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1/23
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2/23本国での発表より1年と5カ月、2022年11月に日本に導入された「ポロGTI」のマイナーチェンジモデル。ベースモデルにならい、フロントマスクの意匠が大きく変更された。
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3/23リアまわりでは、大型化されたコンビランプがマイナーチェンジ後の「ポロ」の特徴。「GTI」ではグレード名を示すロゴバッジが、テールゲート左からエンブレムの下に移されている。
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4/23インテリアでは、ステアリングホイールの刷新が大きなトピック。機能面では、ベースモデルと同じくインフォテインメントシステムや空調のコントローラーが最新世代のものにアップデートされているが、デザイン面での変更点はさほど多くはない印象だ。
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5/23「GTI」専用のファブリックシートは、中央部のタータンチェックの柄が変更された。
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6/23新たに採用されたタッチ式の空調コントロールパネルだが、ブラインドでの操作がしづらかったり、細かな調整がしにくかったりと、操作性はイマイチ。
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7/23他のグレードや、マイナーチェンジ前の「GTI」とは異なり、マイナーチェンジ後のGTIには、タッチコントロール式のステアリングスイッチが採用されている。
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8/232リッター直4ターボエンジンの最高出力は207PS/4600-6000rpm、最大トルクは320N・m/1500-4500rpm。マイナーチェンジ前(200PS/4400-6000rpm、320N・m/1500-4350rpm)と比べると、最高出力の数値や、最高出力および最大トルクの発生回転域が若干異なっている。
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9/23トランスミッションは既存の6段DSGから、「ゴルフGTI」と同じ7段DSGに刷新。シフトセレクターの意匠も変更されている。
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10/23前期型は、「ポロ」のなかでもしっとりとした乗り心地だった「GTI」だが、マイナーチェンジ後のモデルの足まわりは、かなり硬めに仕立てられている。
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11/23今回の試乗車には、アクティブダンパーを備えた「“Sport Select”シャシー付きスポーツパフォーマンスキット」と、18インチアルミホイールからなるオプション「“Sport Select”パッケージ」が装備されていた。
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12/23「“Sport Select”パッケージ」に含まれる18インチアルミホイール。タイヤサイズは215/40R18で、試乗車には「コンチネンタル・コンチスポーツコンタクト5」が装着されていた。
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13/23ドライビングプロファイル機能の走行モードは「エコ」「ノーマル」「スポーツ」「カスタム」の4種類。センターコンソールのスイッチとタッチスクリーンで操作する。
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14/23「ポロGTI」に用意されるアクティブダンパーは「ゴルフGTI」等の「DCC」とは異なり、走行状況に合わせて連続的に減衰特性を変化させるような機能は付いていない。減衰力の調整も、15段階で可能なDCCに対し、こちらは「スポーツ」モードと「ノーマル」モードの切り替えができるだけだ。
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15/23動力性能については、0-100km/h加速が6.5秒、最高速が240km/hと公称(欧州仕様)される。WLTCモード燃費は15.6km/リッターとなっている。
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16/23フォルクスワーゲンでおなじみの液晶メーター「Digital Cockpit Pro」。「GTI」のものには専用のグラフィックデザインが採用されており、ラップタイマーなどの機能が搭載される。
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17/23リアバンパーから顔をのぞかせる片側2本出しのマフラー。走行モードで「スポーツ」を選択すると、ときにボン、ボボンと音を立ててヤンチャな走りを演出する。
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18/23先代「6R」型に先祖返りしたかのように、ビュンビュン系のクルマとなったマイナーチェンジ後の「ポロGTI」。この“キャラ変”をファンはどう受け止めるのか? 気になるところである。
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19/23フォルクスワーゲン・ポロGTI
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山田 弘樹
ワンメイクレースやスーパー耐久に参戦経験をもつ、実践派のモータージャーナリスト。動力性能や運動性能、およびそれに関連するメカニズムの批評を得意とする。愛車は1995年式「ポルシェ911カレラ」と1986年式の「トヨタ・スプリンター トレノ」(AE86)。
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