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1/14スバルは2023年9月7日、「スバル・レヴォーグ」のマイナーチェンジモデル(社内呼称:アプライドD型)と、SUVのテイストを付与したクロスオーバーモデル「レヴォーグ レイバック」(写真)を発表した。レイバックは「日本市場向けに開発した都会派のモデル」とうたわれる新機種だ。
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2/14車名の「レイバック(LAYBACK)」とは、「くつろぐ」や「ゆったり」「リラックスできる」という意味の英語「Laid Back」をもとにした造語。スバルは「ゆとりある豊かな時間や空間を大切にする気持ち」をそのネーミングに込めたという。
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3/14外装に大きな変更はないものの、先進運転支援システム「アイサイト」やインフォテインメントシステム、HMIが改良されたアプライドD型と呼ばれる最新の「レヴォーグ」。大型のセンターディスプレイや液晶メーター、「アイサイトX」などを備えた上級グレードのみにラインナップが整理されたのも同型の特徴だ。
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4/14「レヴォーグ」のアプライドD型には、新型「クロストレック」から導入が進んでいる広角単眼カメラやドライバー異常検知システムを備えた最新世代の「アイサイト」が採用された。
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5/14スバル独自の先進運転支援システム「アイサイトセイフティプラス」には、一時停止や右左折時などの減速する場面で車速が15km/h未満になると、「部分トップビュー+フロントビュー画面」がセンターモニターに自動的に表示される「AUTOモード」が新たに設定された。
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6/14道路端への幅寄せ、駐車時などに死角になるエリアの確認をカメラでサポートする「デジタルマルチビューモニター」に、車両全周を1画面で確認できる「トップビュー」を追加。実用性と安全性に磨きがかけられた。
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7/14デジタルマルチビューモニターの画面表示例。車両を斜め上から見たような3Dビュー映像によって、運転席からは見えにくい車両周囲の確認をサポートする。
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8/14サポートワイヤの代わりに座面周囲にインサートワイヤを内蔵する、乗降性に配慮しながらホールド性を確保したという新形状のシートが「レヴォーグ レイバック」に採用された。
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9/14「レヴォーグ レイバック」のメーターパネル。12.3インチのフル液晶ディスプレイに円形のスピードメーターとタコメーターを表示する「ノーマル画面」、アイサイト関連の作動状態を大きくわかりやすく表示する「アイサイト画面」(写真)、ナビゲーション情報と連携する「地図画面」に加え、スマホと連動する「ナビアプリ画面」が表示できるようになった。この機能はスバルで初採用となる。
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10/14Apple CarPlayがワイヤレス接続に対応したほか、「クロストレック」に続きランダムに割り当てられた3つの単語を入力することで簡単に目的地を設定できる、英国発の「what3words(ワットスリーワーズ)」による目的地検索システムも搭載している。
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11/14スポーツワゴン「レヴォーグ」をベースに車高と最低地上高を高め、SUVのテイストを付与したクロスオーバーモデル「レヴォーグ レイバック」。現在、先行予約受け付けを行っているが、価格については今秋発表される予定だ。
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12/14「レヴォーグ レイバック」のフロントフェイス。専用デザインのバンパーやグリル、クラッディングなどを採用することで、上質かつ都会的な独自のクロスオーバースタイルを実現したという。
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13/14「レヴォーグ レイバック」には、最高出力177PS、最大トルク300N・mの1.8リッター水平対向4気筒ターボエンジンとチェーン式CVT「リニアトロニック」、スバル独自の4WD機構「シンメトリカルAWD」を組み合わせて搭載。これ以外のパワートレインは設定されていない。
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14/14インストゥルメントパネルのデザインは従来型「レヴォーグ」に準じたもので、大きな変更はない。写真のアッシュ内装色とカッパーステッチは「レヴォーグ レイバック」専用のコーディネートとなる。

玉川 ニコ
自動車ライター。外資系消費財メーカー日本法人本社勤務を経て、自動車出版業界に転身。輸入中古車専門誌複数の編集長を務めたのち、フリーランスの編集者/執筆者として2006年に独立。愛車は「スバル・レヴォーグSTI Sport R EX Black Interior Selection」。
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