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1/19ランボルギーニが発表したコンセプトモデル「ランザドール」。2028年発売予定の新型車を示唆する、BEVのGTカーだ。
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2/19一応はコンセプトカーという扱いの「ランザドール」だが、実際に走行可能なまでにつくり込まれており、今回の取材ではささやかながら試乗も許されていた。
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3/192枚のディスプレイとフライングバットレス型のセンターコンソールが目を引くインストゥルメントパネルまわり。GTカーだけに、車内空間はゆったりとしている。
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4/19インテリアについては、環境に優しい製法を取り入れたサステイナブルレザーや、高級メリノウール、再生ナイロン、リサイクルプラスチック、再生カーボンなど、環境負荷の少ない素材が積極的に取り入れられている点も特徴だ。
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5/19突如無音で現れた、見たことのない、しかし明らかにランボルギーニであることがわかるクルマの姿に、道行く人はみな足を止めていた。
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6/19「モータースポーツ・ギャザリング」における「ランザドール」の発表の様子。横に並ぶのは、(写真向かって左から)「ウルス」と「ウラカン ステラート」である。
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7/19アンベールされる「ランザドール」。次世代戦略「Direzione Cor Tauri」において、2028年に導入されるBEVが2+2シーターのGTであることはアナウンスされていたが、この姿には来場者も驚かされたようだ。
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8/19ランボルギーニの展示エリアを行く「ランザドール」。写真向かって左には、同ブランドのGTの……というかブランドそのものの開祖ともいえる「400GT」の姿が。
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9/19筆者と談笑する、アウトモビリ・ランボルギーニのステファン・ヴィンケルマン社長兼CEO(写真向かって左)。御年60歳だが「まだまだ続ける。自分が決めることじゃないけれど、この仕事がとても気に入っている」とのことだ。
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10/19既存の車形には収まらない「ランザドール」を、ヴィンケルマンCEOは「ウルトラGT」と紹介。「好きか嫌いかは別問題。われわれは人とは違うことをやり、人とは違うものを望むカスタマーがいる」と述べた。
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11/19アンベールされた「ランザドール」を囲む来場者。4ドアモデルでなかったことにネガティブな声もあったようだが、ランボルギーニのマーケティングを統括するフェデリコ・フォスキーニ氏は、「中国や米国ですらセダンの需要は下がっている」と指摘。欧州や中東など、GTカーに好意的なマーケットを例に挙げ、「2+2 GTには未来がある」と語った。
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12/19ランボルギーニでチーフデザイナーを務めるミッティア・ボルケルト氏。「ランザドール」のデザインはスペースシップ(宇宙船)に着想を得たもので、「スーパースポーツカーのプロポーションを高い位置に据えたもの」とのこと。「いつも新しいWAO!を提案するよ」と語った。
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13/19+2の扱いとはいえ、リアシートには必要十分な空間を確保。ユニークな切り欠きの天窓も、どこか宇宙船を思わせる。
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14/19「ランザドール」は前と後ろの2カ所にラゲッジスペースを確保。試乗車のリアラゲッジには、サーフボードとスケートボードが積み込まれていた。同車がどのようなクルマであるか、わかりやすいメッセージだ。
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15/19開発部門責任者のルーベン・モール氏。「エモーションは必ずしもエンジンがすべてじゃない。BEVでこれまでとは別次元のドライバビリティーを実現する」「ドライバーとの一体感において、ゲームチェンジャーになる」と意気込みを述べた。
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16/19「ランザドール」のシステム最高出力は、「レヴエルト」をも上回る1メガワット(約1360PS)以上を標榜(ひょうぼう)。「だからこそペダルマネジメントが重要になる」(ルーベン・モール氏)とのことだ。
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17/19試乗に同行してくれた2人と、筆者の西川 淳氏(写真中央)。モール氏(同左)は、「ランザドール」の走りについて、「最大のポイントは、“電動ランボ”はどのように走らなければならないか? ということ。電気になってもエクストリームさは失わない、むしろエンジン車を上回る驚きを提供しなければ!」と熱く語っていた。
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18/19既存のモデルにはないスタイルに加え、BEVならではのドライビングエクスペリエンスも魅力とされている「ランザドール」。それをフルに試せる日が、今から楽しみだ。
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19/19

西川 淳
永遠のスーパーカー少年を自負する、京都在住の自動車ライター。精密機械工学部出身で、産業から経済、歴史、文化、工学まで俯瞰(ふかん)して自動車を眺めることを理想とする。得意なジャンルは、高額車やスポーツカー、輸入車、クラシックカーといった趣味の領域。
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