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2/24「アストンマーティンDBX」をベースに、さらに動力性能を高めた「DBX707」。空力性能を強化する専用デザインのサイドシルやリアバンパー、ルーフスポイラーにより、視覚的にもベース車との差異化が図られている。
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3/24インテリアでは、ベース車の「DBX」からセンターコンソールを刷新。ドライブモードのセレクトスイッチが新設されたことで、インフォテインメントシステムのサブメニューを開かなくとも、走行モードを切り替えられるようになった。近年は異形タイプのステリングホイールを多用するアストンマーティンだが、「DBX」のそれはシンプルな円形だ。
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4/24フロントとリアには、職人の手になる真ちゅうとエナメルで出来た「アストンマーティン・ウイング」バッジを装着。「DBX707」では、リアのワードマークともどもダーククローム加工が施される。
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5/24フロントまわりでは、パワートレインの冷却効率を高めるべく大型化されたラジエーターグリルが目を引く。横バー型のデイタイムランニングライトも「DBX707」の特徴だ。
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6/244リッターV8ツインターボエンジンについては、過給機をボールベアリングターボチャージャーに変更するとともに、各部に独自のキャリブレーションを実施。大幅な出力向上とトルクアップを実現している。
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7/24計器類に代えて装備される、12.3インチのインフォメーションディスプレイ。走行モードに応じて表示デザインが切り替わり、また画面の一部には、ナビゲーションシステムの地図を映すこともできる。
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8/24マフラーはマットブラック仕上げで、左右2本ずつの計4本出し。エキゾーストサウンドはドライブモードに応じて変化するほか、専用のスイッチによってドライバーが任意で切り替えることも可能だ。
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9/24ダッシュボードの上部に備わる、スタートスイッチとシフトのセレクトスイッチ。昨今のアストンマーティンでは、おなじみの光景だ。
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10/24センターコンソールとサイドドアパネルはピアノブラックが標準。オプションで、カーボンファイバーのパネルも用意される。
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11/2416wayの電動調整機構やシートヒーターなどが装備されたスポーツシート。ベース車に備わるコンフォートシートも、オプションで用意される。
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12/24後席はコンベンショナルな3名乗車式。標準装備のガラスルーフは後席のヘッドルーム付近まで及んでおり、シェードを開けると大きな開放感が得られる。
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13/24ドライブモードは「Terrain」「GT」「Sport」「Sport+」に、カスタマイズモードの「Individual」を加えた全5種類。500mmの最大渡河深度を確保するなど、意外や悪路走破性にも配慮がなされている。
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14/24ドライブモードセレクターには「GT」「Sport」「Sport+」モードでローンチコントロールが使用できるよう改良が加えられたが、(当然のことながら)今回の試乗では試す機会はなかった。
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15/24ブレーキは前にφ420mm×40mmの、後ろにφ390mm×32mmのカーボンセラミックディスクを装備。制動力を高めるとともに、合計で40.5kgもバネ下重量を低減している。
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16/24エアサスペンションは車高調整機能付きで、状況に応じて自動で車高が切り替わる。調整幅は上方が最大45mm、下方が最大50mmで、専用のスイッチによって乗員が任意で上下させることも可能だ。
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17/24本文で紹介される箇所に加え、ドライブトレインでは4WDシステムのトランスファーの制御も変更。より自然で、スポーツカーに近いドライビング特性を獲得している。
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18/24SUVならではの高い機能性も「DBX707」の特徴。荷室容量は、パーセルシェルフより下で491リッター、荷室全体では638リッター。後席は電動格納式で、パワーテールゲートにはジェスチャーコントロール機能も装備される。
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19/24全長5mを超える巨体と、2tを優に超える車両重量を持ちながら、同門のGTスポーツカーに通じるドライブフィールを有していた「アストンマーティンDBX707」。その走りからは、今年で創業110年を迎える老舗の歴史が感じられた。
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20/24アストンマーティンDBX707
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今尾 直樹
1960年岐阜県生まれ。1983年秋、就職活動中にCG誌で、「新雑誌創刊につき編集部員募集」を知り、郵送では間に合わなかったため、締め切り日に水道橋にあった二玄社まで履歴書を持参する。筆記試験の会場は忘れたけれど、監督官のひとりが下野康史さんで、もうひとりの見知らぬひとが鈴木正文さんだった。合格通知が届いたのは11月23日勤労感謝の日。あれからはや幾年。少年老い易く学成り難し。つづく。
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