-
1/172022年10月16日、パリ郊外サン=クルーで行われた「カーズ&コーヒー・フランス」にて。写真の左はイベントの副リーダー、クリスさんと彼の「BMW Z4」、右はスタッフのオーレリアンさんと愛車「ロータス・エキシージ」。
-
2/17午前10時過ぎ、次々と来場車が現れた。これは2代目「アストンマーティン・ヴァンキッシュ」。
-
3/17「ランボルギーニ400GT」の横にスタッフが全員集合。彼らの晴れ晴れとした笑顔を見よ。
-
4/17写真左は「ジャガーEタイプ シリーズ1」。ヘッドランプまわりの造形が後年のモデルよりも純粋である。右は「メルセデス・ベンツ190SLロードスター」。「300SL」よりも日常使いに適していることから、欧州の古典車界にファンは少なくない。
-
5/17「フェラーリ・モンディアル」。全長は約4.5m。1980年代のこうしたコンパクトな跳ね馬が、今となっては懐かしい。
-
6/17「フェラーリ・モンディアル」のインテリア。8気筒モデルとはいえ、質感に手を抜いていないことが分かる。スピードメーターは、後年のモデルが300km/h超まで刻まれているのに対して、まだ280km/hまでである。
-
7/17「ポルシェ944」シリーズのトップモデル「944ターボ」。専用のバンパーには、ハイビームとフォグランプが内蔵されている。
-
8/17黒いリアスポイラーが装着された1990年以降のモデルだ。
-
9/17会長のクリスティーンさん自ら、テント内で来場者全員にコーヒーを振る舞う。
-
10/17「BMW Z4」と副会長のクリスさん。
-
11/17手前は「BMW 3シリーズ」(E30)の「カブリオレ」。やはり欧州で人気なのは、ロールバーとサイドウィンドウのフレームが取り払われた後期型である。
-
12/17クリスさんが誘導しているのは、1980~1985年に生産された「ルノー18ターボ」。新車当時、メーカーは「5ターボ」のスポーティーな印象を、このファミリーカーに反映させた。
-
13/174代目日産スカイラインGT-R
-
14/17右ハンドルであることから英国経由の車両と思われる。
-
15/17来場者を相手に、愛車「ロータス・エキシージ」のコックピット着座を勧めるオーレリアンさん(写真右)。
-
16/17突如「マンスリー・スタローン」降臨!
-
17/17これは会場内での撮影であるが、「スタローン」(写真左)の豪快なエキゾーストノートは、場外で見物する少年たちをも魅了していた。左方では、クリスさんも思わずスマートフォンのレンズを向けている。

大矢 アキオ
Akio Lorenzo OYA 在イタリアジャーナリスト/コラムニスト。日本の音大でバイオリンを専攻、大学院で芸術学、イタリアの大学院で文化史を修める。日本を代表するイタリア文化コメンテーターとしてシエナに在住。NHKのイタリア語およびフランス語テキストや、デザイン誌等で執筆活動を展開。NHK『ラジオ深夜便』では、24年間にわたってリポーターを務めている。『ザ・スピリット・オブ・ランボルギーニ』(光人社)、『メトロとトランでパリめぐり』(コスミック出版)など著書・訳書多数。近著は『シトロエン2CV、DSを手掛けた自動車デザイナー ベルトーニのデザイン活動の軌跡』(三樹書房)。イタリア自動車歴史協会会員。
マッキナ あらモーダ!の新着記事
-
第941回:イタルデザインが米企業の傘下に! トリノ激動の一年を振り返る 2025.12.18 デザイン開発会社のイタルデザインが、米IT企業の傘下に! 歴史ある企業やブランドの売却・買収に、フィアットによるミラフィオーリの改修開始と、2025年も大いに揺れ動いたトリノ。“自動車の街”の今と未来を、イタリア在住の大矢アキオが語る。
-
第940回:宮川秀之氏を悼む ―在イタリア日本人の誇るべき先達― 2025.12.11 イタリアを拠点に実業家として活躍し、かのイタルデザインの設立にも貢献した宮川秀之氏が逝去。日本とイタリアの架け橋となり、美しいイタリアンデザインを日本に広めた故人の功績を、イタリア在住の大矢アキオが懐かしい思い出とともに振り返る。
-
第939回:さりげなさすぎる「フィアット124」は偉大だった 2025.12.4 1966年から2012年までの長きにわたって生産された「フィアット124」。地味で四角いこのクルマは、いかにして世界中で親しまれる存在となったのか? イタリア在住の大矢アキオが、隠れた名車に宿る“エンジニアの良心”を語る。
-
第938回:さよなら「フォード・フォーカス」 27年の光と影 2025.11.27 「フォード・フォーカス」がついに生産終了! ベーシックカーのお手本ともいえる存在で、欧米のみならず世界中で親しまれたグローバルカーは、なぜ歴史の幕を下ろすこととなったのか。欧州在住の大矢アキオが、自動車を取り巻く潮流の変化を語る。
-
第937回:フィレンツェでいきなり中国ショー? 堂々6ブランドの販売店出現 2025.11.20 イタリア・フィレンツェに中国系自動車ブランドの巨大総合ショールームが出現! かの地で勢いを増す中国車の実情と、今日の地位を築くのに至った経緯、そして日本メーカーの生き残りのヒントを、現地在住のコラムニスト、大矢アキオが語る。
新着記事
-
NEW
レクサスRZ350e(FWD)/RZ550e(4WD)/RZ600e(4WD)【試乗記】
2025.12.24試乗記「レクサスRZ」のマイナーチェンジモデルが登場。その改良幅は生半可なレベルではなく、電池やモーターをはじめとした電気自動車としての主要コンポーネンツをごっそりと入れ替えての出直しだ。サーキットと一般道での印象をリポートする。 -
NEW
病院で出会った天使に感謝 今尾直樹の私的10大ニュース2025
2025.12.24デイリーコラム旧車にも新車にも感動した2025年。思いもかけぬことから電気自動車の未来に不安を覚えた2025年。病院で出会った天使に「人生捨てたもんじゃない」と思った2025年。そしてあらためてトヨタのすごさを思い知った2025年。今尾直樹が私的10大ニュースを発表! -
NEW
第97回:僕たちはいつからマツダのコンセプトカーに冷めてしまったのか
2025.12.24カーデザイン曼荼羅2台のコンセプトモデルを通し、いよいよ未来の「魂動デザイン」を見せてくれたマツダ。しかしイマイチ、私たちは以前のようには興奮できないのである。あまりに美しいマツダのショーカーに、私たちが冷めてしまった理由とは? カーデザインの識者と考えた。 -
ホンダ・ヴェゼルe:HEV RS(FF)【試乗記】
2025.12.23試乗記ホンダのコンパクトSUV「ヴェゼル」に新グレードの「RS」が登場。スポーティーなモデルにのみ与えられてきたホンダ伝統のネーミングだが、果たしてその仕上がりはどうか。FWDモデルの仕上がりをリポートする。 -
同じプラットフォームでも、車種ごとに乗り味が違うのはなぜか?
2025.12.23あの多田哲哉のクルマQ&A同じプラットフォームを使って開発したクルマ同士でも、車種ごとに乗り味や運転感覚が異なるのはなぜか? その違いを決定づける要素について、トヨタでさまざまなクルマを開発してきた多田哲哉さんに聞いた。 -
クルマ泥棒を撲滅できるか!? トヨタとKINTOの新セキュリティーシステムにかかる期待と課題
2025.12.22デイリーコラム横行する車両盗難を根絶すべく、新たなセキュリティーシステムを提案するトヨタとKINTO。満を持して発売されたそれらのアイテムは、われわれの愛車を確実に守ってくれるのか? 注目すべき機能と課題についてリポートする。
