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2/19新型「BMW 2シリーズ グランクーペ」は第2世代。開発コードはF74が与えられた。
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3/19同じ「2シリーズ」でも「クーペ」がFRシャシーなのに対し、「グランクーペ」はFFシャシーを使う。さらにハッチバックの「グランツアラー」(もちろんFF)もあり、2シリーズは多様性に富んでいる。
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4/19全長×全幅×全高=4546×1800×1435mmのボディーサイズは先代モデルとほとんど変わらず、2670mmのホイールベースも同寸だ。
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5/19ヘッドランプは新型「1シリーズ」と同じ前後に長い形状になった。
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6/19今回はマイルドハイブリッドの1.5リッター3気筒ターボエンジンを積む「220」(写真)と2リッター4気筒ターボの「M235 xDrive」(後半に出てくる黄色い個体)を試した。
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7/19インテリアはカーブドディスプレイを採用したBMWの最新モデルではおなじみのスタイルに。ダッシュボードの両隅にエアアウトレットとアンビエントライトを統合したシルバーのエリアが設けられている。
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8/19試乗車の「220」は「Mスポーツ」仕様のためスポーツシートを装備。インテリアのレザーフリー化を実現したのも新型の特徴だ。
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9/19ルーフラインが後ろ下がりになっているほか、キャビンの両サイドが絞り込まれているため、基本コンポーネンツを共有する「1シリーズ」よりも後席空間はタイト。身長によってはヘッドルームが窮屈に感じるかもしれない。
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10/19「220」はマイルドハイブリッドも含めたシステム全体で最高出力170PS、最大トルク280N・mを発生。5.8リッター/100kmのWLTPモード燃費も優秀だ。
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11/19背丈を抑えたシフトセレクターによってセンターコンソールはきれいに整頓されている。変速機が8段のトルコン式ATから7段のデュアルクラッチ式ATに変わった。
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12/19インフォテインメントシステムは最新の「BMW OS 9」へと刷新。「Amazon Music」などに加えて、「UNO」や「Starlit Cart」(カートゲーム)などの外部アプリも使えるようになった。ただし、BMWの流儀にのっとってセンターディスプレイはドライバー側に向けてレイアウトされている。
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13/19「M235 xDrive」は最高出力300PS、最大トルク400N・mを発生。0-100km/h加速のタイムは4.9秒をうたう。
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14/19タイヤサイズは235/40R19で、この試乗車は「グッドイヤー・イーグルF1スーパースポーツ」を装着。新型ではホイールに再生アルミ(全体の7割)を使っている。
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15/19足まわりには「アダプティブMサスペンション」を装備。スポーツドライビングを楽しめるだけでなく、タウンライドでも快適な移動を味わえる。
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16/19BMW 220グランクーペ Mスポーツ
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18/19BMW M235i xDriveグランクーペ
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渡辺 敏史
自動車評論家。中古車に新車、国産車に輸入車、チューニングカーから未来の乗り物まで、どんなボールも打ち返す縦横無尽の自動車ライター。二輪・四輪誌の編集に携わった後でフリーランスとして独立。海外の取材にも積極的で、今日も空港カレーに舌鼓を打ちつつ、世界中を飛び回る。
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