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2/20今回の試乗車は「BMW i7 eDrive50 Mスポーツ」。「7シリーズ」全体のフルモデルチェンジから少し遅れて、2023年の第3四半期に納車がスタートした。
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3/20「eDrive50 Mスポーツ」は最高出力455PSの駆動用モーターをリアアクスルに搭載する後輪駆動車だ。
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4/20ボンネット内は補器がたっぷりだが、4WD車のフロントモーターが収まる部分だけはすっぽりと空いている。
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5/20巨大なキドニーグリルがにらみを利かせる。ただでさえ押しが強いのに、夜道では周囲が光ってアピールする。
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6/20この試乗車のボディーカラーは「オキサイドグレー」と「トワイライトパープル」の2トーン。料金体系は少し複雑で、オキサイドグレーとの組み合わせの2トーンが164万3000円、それに組み合わせたBMWインディビジュアルカラーのトワイライトパープルが84万円という内訳だ。
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7/20左右のドアとインストゥルメントパネルをアンビエントライト内蔵のクリスタルバーがぐるりと囲む。ライトの色は音声コマンド等で自由に変えられるが、撮影時はボディーカラーと同じパープル系に設定した。
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8/20センターコンソールのiDriveコントローラーやボリュームダイヤル、シフトセレクターもクリスタルだ。
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9/20「7シリーズ」のステアリングホイールは2本スポークがスタンダードだが、「Mスポーツ」トリムでは「M」ロゴ入りの3本スポークに。インテリアのなかでここだけが妙にスポーティーに感じられる。
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10/20駆動用リチウムイオンバッテリーの容量は圧巻の105.7kWh。全長5390mm、車重2560kgでありながら、WLTCモードの一充電走行距離は652kmにも達する。
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11/20シートはフルレザーメリノとカシミアの組み合わせ。レザーだけでは生み出せない柔らかな掛け心地だ。
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12/20液晶式のメーターパネルは旗艦サルーンらしい落ち着いた描画色だ。撮影地点まで159.9kmも走ってきたのに、まだ駆動用バッテリーが66%も残っている。
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13/20前方のカメラ映像をメーターパネルに映し出せる。トンネル内から外を映しているのにほとんど白飛びしていないのがさすが。
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14/20最終的に320km余りを走った今回の電費は3.8km/kWh。エアコンをオフにするなどはしなかったが、満充電からであれば400kmくらいは走れる計算だ(3.8km×105.7kWh)。
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15/20ホイールベースが3215mmもあるので、後席の足元はご覧のとおり。軽スーパーハイトワゴンなどとは違う、節度をもった広さだ。
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16/20スイッチひとつでオットマンが立ち上がり、背もたれがリクライニングし、助手席が前に倒れる。
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17/20スクリーンサイズ31.3インチのリアシートエンターテインメントエクスペリエンスは75万円のオプション。使わないときは天井に収納されている。
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18/20シートの操作も31.3インチスクリーンの展開・収納も、すべてドアアームレストのタッチパネルで操作可能。もちろん左右に完備する。
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19/20BMW i7 eDrive50 Mスポーツ
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20/20

鈴木 真人
名古屋出身。女性誌編集者、自動車雑誌『NAVI』の編集長を経て、現在はフリーライターとして活躍中。初めて買ったクルマが「アルファ・ロメオ1600ジュニア」で、以後「ホンダS600」、「ダフ44」などを乗り継ぎ、新車購入経験はなし。好きな小説家は、ドストエフスキー、埴谷雄高。好きな映画監督は、タルコフスキー、小津安二郎。
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