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1/102024年5月3日に世界初公開された、フェラーリの新型車「12チリンドリ」。車名のとおり、フロントにはフェラーリ自慢の12気筒エンジンが搭載されている。
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2/10「12チリンドリ」とともに、そのオープントップバージョンである「12チリンドリ スパイダー」(写真)も発表された。リトラクタブルルーフは、14秒でオープン/クローズ可能。
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3/10「12チリンドリ」のインテリア。運転席と助手席には、シンメトリー(左右対称)なコクーンスタイルのデザインを採用。サステイナブルな素材が多い点も特徴とされている。
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4/10フェラーリの名を初めて冠した「フェラーリ125S」(1947年)には、1.5リッターのV12エンジンが搭載されていた。車名の「125」は、1気筒あたりのシリンダー容積が125ccであることに由来する。
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5/101992年に登場したF116型12気筒エンジンは、F133型ユニットへと進化。「550マラネロ」や「575Mマラネロ」、「612スカリエッティ」などに搭載された。写真は612スカリエッティのエンジンルーム。
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6/102013年に鈴鹿サーキットで開催された「フェラーリ・レーシング・デイズ鈴鹿2013」のワンシーン。(写真中央左から順に)「F40」「エンツォ」「F50」と3台の“スペチアーレ”が並んでいる。F40はV8ターボモデルだが、ほか2車種はV12エンジンを搭載する。
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7/10フェラーリ創業者の名を車名に持つ2002年デビューのスペチアーレ「エンツォ」。今に続くF140型V12エンジンが搭載されていた。そのデザインを日本人デザイナー奥山清行氏が担当したことでも知られる。
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8/10「フェラーリ12チリンドリ」のフロントまわりのデザインは、往年の名車「365GTB4デイトナ」をほうふつとさせる。1968年生まれの同モデルも、12気筒のFR車。
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9/10最高出力830PS、最大トルク678N・mを発生する「12チリンドリ」の6.5リッター自然吸気V12エンジン。レブリミットは9500rpmとなっている。
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10/10“デルタウイングシェイプ”と呼ばれる個性的なデザインが目を引く「12チリンドリ」。ボディーサイズは全長×全幅×全高=4733×2176×1292mmで、前後重量配分は48.4:51.6と公表されている。

渡辺 敏史
自動車評論家。中古車に新車、国産車に輸入車、チューニングカーから未来の乗り物まで、どんなボールも打ち返す縦横無尽の自動車ライター。二輪・四輪誌の編集に携わった後でフリーランスとして独立。海外の取材にも積極的で、今日も空港カレーに舌鼓を打ちつつ、世界中を飛び回る。
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