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1/7トヨタの超小型EV「C+pod」。2020年12月に法人や自治体を対象としてリリース開始、2021年12月には個人販売もスタートした。それから2年半を経た2024年夏には生産終了することが決まっている。
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2/7「トヨタC+pod」のインテリア。ご覧のとおり定員は2人で、高速道路は走れない。価格も「166万5000円から」とくれば、だったら軽か電動自転車で……となるのもムリはない。
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3/72019年の東京モーターショーではコンパクトな電動コミューターにスポットライトが当てられ、試乗の場が設けられるなど盛り上がりを見せていた。それから4年半がたったものの、街ではさほど見かけない。
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4/7コンパクトな輸送機器について真剣に考えると、軽自動車の商品性の高さは無視できない。なにせ新車の「スズキ・アルト」は100万円そこそこで買えるのだから。しかも、電欠の心配もない。
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5/7軽自動車未満の超小型モビリティーとしては、電動キックボードは身近な存在だ。筆者の家の近所でも、シェアリング形式のサービスを展開している「LUUP」の発着スペースがどんどん増えている。
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6/7「LUUP」は筆者も体験済み。しかし、これはこれで、若者以外には便利で快適なモビリティーとは言いがたい。
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7/7今の世の中を考えると、現実的に受け入れられる超小型モビリティーとは、「軽自動車と電動アシスト自転車の間を埋めるもの」ではなかろうか。トヨタでいえば、2023年に発売した「C+walk S」(写真)のようなシニアカータイプの乗り物と宅配ロボットの中間的なもの、というのが筆者のイメージだ。

清水 草一
お笑いフェラーリ文学である『そのフェラーリください!』(三推社/講談社)、『フェラーリを買ふということ』(ネコ・パブリッシング)などにとどまらず、日本でただ一人の高速道路ジャーナリストとして『首都高はなぜ渋滞するのか!?』(三推社/講談社)、『高速道路の謎』(扶桑社新書)といった著書も持つ。慶大卒後、編集者を経てフリーライター。最大の趣味は自動車の購入で、現在まで通算47台、うち11台がフェラーリ。本人いわく「『タモリ倶楽部』に首都高研究家として呼ばれたのが人生の金字塔」とのこと。
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