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2/14低く構えたチョッパースタイルが特徴の「ハーレーダビッドソン・ブレイクアウト117」。直接の起源は2013年に登場した「FXSBブレイクアウト」なので、今年でちょうど10周年を迎える。
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3/14空冷と油冷を組み合わせた冷却機構と、OHVでありながら1気筒4バルブのヘッドを持つV型2気筒エンジン「ミルウォーキーエイト」。2023年モデルには、最大排気量の「ミルウォーキーエイト117」が搭載される。
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4/14燃料タンクの容量は5ガロン(18.9リッター)と、従来型より約43%も大きくなった。
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5/14カスタムマシンもかくやという極太のリアタイヤ。タイヤサイズは前:130/60B21、後ろ:240/40R18だ。
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6/14操作性を改善するべく、ハンドルバーライザーとポリッシュ仕上げのステンレス製ハンドルバーは、従来型より高さを4分の3インチ(約2cm)アップ。メーターはなく、代わりに小さなインフォメーションディスプレイが装備される。
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7/14大胆に採用された各所のクローム仕上げも、2023年モデルの「ブレイクアウト」の特徴。使用範囲が広いだけでなく、その仕上がりも非常に美しい。
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8/14エンジンから横に突き出たエアインテーク。少しでも多くの空気を取り込むことで、低・中回転域のトルクを増強させるもので、カスタムバイクを思わせる武骨なデザインも魅力となっている。
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9/14これも2023年モデルの特徴となっている、26本スポークのキャストホイール。切削加工とグロスブラック塗装の組み合わせが目を引く。
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10/14カラーリングは「ビビッドブラック」と「ブラックデニム」「アトラスシルバーメタリック」「バハオレンジ」(写真)の4種類が用意される。
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11/14アメリカンクルーザーらしくシート高は665mmと低く、足つき性は良好。ペダル位置はかなり前目で、ライディングポジションは足を前方に投げ出すようにしてまたがる、フォワードフットコントロールとなる。
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12/14巨大なエンジンに身をゆだねて、どこまでも延々と走っていきたくなる。2023年モデルの「ブレイクアウト」は、そんな“昔ながらのハーレーの魅力”にあふれた一台だった。
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13/14ハーレーダビッドソン・ブレイクアウト117
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田村 十七男
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