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2/172024年2月29日に発売された「レクサスNX“オーバートレイル”」。大自然と共生しながら上質なアウトドア体験を楽しめるというコンセプトの新グレードだ。
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3/17“オーバートレイル”が設定されるパワートレインは2.5リッタープラグインハイブリッドの「450h+」と2.5リッターハイブリッドの「350h」、2.4リッターターボの「350」の3タイプ。2.5リッター自然吸気の「250」では選べない。
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4/17フロントグリルやドアハンドルの外装パーツをブラックでコーディネート。さらにこの試乗車は“オーバートレイル”専用ボディーカラー「ムーンデザート」をチョイスしている。
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5/172.5リッター4気筒エンジンと前後のモーターを合わせたシステム全体で最高出力309PSを発生。駆動用リチウムイオンバッテリーの容量は18.1kWhで、EV走行換算距離は87km(WLTCモード)。
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6/17標準装備の電子制御式可変ダンパー「AVS」は“オーバートレイル”専用のセッティング。悪路走行に合わせた柔らかめの乗り味だ。
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7/17ダンロップのオールテレインタイヤ「グラントレックAT5」を標準装備。サイズは235/60R18で、豊かなエアボリュームもまた優しい乗り味に寄与している。
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8/17“オーバートレイル”発売と同じタイミングで「NX」自体の一部改良モデルも登場。リアボディーの変形を抑制するブレースの追加など、シャシー性能の強化を図っている。
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9/17インテリアカラーは“オーバートレイル”専用の「モノリス」(一枚岩のような意味)。ブラックと彩度を抑えた黄土色を組み合わせている。
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10/17オーナメントパネルはナチュラルカラーをチョイス。濃淡のコントラストによって地層のような風合いを生み出している。
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11/17センターディスプレイは迫力の14インチ。「450h+」はもともとこのサイズだが、マイナーチェンジで「350h」と「250」にも標準装備になった(従来は9.8インチ)。
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12/17高く設定された地上高とオールテレインタイヤ、そして「トレイル」モードによるトラクション能力によって、ちょっとした林道であれば安心して足を踏み入れられる。
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13/17“オーバートレイル”専用シートの表皮は合皮の「L tex」。本革に近い質感でありながら、本革よりもメンテナンスがしやすく耐久性にも優れている。
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14/17「トレイル」モードのスイッチはシフトセレクター後方に独立してレイアウトされている。「スポーツS」などその他のモードはダッシュボードのダイヤルで選べる。
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15/17荷室の容量は520~1411リッター。アウトドアアクティビティーを楽しむ人でも、これだけ積めれば十分なはずだ。
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16/17レクサスNX450h+“オーバートレイル”
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渡辺 敏史
自動車評論家。中古車に新車、国産車に輸入車、チューニングカーから未来の乗り物まで、どんなボールも打ち返す縦横無尽の自動車ライター。二輪・四輪誌の編集に携わった後でフリーランスとして独立。海外の取材にも積極的で、今日も空港カレーに舌鼓を打ちつつ、世界中を飛び回る。
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