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1/7江蘇省宿遷市にあるテインの中国工場を訪問。宿遷市は秦末に劉邦と覇を争った項羽の出身地とされている。
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2/7中国工場の敷地面積は2万1072平方メートルで従業員数は260人。
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3/7ラリーやレースに参加している人、またはスポーツカーのドライバーなら、この緑のダンパーにピンときたはずだ。テインは中国工場だけで年間30万本(2022年)を生産している。
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4/7これほどの規模を誇るテインだが、アフターマーケット専業であり、自動車メーカーへの新車装着用パーツは手がけていない。その理由は第2回以降で解説する。
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5/72018年の夏、オランダから北京までクラシックカーでシルクロードを走るツアーの途中、新疆ウイグル自治区の要衝カシュガルで合流し、その後西安までサポートしてくれた藤本吉郎董事長率いるテインチーム。「タンドラ」とキャンピングトレーラーは当時中国国内ラリーのサービスカーとして活躍していた。
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6/75年前に訪れたトルファンのホテルには、まさに世界中のメーカーのテスト車両が並んでいた。米国デスヴァレーをしのぐほど砂漠地帯でのヒートテストにもってこいなのだという。ホテル裏手には専用の急速充電設備があり、アウディの「e-tron」各車をはじめBEVやPHEVのプロトタイプが出入りしていた。ただし5年前はNEVの一般車はほとんど見かけなかった。
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7/7テロ対策という名目で新疆ウイグル自治区のガソリンスタンドは有刺鉄線で囲まれており、自由に給油することはできない。給油には中国のIDカードが必要でパスポート提示では給油してもらえないところも多かったが、交渉すると内緒だよと売ってくれるスタンドもあった。当たり前だが官と民は違うのである。

高平 高輝
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