-
1/13日産自動車は2024年1月、販売会社の奈良日産自動車と共同で、内外装部品のリフレッシュやカスタマイズを施した認定中古車「キューブ レトロリノベーション」のトライアル販売を開始すると発表。実車を報道関係者に公開した。
-
2/13「キューブ レトロリノベーション」は、新車の販売が終了した3代目キューブの中古車をベースに、内外装部品を交換してリフレッシュするとともに、専用カスタマイズ部品を装着してレトロ感を演出したモデル。
-
3/13日産と奈良日産が共同で手がけた認定中古車「キューブ レトロリノベーション」の概要を説明する日産自動車のグローバルアフターセールス商品開発&エンジニアリング事業本部本部長 初鹿野久美氏。
-
4/13ボディー上半分に濃いグレーのフィルムが貼られ、外装は2トーン仕上げになっている。そのデザインモチーフとされたのは路面電車とのこと。
-
5/13フロントグリルはオリジナルデザインの新品部品。日産が2023年の東京オートサロンに参考出品した「キューブ リフレッシュド&レトロコンセプト」のデザインが再現されている。
-
日産 キューブ の中古車webCG中古車検索
-
6/13ゴールドのラインが印象的なリアサイドウィンドウやボディーサイドのステッカーは、「カスタムパッケージ」のメニューが全部入りとなる75万0764円の「プレミアム」に含まれるアイテム。
-
7/13「リフレッシュパッケージ」の「エントリー」を選択すると、ワイパーブレードとワイパーアームが新品に交換される。こうした細かいパーツが新しくなるだけで、クルマの印象はだいぶ変わる。エントリーの概算価格は27万2595円。
-
8/13「リフレッシュパッケージ」の「プレミアム」では「エントリー」と「スタンダード」の内容に加え、ヘッドランプ交換、運転席まわりのスイッチ類交換、カウルトップ交換などのメニューが加わる。プレミアムの概算価格は39万1776円となる。
-
9/13ブラウンにペイントされたホイールカバーが備わるのも「キューブ レトロリノベーション」の特徴。ベースモデルの外板色に合わせてグレーのホイールカバーも選択できるようになっている。
-
10/13「リフレッシュパッケージ」と「カスタムパッケージ」の「プレミアム」が選択された車両では、運転席まわりのスイッチ類とフロアマットなどが新品アイテムに交換される。ただし、スイッチ類の交換は車両コンディションによって異なる。
-
11/13後席の背面まで覆われるブラウンのシートカバーは、「昭和の純喫茶をイメージした」という赤みがかったこだわりのカラーで仕上げられている。純正アイテムだけに、最初から用意されていたかのようなフィット感抜群のフィニッシュだ。
-
12/13「キューブ レトロリノベーション」購入者には、納車記念としてオリジナルのキーケースがプレゼントされる。
-
13/13ボディーカラーは「ビターショコラ」をメインに、ベース車両の在庫によってはブラックやホワイト、グレーの車体色にも対応する。オーダーから早ければ3週間程度で納車されるという。

櫻井 健一
webCG編集。漫画『サーキットの狼』が巻き起こしたスーパーカーブームをリアルタイムで体験。『湾岸ミッドナイト』で愛車のカスタマイズにのめり込み、『頭文字D』で走りに目覚める。当時愛読していたチューニングカー雑誌の編集者を志すが、なぜか輸入車専門誌の編集者を経て、2018年よりwebCG編集部に在籍。
日産 キューブ の中古車webCG中古車検索
デイリーコラムの新着記事
-
トランプも真っ青の最高税率40% 日本に輸入車関税があった時代NEW 2025.9.17 トランプ大統領の就任以来、世間を騒がせている関税だが、かつては日本も輸入車に関税を課していた。しかも小型車では最高40%という高い税率だったのだ。当時の具体的な車両価格や輸入車関税撤廃(1978年)までの一連を紹介する。
-
スズキが未来の技術戦略を発表! “身近なクルマ”にこだわるメーカーが示した問題提起 2025.9.15 スズキが、劇的な車両の軽量化をかなえる「Sライト」や、次世代パワートレインなどの開発状況を発表。未来の自動車はどうあるべきか? どうすれば、生活に寄りそうクルマを提供し続けられるのか? 彼らの示した問題提起と、“身近なクルマ”の未来を考える。
-
新型スーパーカー「フェノメノ」に見る“ランボルギーニの今とこれから” 2025.9.12 新型スーパーカー「フェノメノ」の発表会で、旧知の仲でもあるランボルギーニのトップ4とモータージャーナリスト西川 淳が会談。特別な場だからこそ聞けた、“つくり手の思い”や同ブランドの今後の商品戦略を報告する。
-
オヤジ世代は感涙!? 新型「ホンダ・プレリュード」にまつわるアレやコレ 2025.9.11 何かと話題の新型「ホンダ・プレリュード」。24年の時を経た登場までには、ホンダの社内でもアレやコレやがあったもよう。ここではクルマの本筋からは少し離れて、開発時のこぼれ話や正式リリースにあたって耳にしたエピソードをいくつか。
-
「日産GT-R」が生産終了 18年のモデルライフを支えた“人の力” 2025.9.10 2025年8月26日に「日産GT-R」の最後の一台が栃木工場を後にした。圧倒的な速さや独自のメカニズム、デビュー当初の異例の低価格など、18年ものモデルライフでありながら、話題には事欠かなかった。GT-Rを支えた人々の物語をお届けする。
新着記事
-
NEW
スズキeビターラ
2025.9.17画像・写真スズキの電動化戦略の嚆矢(こうし)となる、新型電気自動車(BEV)「eビターラ」。小柄でありながら力強いデザインが特徴で、またBセグメントのBEVとしては貴重な4WDの設定もポイントだ。日本発表会の会場から、その詳細な姿を写真で紹介する。 -
NEW
第844回:「ホンダらしさ」はここで生まれる ホンダの四輪開発拠点を見学
2025.9.17エディターから一言栃木県にあるホンダの四輪開発センターに潜入。屋内全天候型全方位衝突実験施設と四輪ダイナミクス性能評価用のドライビングシミュレーターで、現代の自動車開発の最先端と、ホンダらしいクルマが生まれる現場を体験した。 -
NEW
アウディSQ6 e-tron(4WD)【試乗記】
2025.9.17試乗記最高出力517PSの、電気で走るハイパフォーマンスSUV「アウディSQ6 e-tron」に試乗。電気自動車(BEV)版のアウディSモデルは、どのようなマシンに仕上がっており、また既存のSとはどう違うのか? 電動時代の高性能スポーツモデルの在り方に思いをはせた。 -
NEW
第85回:ステランティスの3兄弟を総括する(その3) ―「ジープ・アベンジャー」にただよう“コレジャナイ感”の正体―
2025.9.17カーデザイン曼荼羅ステランティスの将来を占う、コンパクトSUV 3兄弟のデザインを大考察! 最終回のお題は「ジープ・アベンジャー」だ。3兄弟のなかでもとくに影が薄いと言わざるを得ない一台だが、それはなぜか? ただよう“コレジャナイ感”の正体とは? 有識者と考えた。 -
NEW
トランプも真っ青の最高税率40% 日本に輸入車関税があった時代
2025.9.17デイリーコラムトランプ大統領の就任以来、世間を騒がせている関税だが、かつては日本も輸入車に関税を課していた。しかも小型車では最高40%という高い税率だったのだ。当時の具体的な車両価格や輸入車関税撤廃(1978年)までの一連を紹介する。 -
内燃機関を持たないEVに必要な「冷やす技術」とは何か?
2025.9.16あの多田哲哉のクルマQ&Aエンジンが搭載されていない電気自動車でも、冷却のメカニズムが必要なのはなぜか? どんなところをどのような仕組みで冷やすのか、元トヨタのエンジニアである多田哲哉さんに聞いた。