-
1/16「THE MAGARIGAWA CLUB」で開催された特別プレビューイベントより、ヴィラのガレージに展示された「ディフェンダー・オクタ」。
-
2/16Cピラーに装着された「ディフェンダー・オクタ」のエンブレム。“オクタ(OCTA)”という車名は、ダイヤモンドの原石にみられる特徴的な八面体形状(Octahedron)に由来する。
-
3/16特別なしつらえとなる「ディフェンダー・オクタ」のインテリア(写真は「エディションワン」のもの)。音響機器には、「レンジローバー・スポーツSV」にも採用された、サウンドに合わせてシートが振動し、臨場感やヒーリングの効果を高める「ボディー&ソウルシート」も装備される。
-
4/16「THE MAGARIGAWA CLUB」は千葉県南房総市に位置する会員制のドライビングコース。秘密の内覧会を催すには、うってつけの場所である。
-
5/16ヴィラには「ディフェンダー・オクタ」の特徴を解説・体感する各種展示も。こちらは同車のコンセプトを表したオブジェとのことだが……ちょっと高尚すぎて、記者には分からなかった。
-
ランドローバー ディフェンダー の中古車webCG中古車検索
-
6/16手前のヘッドホンでは、4.4リッターV8エンジンのサウンドを聞くことが可能。
-
7/16「ディフェンダー・オクタ」のエンジンは4.4リッターV8ツインターボエンジンで、635PSの最高出力と750N・mの最大トルク(ダイナミックローンチモード使用時は800N・m)を発生する。
-
8/16オブジェを使った技術解説に「こうしたクルマのお客さんも、技術的な話に興味があるんですね」と感想を述べたところ、解説スタッフいわく「でも、なかには『それより早く実車を見せてくれい!』という方もおられますよ」(笑顔)とのことだった。
-
9/16オンロードでの動力性能だけでなく、悪路走破性も追求されている点が、ライバルにはない「ディフェンダー・オクタ」の魅力だ。
-
10/16最大渡河深度はまさかの1m! 会場には、その深さを示す柱状のオブジェも展示されていた。
-
11/16足まわりには油圧によって4つのサスペンションを協調制御する「6Dダイナミクスサスペンション」を装備。もちろん、悪路走破性を高めるべく独自の改良が施されている。
-
12/16ドライブモードにも、悪路走破性を高める「オクタモード」を設定。ブレーキやサスペンションなどの制御が切り替わる。
-
13/16会場には生産初年度限定モデル「EDITION ONE(エディションワン)」の姿も。
-
14/16「ディフェンダー・オクタ」でひとつ悩ましいのがタイヤ選び。22インチのオールシーズンタイヤを選ぶと最高速は250km/hまで高まるが、20インチのオフロードタイヤ(写真)を選べば、さらに高い悪路走破性が得られる。
-
15/16ヴィラのガレージには、外装色やインテリアトリムのサンプルも展示。契約したカスタマーが、実車を前に自身の「ディフェンダー・オクタ」の仕様を悩める(?)ようになっていた。
-
16/16性能的にもお値段的にも、既存のモデルとは一線を画す存在の「ディフェンダー・オクタ」。クルマそのもののスゴさに加え、こうしたモデルを設定できる(≒買ってくれる顧客が見込める)こと自体に、現行「ディフェンダー」がデビューから5年にして、強固なブランドを築いていることを実感した。

堀田 剛資
猫とバイクと文庫本、そして東京多摩地区をこよなく愛するwebCG編集者。好きな言葉は反骨、嫌いな言葉は権威主義。今日もダッジとトライアンフで、奥多摩かいわいをお散歩する。
ランドローバー ディフェンダー の中古車webCG中古車検索
デイリーコラムの新着記事
-
人気なのになぜ? アルピーヌA110」が生産終了になる不思議 2025.12.17 現行型「アルピーヌA110」のモデルライフが間もなく終わる。(比較的)手ごろな価格やあつかいやすいサイズ&パワーなどで愛され、このカテゴリーとして人気の部類に入るはずだが、生産が終わってしまうのはなぜだろうか。
-
GRとレクサスから同時発表! なぜトヨタは今、スーパースポーツモデルをつくるのか? 2025.12.15 2027年の発売に先駆けて、スーパースポーツ「GR GT」「GR GT3」「レクサスLFAコンセプト」を同時発表したトヨタ。なぜこのタイミングでこれらの高性能車を開発するのか? その事情や背景を考察する。
-
高齢者だって運転を続けたい! ボルボが語る「ヘルシーなモービルライフ」のすゝめ 2025.12.12 日本でもスウェーデンでも大きな問題となって久しい、シニアドライバーによる交通事故。高齢者の移動の権利を守り、誰もが安心して過ごせる交通社会を実現するにはどうすればよいのか? 長年、ボルボで安全技術の開発に携わってきた第一人者が語る。
-
走るほどにCO2を減らす? マツダが発表した「モバイルカーボンキャプチャー」の可能性を探る 2025.12.11 マツダがジャパンモビリティショー2025で発表した「モバイルカーボンキャプチャー」は、走るほどにCO2を減らすという車両搭載用のCO2回収装置だ。この装置の仕組みと、低炭素社会の実現に向けたマツダの取り組みに迫る。
-
業界を揺るがした2025年のホットワード 「トランプ関税」で国産自動車メーカーはどうなった? 2025.12.10 2025年の自動車業界を震え上がらせたのは、アメリカのドナルド・トランプ大統領肝いりのいわゆる「トランプ関税」だ。年の瀬ということで、業界に与えた影響を清水草一が振り返ります。
新着記事
-
NEW
フォルクスワーゲンID. Buzzプロ ロングホイールベース(前編)
2025.12.18あの多田哲哉の自動車放談現在の自動車界では珍しい、100%電動ミニバン「フォルクスワーゲンID. Buzz」。トヨタでさまざまな車両を開発してきた多田哲哉さんが、実車に初めて試乗した感想は? -
NEW
第941回:イタルデザインが米企業の傘下に! トリノ激動の一年を振り返る
2025.12.18マッキナ あらモーダ!デザイン開発会社のイタルデザインが、米IT企業の傘下に! 歴史ある企業やブランドの売却・買収に、フィアットによるミラフィオーリの改修開始と、2025年も大いに揺れ動いたトリノ。“自動車の街”の今と未来を、イタリア在住の大矢アキオが語る。 -
ホンダN-ONE e:G(FWD)【試乗記】
2025.12.17試乗記「ホンダN-ONE e:」の一充電走行距離(WLTCモード)は295kmとされている。額面どおりに走れないのは当然ながら、電気自動車にとっては過酷な時期である真冬のロングドライブではどれくらいが目安になるのだろうか。「e:G」グレードの仕上がりとともにリポートする。 -
人気なのになぜ? アルピーヌA110」が生産終了になる不思議
2025.12.17デイリーコラム現行型「アルピーヌA110」のモデルライフが間もなく終わる。(比較的)手ごろな価格やあつかいやすいサイズ&パワーなどで愛され、このカテゴリーとして人気の部類に入るはずだが、生産が終わってしまうのはなぜだろうか。 -
第96回:レクサスとセンチュリー(後編) ―レクサスよどこへ行く!? 6輪ミニバンと走る通天閣が示した未来―
2025.12.17カーデザイン曼荼羅業界をあっと言わせた、トヨタの新たな5ブランド戦略。しかし、センチュリーがブランドに“格上げ”されたとなると、気になるのが既存のプレミアムブランドであるレクサスの今後だ。新時代のレクサスに課せられた使命を、カーデザインの識者と考えた。 -
車両開発者は日本カー・オブ・ザ・イヤーをどう意識している?
2025.12.16あの多田哲哉のクルマQ&Aその年の最優秀車を決める日本カー・オブ・ザ・イヤー。同賞を、メーカーの車両開発者はどのように意識しているのだろうか? トヨタでさまざまなクルマの開発をとりまとめてきた多田哲哉さんに、話を聞いた。






























