランスミッションは、8段ATのみの設定だ。
-
4/20通常の「3シリーズ」とは異なる巨大な「キドニーグリル」が目を引く「M3コンペティションM xDrive」のフロントフェイス。照射範囲がLEDヘッドランプの約2倍の600mにまで伸びた「BMWレーザーライト」を標準装備する。
-
5/20ボディーサイズは全長×全幅×全高=4805×1905×1435mm、ホイールベースは2855mm。全幅はベースとなった「3シリーズ」よりも80mmワイドな設定だ。
-
BMW M3セダン の中古車webCG中古車検索
-
6/20写真の外板色は、68万5000円の有償オプションとなる「BMW Individual」のボディーカラーで「リビエラ・ブルー」呼ばれるもの。「M3」では、オーダーメイドプログラムのBMW Individualを含めた多彩な内外装色やエクステリアパーツの組み合わせから、自分だけの一台をクリエイトできる。
-
7/20インテリアの基本デザインは「3シリーズ」と共通。「BMW Individual」の手になる写真のトリムアイテム「アルミニウム・ファブリック・ハイグロスインテリアトリム」は、9万6000円の有償オプションとなる。
-
8/20「M3コンペティションM xDrive」のシフトセレクターは、オーソドックスなレバー式。試乗車両にはDSCの作動を10段階で設定できる12万4000円の有償オプション「Mドライブプロフェッショナル」も組み込まれていた。
-
9/20高回転域でエキサイティングなサウンドを奏でる、4本出しのテールパイプフィニッシャー。カーボン製のリアディフューザーは、オプションの「Mカーボンエクステリアパッケージ」に含まれるアイテムとなる。
-
10/20中低速から強力なトルクを発生させ、7200rpmのリミットに到達するまでパワー積み上げていくS58B30A型エンジンを搭載。最新のターボと伝統的な高回転型自然吸気のイイトコどりをしたようなフィーリングが特徴だ。
-
11/20ステアリングホイールのスポーク上部に「M1」「M2」スイッチを配置。あらかじめ自分で登録した走行モードのセッティングを、ボタン操作で瞬時に呼び出すことができる。
-
12/20M独特の走行プログラム「Mモード」の選択画面。「スポーツ」および「トラック」モードでは「Mビュー」が有効となり、レーストラック上でもタイヤの空気圧や温度、ブースト圧などの情報を表示可能だ。
-
13/20後席を使用する通常時の荷室容量はベースとなった「3シリーズ セダン」と同じ480リッター。背もたれは荷室に用意されたレバーを用いて、簡単に倒すことができる。
-
14/20「ヤスマリーナ・ブルー×ブラック」のフルレザーメリノで仕立てられた「Mスポーツシート」を前席に装備。シートベルトにはクラシックな「Mカラー」が織り込まれている。
-
15/20前席と同様のテイストでデザインされた後席。背もたれにはスルーローディングシステムと呼ばれる、40:20:40の3分割可倒機能が備わる。
-
16/20試乗車は、ブラックの「Mライトアロイホイール・ダブルスポークスタイリング826M」ホイールに、前275/35ZR19、後ろ285/30ZR20サイズの「ミシュラン・パイロットスポーツ4 S」タイヤを組み合わせていた。
-
17/20ウインカー内蔵型のカーボン製ミラーキャップは、エアインテークやリアスポイラーなどと同じく「Mカーボンエクステリアパッケージ」に含まれるオプションアイテム。
-
18/20ハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能や全車速対応型のアクティブクルーズコントロール、車線維持支援機能など、充実した運転支援システムが標準で装備されるのも「M3コンペティションM xDrive」の特徴。これらはサーキットなどで使用される「トラック」モード選択時には、すべて解除される。
-
19/20BMW M3コンペティションM xDrive
-
20/20

佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
BMW M3セダン の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
シトロエンC3ハイブリッド マックス(FF/6AT)【試乗記】 2025.10.31 フルモデルチェンジで第4世代に進化したシトロエンのエントリーモデル「C3」が上陸。最新のシトロエンデザインにSUV風味が加わったエクステリアデザインと、マイルドハイブリッドパワートレインの採用がトピックである。その仕上がりやいかに。
-
メルセデス・マイバッハSL680モノグラムシリーズ(4WD/9AT)【海外試乗記】 2025.10.29 メルセデス・ベンツが擁するラグジュアリーブランド、メルセデス・マイバッハのラインナップに、オープン2シーターの「SLモノグラムシリーズ」が登場。ラグジュアリーブランドのドライバーズカーならではの走りと特別感を、イタリアよりリポートする。
-
ルノー・ルーテシア エスプリ アルピーヌ フルハイブリッドE-TECH(FF/4AT+2AT)【試乗記】 2025.10.28 マイナーチェンジでフロントフェイスが大きく変わった「ルーテシア」が上陸。ルノーを代表する欧州Bセグメントの本格フルハイブリッド車は、いかなる進化を遂げたのか。新グレードにして唯一のラインナップとなる「エスプリ アルピーヌ」の仕上がりを報告する。
-
メルセデスAMG S63 Eパフォーマンス(4WD/9AT)【試乗記】 2025.10.27 この妖しいグリーンに包まれた「メルセデスAMG S63 Eパフォーマンス」をご覧いただきたい。実は最新のSクラスではカラーラインナップが一気に拡大。内装でも外装でも赤や青、黄色などが選べるようになっているのだ。浮世離れした世界の居心地を味わってみた。
-
アウディA6スポーツバックe-tronパフォーマンス(RWD)【試乗記】 2025.10.25 アウディの新しい電気自動車(BEV)「A6 e-tron」に試乗。新世代のBEV用プラットフォーム「PPE」を用いたサルーンは、いかなる走りを備えているのか? ハッチバックのRWDモデル「A6スポーツバックe-tronパフォーマンス」で確かめた。
新着記事
-
NEW
ホンダ・シビック タイプRレーシングブラックパッケージ(前編)
2025.11.2ミスター・スバル 辰己英治の目利き長年にわたりスバル車の走りを鍛え、STIではモータースポーツにも携わってきた辰己英治氏。今回、彼が試乗するのは「ホンダ・シビック タイプR」だ。330PSものパワーを前輪駆動で御すハイパフォーマンスマシンの走りを、氏はどう評するのか? -
これがおすすめ! 東4ホールの展示:ここが日本の最前線だ【ジャパンモビリティショー2025】
2025.11.1これがおすすめ!「ジャパンモビリティショー2025」でwebCGほったの心を奪ったのは、東4ホールの展示である。ずいぶんおおざっぱな“おすすめ”だが、そこにはホンダとスズキとカワサキという、身近なモビリティーメーカーが切り開く日本の未来が広がっているのだ。 -
第850回:10年後の未来を見に行こう! 「Tokyo Future Tour 2035」体験記
2025.11.1エディターから一言「ジャパンモビリティショー2025」の会場のなかでも、ひときわ異彩を放っているエリアといえば「Tokyo Future Tour 2035」だ。「2035年の未来を体験できる」という企画展示のなかでもおすすめのコーナーを、技術ジャーナリストの林 愛子氏がリポートする。 -
2025ワークスチューニンググループ合同試乗会(前編:STI/NISMO編)【試乗記】
2025.11.1試乗記メーカー系チューナーのNISMO、STI、TRD、無限が、合同で試乗会を開催! まずはSTIの用意した「スバルWRX S4」「S210」、次いでNISMOの「ノート オーラNISMO」と2013年型「日産GT-R」に試乗。ベクトルの大きく異なる、両ブランドの最新の取り組みに触れた。 -
小粒でも元気! 排気量の小さな名車特集
2025.11.1日刊!名車列伝自動車の環境性能を高めるべく、パワーユニットの電動化やダウンサイジングが進められています。では、過去にはどんな小排気量モデルがあったでしょうか? 往年の名車をチェックしてみましょう。 -
これがおすすめ! マツダ・ビジョンXコンパクト:未来の「マツダ2」に期待が高まる【ジャパンモビリティショー2025】
2025.10.31これがおすすめ!ジャパンモビリティショー2025でwebCG編集部の櫻井が注目したのは「マツダ・ビジョンXコンパクト」である。単なるコンセプトカーとしてみるのではなく、次期「マツダ2」のプレビューかも? と考えると、大いに期待したくなるのだ。






























