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2/202023年9月に世界初公開され、日本でも2024年3月に発売された、第4世代の「MINIクーパー 3ドア」。今回はこのうち、目玉となる電気自動車バージョンに試乗した。
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3/20「ジョンクーパーワークスシート」と呼ばれる、スポーティーなデザインの前席(オプション)。電動調節機構やヒーターも備わっていた。
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4/20どっしりと安定感のあるたたずまいを見せる、新型「MINIクーパーSE」のリアビュー。点灯パターンを変えられるリアコンビランプも特徴のひとつだ。
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5/20MINIのEVは「クーパーS」「クーパーSE」の2車種構成。今回はこのうち、より高性能なモデルと位置づけられる後者に試乗した。
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6/203858mmの全長に対して、2526mmのホイールベースが確保された「MINIクーパーSE」。サイドビューは、MINI 3ドアとしてはやや胴長な印象だ。
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7/20MINIのアイコンである丸目は新型にも継承された。点灯パターンは3種類から選べ、リモコンキーを持った人が近づくとウインクするように点滅する機能も備わっている。
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8/20「MINIクーパーSE」が0-100km/h加速に要する時間は6.7秒。最高速は170km/hと公表される。
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9/20車内のスイッチ類の多くは、大きな円形センターディスプレイ内のメニューに置き換えられている。
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10/20極めてシンプルな造形のインテリアは、ローバー時代のオリジナルMiniを連想させる。
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11/20鍵穴に挿し込んだキーのような形の始動スイッチや、シフトセレクター、走行モードのセレクターなどはコンパクトなスペースに集約されている。
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12/20後席(写真)は2人掛け。「MINIクーパーSE」の定員は4人である。
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13/20試乗車のホイールは、オプションのうち最大サイズとなる18インチの「スライドスポーク2トーン」ホイール。タイヤはミシュランの「eプライマシー」が組み合わされていた。
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14/20ゴーカートと形容されるMINIならではのきびきびとしたハンドリングは、車重のかさむフル電動モデルとあって、やや緩慢になった。ただし、自然な運転感覚の範囲内で敏しょう性は追求されている。
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15/20試乗車の「スポーツステアリングホイール」。形状としては2スポークタイプで、3本目としてベルトをあしらっているのがデザイン的に新しい。
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16/20「harman/kardonサラウンドサウンドシステム」のドアスピーカー。MINIらしいデザインへの気づかいが伝わってくる。
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17/20「MINIクーパーSE」の国内価格は531万円。購入に際しては、国や地方自治体の定める補助金制度が利用できる。
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18/20MINIクーパーSE
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19/20荷室の容量は後席乗車時で210リッター。最大800リッターにまで拡大できる。
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20/20後席の背もたれは60:40の分割可倒式。写真は、その片側を倒した様子。

渡辺 敏史
自動車評論家。中古車に新車、国産車に輸入車、チューニングカーから未来の乗り物まで、どんなボールも打ち返す縦横無尽の自動車ライター。二輪・四輪誌の編集に携わった後でフリーランスとして独立。海外の取材にも積極的で、今日も空港カレーに舌鼓を打ちつつ、世界中を飛び回る。
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