-
1/23
-
2/232024年5月の大幅改良モデルの導入に際し、ついに値下げが断行された「ジープ・ラングラー」。合わせてエントリーグレード「アンリミテッド スポーツ」も復活し、改良前よりやや手の届きやすいモデルとなった。
-
3/23改良後の「ラングラー」では、最新世代のインフォテインメントシステムが採用されたほか、フロント/リアの両方にサイドカーテンエアバッグを初装備。安全性の向上も図られている。
-
4/23フロントシートの調整は手動式。表皮もシンプルなファブリックとなるが、色違いのステッチが施されていたりして質感は悪くない。座り心地も上々だ。
-
5/23リアシートは6:4の分割可倒式。他のグレードとは異なり、カップホルダー付きのセンターアームレストは非装備となる。
-
ジープ ラングラー の中古車webCG中古車検索
-
6/23第5世代の「Uconnect 5」インフォテインメントシステムを搭載した、12.3インチタッチスクリーン。「Apple CarPlay」や「Android Auto」といったスマートフォンとの連携に対応しており、とくに前者はワイヤレス接続が可能となっている。
-
7/23ダッシュボードにはファブリックが張られているが、これがなかなかの風合い。「サハラ」「ルビコン」ではレザー張りとなるが、「こちらのほうがいい」という人もいるのでは?
-
8/23少しでも価格を抑えるためか、外装ではサイドステップが省かれている。販売店オプションでは用意があるので、気になる人はそれを装備するといいだろう。
-
9/23細かいところではフューエルリッドも省略! 上位2グレードでは、ブラックカラーの丸いフューエルリッドが装備される。
-
10/23駆動システムには電子制御式センターデフを備えた「セレクトラック フルタイム4×4」を採用。パートタイム4WDとフルタイム4WDの特徴を併せ持つシステムで、「4H AUTO」モードでは、前後輪の駆動力を自動で可変分配する。
-
11/23シフトセレクターの脇に備わるトランスファーレバー。駆動モードは「2H」「4H AUTO」「4H PART TIME」「4L」の4種類。走行中でもレンジの切り替えが可能なシフトオンザフライシステムが採用されている。
-
12/23足もとには245/75R17サイズのオールテレインタイヤを装着。18インチオールシーズンタイヤの「サハラ」よりはオフロード寄りの設定だが、オンロードでもこちらのほうがむしろ快適だった。
-
13/23「サハラ」「スポーツ」の4WDシステムにはフロントアクスル分離機能が備わっており、2WD走行時にフロントアクスルとホイールハブを切り離すことで、燃費の改善、騒音・振動の軽減を図っている。
-
14/23最高出力272PS、最大トルク400N・mを発生する2リッター直4ガソリンターボエンジン。使用燃料がレギュラーガソリンなのがありがたい。
-
15/23運転支援システムは上級グレードと同等のものを装備しており、アダプティブクルーズコントロール(ACC)やフロント/リアパークアシストなどは備わるが、車線維持支援機能は非設定となる。ACC作動時には、ディスプレイ内に前走車が「ウィリス・ジープ」の絵で表示されて面白い。
-
16/23不整地の斜面をすいすいと登る「ラングラー アンリミテッド スポーツ」。悪路走破性では「ルビコン」にゆずる同車だが、トライアル競技に出るのでもなければ、これでもお釣りがくるレベルのパフォーマンスだろう。
-
17/23荷室容量は898リッター(北米仕様、SAE計測値)で、写真のとおり床下収納も完備。右側壁には「アルパイン製プレミアムスピーカー(9基)」のサブウーハーが装備される。
-
18/23高い悪路走破性に加え、オンロードでの快適性も併せ持っていた「スポーツ」グレード。価格以外にも、積極的に選ぶ理由のあるグレードといえるだろう。
-
19/23ジープ・ラングラー アンリミテッド スポーツ
-
20/23
-
21/23
-
22/23
-
23/23

佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
ジープ ラングラー の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
レクサスLM500h“エグゼクティブ”(4WD/6AT)【試乗記】 2025.10.22 レクサスの高級ミニバン「LM」が2代目への代替わりから2年を待たずしてマイナーチェンジを敢行。メニューの数自体は控えめながら、その乗り味には着実な進化の跡が感じられる。4人乗り仕様“エグゼクティブ”の仕上がりを報告する。
-
トヨタ・カローラ クロスGRスポーツ(4WD/CVT)【試乗記】 2025.10.21 「トヨタ・カローラ クロス」のマイナーチェンジに合わせて追加設定された、初のスポーティーグレード「GRスポーツ」に試乗。排気量をアップしたハイブリッドパワートレインや強化されたボディー、そして専用セッティングのリアサスが織りなす走りの印象を報告する。
-
BMW 525LiエクスクルーシブMスポーツ(FR/8AT)【試乗記】 2025.10.20 「BMW 525LiエクスクルーシブMスポーツ」と聞いて「ほほう」と思われた方はかなりのカーマニアに違いない。その正体は「5シリーズ セダン」のロングホイールベースモデル。ニッチなこと極まりない商品なのだ。期待と不安の両方を胸にドライブした。
-
スズキ・エブリイJリミテッド(MR/CVT)【試乗記】 2025.10.18 「スズキ・エブリイ」にアウトドアテイストをグッと高めた特別仕様車「Jリミテッド」が登場。ボディーカラーとデカールで“フツーの軽バン”ではないことは伝わると思うが、果たしてその内部はどうなっているのだろうか。400km余りをドライブした印象をお届けする。
-
ホンダN-ONE e:L(FWD)【試乗記】 2025.10.17 「N-VAN e:」に続き登場したホンダのフル電動軽自動車「N-ONE e:」。ガソリン車の「N-ONE」をベースにしつつも電気自動車ならではのクリーンなイメージを強調した内外装や、ライバルをしのぐ295kmの一充電走行距離が特徴だ。その走りやいかに。
新着記事
-
NEW
MINIジョンクーパーワークス コンバーチブル(後編)
2025.10.26思考するドライバー 山野哲也の“目”レーシングドライバー山野哲也が「MINIジョンクーパーワークス コンバーチブル」に試乗。前編ではエンジンとトランスミッションの絶妙なハーモニーを絶賛した山野。続いてはワインディングロードでのハンドリング性能について語ってもらった。 -
アウディA6スポーツバックe-tronパフォーマンス(RWD)【試乗記】
2025.10.25試乗記アウディの新しい電気自動車(BEV)「A6 e-tron」に試乗。新世代のBEV用プラットフォーム「PPE」を用いたサルーンは、いかなる走りを備えているのか? ハッチバックのRWDモデル「A6スポーツバックe-tronパフォーマンス」で確かめた。 -
自動車大国のドイツがNO! ゆらぐEUのエンジン車規制とBEV普及の行方
2025.10.24デイリーコラム「2035年にエンジン車の新車販売を実質的に禁止する」というEUに、ドイツが明確に反旗を翻した。欧州随一の自動車大国が「エンジン車禁止の撤廃に向けてあらゆる手段をとる」と表明した格好だが、BEVの普及にはどんな影響があるのか? -
ホンダ・ヴェゼルe:HEV RS
2025.10.23画像・写真本田技研工業は2025年10月23日、SUV「ホンダ・ヴェゼル」の新たなスポーティーグレード「ヴェゼルe:HEV RS」を発表した。専用のドレスアップが施された外装・内装を写真で紹介する。 -
伝統と革新に満ちたコンパクトカー「MINI COOPER 5-DOOR」で行こう!
2025.10.23進化したMINIのゴーカート・フィーリング<AD>世界中に熱狂的なファンを持つ、コンパクトな人気モデル「MINI」。なかでも5ドアの「MINIクーパー」は、今では主流といえるほど支持されている。どんなところが多くの人を引きつけるのか、試乗してその魅力を探った。 -
座ったままで移動できるホンダの「UNI-ONE(ユニワン)」でモビリティーが変わる?
2025.10.23デイリーコラムホンダの着座型電動ハンズフリーパーソナルモビリティー「UNI-ONE(ユニワン)」の法人向け販売がスタートした。車いすやシニアカーとは異なるユニワンの特徴と、その使用によって広がるモビリティーの可能性について考えた。






























