-
1/177年ぶりのフルモデルチェンジで登場した、新型「スズキ・スイフト」。
-
2/17新型「スイフト」では、横からだけでなく上から見た際のダイナミックな造形も意図したデザインとなっている。
-
3/17今回はスズキのデザイン部門のなかでも、エクステリア、インテリア、CMFのそれぞれの現場で指揮を振るう4人から、貴重な話を聞くことができた。
-
4/17スズキ 商品・原価企画本部 四輪デザイン部 エクステリアデザイン課の琴田克也氏。
-
5/17新型「スイフト」では、グリルから始まりドアへ向かう強い立体と、張り出した前後フェンダーが全体のデザインテーマとなっている。
-
スズキ スイフト の中古車webCG中古車検索
-
6/17特にフロントマスクのデザインは明快な構成で、かつ立体の強さだけでなく親しみやすさもある新世代のスイフトを表現している。
-
7/17ドアのリフレクションをより意図的に見せるため、ショルダー下に明確なピークをつくるのはある意味現代カーデザインのトレンドでもある。新型「スイフト」ではピークを上下2カ所つけることで、より強くソリッドなドア断面を表現している。
-
8/17ちょっと気になったのが、斜め前/後ろから見たときの前後ランプの出っ張り具合。このあたりは、クルマの構造やら法規対応やらで、非常に難しいところなのだ。
-
9/17スズキ 商品企画本部 四輪デザイン部 インテリアグループの江口裕司氏。
-
10/17江口氏が見せてくれたデザインスケッチ。氏の言う“遠景”とは、インパネとドアトリムをつなぐライトグレーのオーナメントを、“中景”とは、その内側の黒いパネルの箇所を、“近景”とはドライバー側に傾けて備えられたセンタークラスターや、スイッチパネル類を指す。
-
11/17実車のインストゥルメントパネルまわり。デザインスケッチにある、車内空間を包むようなイメージを表現するため、インパネとドアの嵌合(かんごう)部などに工夫が凝らされている。
-
12/17スズキ 商品企画本部 四輪デザイン部 インテリアグループの邉田紘一氏。
-
13/17インテリアの質感を高める各部のオーナメントだが、実は無塗装の樹脂パーツ。余分なコスト増を避けつつ、上質感の追求がなされているのだ。
-
14/17スズキ 商品企画本部 四輪デザイン部 エクステリアグループの高橋秀典氏。
-
15/17美しい光沢が目を引くフロントグリルも、実は無塗装の素地。何カ所かある閉口部は、表面処理にこだわって上手くツヤを抑えている。
-
16/17新色の「クールイエローメタリック」(写真向かって左)と「フロンティアブルーパールメタリック」(同右)。後者はスズキの100周年に当たる2020年へ向けて企画された色だが、コロナ禍などもあって開発が遅れ、この新型「スイフト」でようやく日の目を見ることとなった。
-
17/17

渕野 健太郎
プロダクトデザイナー兼カーデザインジャーナリスト。福岡県出身。日本大学芸術学部卒業後、富士重工業株式会社(現、株式会社SUBARU)にカーデザイナーとして入社。約20年の間にさまざまなクルマをデザインするなかで、クルマと社会との関わりをより意識するようになる。主観的になりがちなカーデザインを分かりやすく解説、時には問題定義、さらにはデザイン提案まで行うマルチプレイヤーを目指している。
スズキ スイフト の中古車webCG中古車検索
エディターから一言の新着記事
-
第855回:タフ&ラグジュアリーを体現 「ディフェンダー」が集う“非日常”の週末 2025.11.26 「ディフェンダー」のオーナーとファンが集う祭典「DESTINATION DEFENDER」。非日常的なオフロード走行体験や、オーナー同士の絆を深めるアクティビティーなど、ブランドの哲学「タフ&ラグジュアリー」を体現したイベントを報告する。
-
第854回:ハーレーダビッドソンでライディングを学べ! 「スキルライダートレーニング」体験記 2025.11.21 アメリカの名門バイクメーカー、ハーレーダビッドソンが、日本でライディングレッスンを開講! その体験取材を通し、ハーレーに特化したプログラムと少人数による講習のありがたみを実感した。これでアナタも、アメリカンクルーザーを自由自在に操れる!?
-
第853回:ホンダが、スズキが、中・印メーカーが覇を競う! 世界最大のバイクの祭典「EICMA 2025」見聞録 2025.11.18 世界最大級の規模を誇る、モーターサイクルと関連商品の展示会「EICMA(エイクマ/ミラノモーターサイクルショー)」。会場の話題をさらった日本メーカーのバイクとは? 伸長を続ける中国/インド勢の勢いとは? ライターの河野正士がリポートする。
-
第852回:『風雲! たけし城』みたいなクロカン競技 「ディフェンダートロフィー」の日本予選をリポート 2025.11.18 「ディフェンダー」の名を冠したアドベンチャーコンペティション「ディフェンダートロフィー」の日本予選が開催された。オフロードを走るだけでなく、ドライバー自身の精神力と体力も問われる競技内容になっているのが特徴だ。世界大会への切符を手にしたのは誰だ?
-
第851回:「シティ ターボII」の現代版!? ホンダの「スーパーONE」(プロトタイプ)を試す 2025.11.6 ホンダが内外のジャーナリスト向けに技術ワークショップを開催。ジャパンモビリティショー2025で披露したばかりの「スーパーONE」(プロトタイプ)に加えて、次世代の「シビック」等に使う車台のテスト車両をドライブできた。その模様をリポートする。
新着記事
-
NEW
トヨタ・アクアZ(FF/CVT)【試乗記】
2025.12.6試乗記マイナーチェンジした「トヨタ・アクア」はフロントデザインがガラリと変わり、“小さなプリウス風”に生まれ変わった。機能や装備面も強化され、まさにトヨタらしいかゆいところに手が届く進化を遂げている。最上級グレード「Z」の仕上がりをリポートする。 -
NEW
レクサスLFAコンセプト
2025.12.5画像・写真トヨタ自動車が、BEVスポーツカーの新たなコンセプトモデル「レクサスLFAコンセプト」を世界初公開。2025年12月5日に開催された発表会での、展示車両の姿を写真で紹介する。 -
NEW
トヨタGR GT/GR GT3
2025.12.5画像・写真2025年12月5日、TOYOTA GAZOO Racingが開発を進める新型スーパースポーツモデル「GR GT」と、同モデルをベースとする競技用マシン「GR GT3」が世界初公開された。発表会場における展示車両の外装・内装を写真で紹介する。 -
バランスドエンジンってなにがスゴいの? ―誤解されがちな手組み&バランスどりの本当のメリット―
2025.12.5デイリーコラムハイパフォーマンスカーやスポーティーな限定車などの資料で時折目にする、「バランスどりされたエンジン」「手組みのエンジン」という文句。しかしアナタは、その利点を理解していますか? 誤解されがちなバランスドエンジンの、本当のメリットを解説する。 -
「Modulo 無限 THANKS DAY 2025」の会場から
2025.12.4画像・写真ホンダ車用のカスタムパーツ「Modulo(モデューロ)」を手がけるホンダアクセスと、「無限」を展開するM-TECが、ホンダファン向けのイベント「Modulo 無限 THANKS DAY 2025」を開催。熱気に包まれた会場の様子を写真で紹介する。 -
「くるままていらいふ カーオーナーミーティングin芝公園」の会場より
2025.12.4画像・写真ソフト99コーポレーションが、完全招待制のオーナーミーティング「くるままていらいふ カーオーナーミーティングin芝公園」を初開催。会場には新旧50台の名車とクルマ愛にあふれたオーナーが集った。イベントの様子を写真で紹介する。































