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1/111973年にデビューした「ターボ」は、ポルシェのラインナップでは欠かせないアイコンになっている。
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2/111973年9月13日から開催されたIAAフランクフルトモーターショーでは、ポルシェスタンドに展示されたシルバーのプロトタイプ(9113300157)が注目を浴びた。実動車ではなく、「911S」をベースにモックアップのダミーターボを備えたショーカーであったという。
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3/11BMWのスタンドでは「2002ターボ」と命名されたモデルが初公開されていた。同年のIAAはターボ時代の幕開けを告げるショーであったといえよう。(写真=BMWアーカイブス)
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4/11正式発売に先立って、1974年8月29日、フェリー・ポルシェは、姉であるルイーゼ・ピエヒの70歳の誕生祝いに、「911ターボ」の第1号車を贈った。フェンダーはスリムで、エンジンは2.7リッターの240PS型だった。
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5/111974年10月に開催されたパリサロンで「911ターボ」の量産仕様を発表した。展示車のボディーは「ヴァイパーグリーンダイヤモンド」に塗装され、内装ではブラックレザーとタータンチェックが特徴的であった。
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6/11拡大されたホイールアーチとターボへの吸気口を開口しつつ空力特性を改善する、大きなトレー型リアスポイラーがターボモデルの特徴であった。自然吸気モデルでもこれを装着する例が出た。
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7/11「ターボ」の発売から間もない時期の「911」のカタログ。レースモデルとの近似性を訴えていた。
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8/11テールエンドの左下側にターボチャージャーを備える。ターボ化によってエンジンの発生する熱量はポルシェの生産車中最大となり、冷却ファンの回転の速さを、11枚ブレードのままでクランクシャフトの1.3倍から1.67倍に引き上げている。
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9/11カタログに掲載されたインタークーラー付き3.3ターボの回路説明図。1はエアフローメーター。4はターボ(コンプレッサー)。8はスロットルバルブハウジング。12はターボ(タービン)。14はプレッシャーレギュレーター。15はエアバイパスライン。21は排ガス対策用エアポンプ。
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10/11ポルシェによるターボチャージング技術が飛躍的に向上した要因は、Can-Amシリーズへの挑戦にあった。1972年と1973年シーズンを席巻し、ポルシェのあまりの強さから同シリーズがつまらなくなったとさえいわれた。
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11/11ポルシェは「911ターボ」のみならず、そのターボエンジンをベースとした各モデルでレースを席巻していった。これは1977年のルマン。カーナンバー41は911から派生したGr.5の「935」。後方にGr.6の「936」が見える。この年は936が優勝を果たした。

伊東 和彦
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