-
1/19
-
2/192025年6月に登場した新型「ダイハツ・ムーヴ」。1995年に登場した初代から数えて、最新モデルで7代目となる。今回はターボエンジンを搭載する車両本体価格が189万7500円の「RS」(FWD車)に試乗した。
-
3/1910年半ぶりのフルモデルチェンジを受けて登場した7代目「ムーヴ」の開発コンセプトは、「今の私にジャストフィット 毎日頼れる堅実スライドドアワゴン」。軽自動車としての魅力を全方位で向上させたという。
-
4/19最新モデルは「ムーヴ」としてはこれが初となるリアスライドドアの採用がトピック。「RS」グレードには両側にワンタッチオープン機能/タッチ&ゴーロック機能付きのパワースライドドアが標準で装備される。
-
5/19「ムーヴRS」のリアビュー。今回の試乗車両では「ブラックマイカメタリック×シャイニングホワイトパール」の有償外板色(6万6000円)が選択されていた。この2トーンカラーを含め新型「ムーヴ」には13種類の外板色が設定されている。
-
ダイハツ ムーヴ の中古車webCG中古車検索
-
6/19「ムーヴRS」(FF車)のボディーサイズは全長×全幅×全高=3395×1475×1655mm、ホイールベースは2460mm。これらの寸法は「ムーヴ キャンバス」のFF車と同一である。
-
7/19オーディオや操作系を低い位置に配置し、広い前方視界を確保したインストゥルメントパネル。奇をてらうことのないデザインで、シンプルでわかりやすい操作系が特徴だ。「RS」グレードには、シルバーステッチやシルバー加飾、メッキ加飾などが採用される。
-
8/19Aピラーの傾斜とヒップポイントの位置を最適化したと紹介される新型「ムーヴ」のドライビングポジション。見晴らしがよい視界が確保され、実際に運転しやすいと感じた。シートはシルバーステッチ入りのファブリック表皮で、上質感も演出。
-
9/19後席は50:50の2分割式。可倒/リクライニングに加え、240mmのロングスライド機構が左右席それぞれに備わる。助手席のシート背面にはユーティリティーフックとポケットが用意されている。
-
10/19上屋の揺れは抑えられており、ちょっとしたコーナーを抜けていくときでも爽快な感覚が得られる。スライドドア化による走りへの影響は最小限であり、小型車と比べても「走る・曲がる・止まる」という基本性能は引けを取らないレベルだと感じた。
-
11/19「RS」グレードには最高出力64PS、最大トルク100N・mの0.66リッター直3ターボエンジンが搭載される。これに遊星歯車機構を組み合わせたステップシフト機能付きの「D-CVT」が組み合わされる。
-
12/19後席を最後端にスライドさせた荷室の様子。背もたれは左右個別に倒すことができる。荷室床面には小物などの収納に便利なラゲッジアンダーボックスが設置されている。
-
13/19リアシートを最前方にスライドさせ、リアシートの背もたれをすべて倒した「フルラゲッジモード」と呼ばれるシートアレンジの様子。リアゲートの最大開口幅は1052mm、開口高は865mm、荷室フロア高は660mmと発表されている。
-
14/19「RS」グレードには切削加工が施された15インチの5本スポークアルミホイールが標準で装備される。今回の試乗車は165/65R15サイズの「ブリヂストン・エコピアEP150」タイヤを組み合わせていた。
-
15/19ステアリングホイールの右側に、「RS」グレードで標準装備とされる全車速追従機能付きアダプティブクルーズコントロールのスイッチを配置。ステレオカメラ方式の先進運転支援システム「スマートアシスト」の衝突回避支援機能を全車に搭載している。
-
16/19フロントシートとリアシートの座面がほぼフラットとなり、足を伸ばしてくつろげる「ロングソファモード」にシートをアレンジした様子。室内長は2140mmで、「タント」よりも15mm長い設定だ。
-
17/19かつて軽自動車にはヒョコヒョコとした動きに悩まされるというイメージがあったが、新型「ムーヴ」の乗り心地は良好。高速道路に入っても、流れに乗って軽快に走ることができる。
-
18/19ダイハツ・ムーヴRS
-
19/19

鈴木 真人
名古屋出身。女性誌編集者、自動車雑誌『NAVI』の編集長を経て、現在はフリーライターとして活躍中。初めて買ったクルマが「アルファ・ロメオ1600ジュニア」で、以後「ホンダS600」、「ダフ44」などを乗り継ぎ、新車購入経験はなし。好きな小説家は、ドストエフスキー、埴谷雄高。好きな映画監督は、タルコフスキー、小津安二郎。
ダイハツ ムーヴ の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
ホンダN-ONE e:G(FWD)【試乗記】 2025.12.17 「ホンダN-ONE e:」の一充電走行距離(WLTCモード)は295kmとされている。額面どおりに走れないのは当然ながら、電気自動車にとっては過酷な時期である真冬のロングドライブではどれくらいが目安になるのだろうか。「e:G」グレードの仕上がりとともにリポートする。
-
スバル・クロストレック ツーリング ウィルダネスエディション(4WD/CVT)【試乗記】 2025.12.16 これは、“本気仕様”の日本導入を前にした、観測気球なのか? スバルが数量限定・期間限定で販売した「クロストレック ウィルダネスエディション」に試乗。その強烈なアピアランスと、存外にスマートな走りをリポートする。
-
日産ルークス ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション/ルークスX【試乗記】 2025.12.15 フルモデルチェンジで4代目に進化した日産の軽自動車「ルークス」に試乗。「かどまる四角」をモチーフとしたエクステリアデザインや、リビングルームのような心地よさをうたうインテリアの仕上がり、そして姉妹車「三菱デリカミニ」との違いを確かめた。
-
アストンマーティン・ヴァンテージ ロードスター(FR/8AT)【試乗記】 2025.12.13 「アストンマーティン・ヴァンテージ ロードスター」はマイナーチェンジで4リッターV8エンジンのパワーとトルクが大幅に引き上げられた。これをリア2輪で操るある種の危うさこそが、人々を引き付けてやまないのだろう。初冬のワインディングロードでの印象を報告する。
-
BMW iX3 50 xDrive Mスポーツ(4WD)【海外試乗記】 2025.12.12 「ノイエクラッセ」とはBMWの変革を示す旗印である。その第1弾である新型「iX3」からは、内外装の新しさとともに、乗り味やドライバビリティーさえも刷新しようとしていることが伝わってくる。スペインでドライブした第一報をお届けする。
新着記事
-
NEW
ホンダ・プレリュード(後編)
2025.12.21思考するドライバー 山野哲也の“目”レーシングドライバー山野哲也が新型「ホンダ・プレリュード」に試乗。前編ではパワートレインの制御を絶賛した山野だが、シャシーやハンドリング性能はどう見ているのだろうか。箱根のワインディングロードでの印象を聞いた。 -
フォルクスワーゲンTロックTDI 4MOTION Rライン ブラックスタイル(4WD/7AT)【試乗記】
2025.12.20試乗記冬の九州・宮崎で、アップデートされた最新世代のディーゼルターボエンジン「2.0 TDI」を積む「フォルクスワーゲンTロック」に試乗。混雑する市街地やアップダウンの激しい海沿いのワインディングロード、そして高速道路まで、南国の地を巡った走りの印象と燃費を報告する。 -
失敗できない新型「CX-5」 勝手な心配を全部聞き尽くす!(後編)
2025.12.20小沢コージの勢いまかせ!! リターンズ小沢コージによる新型「マツダCX-5」の開発主査へのインタビュー(後編)。賛否両論のタッチ操作主体のインストゥルメントパネルや気になる価格、「CX-60」との微妙な関係について鋭く切り込みました。 -
フェラーリ・アマルフィ(FR/8AT)【海外試乗記】
2025.12.19試乗記フェラーリが「グランドツアラーを進化させたスポーツカー」とアピールする、新型FRモデル「アマルフィ」。見た目は先代にあたる「ローマ」とよく似ているが、肝心の中身はどうか? ポルトガルでの初乗りの印象を報告する。 -
谷口信輝の新車試乗――ポルシェ911カレラT編
2025.12.19webCG Movies「ピュアなドライビングプレジャーが味わえる」とうたわれる「ポルシェ911カレラT」。ワインディングロードで試乗したレーシングドライバー谷口信輝さんは、その走りに何を感じたのか? 動画でリポートします。 -
ディーゼルは本当になくすんですか? 「CX-60」とかぶりませんか? 新型「CX-5」にまつわる疑問を全部聞く!(前編)
2025.12.19小沢コージの勢いまかせ!! リターンズ「CX-60」に後を任せてフェードアウトが既定路線だったのかは分からないが、ともかく「マツダCX-5」の新型が登場した。ディーゼルなしで大丈夫? CX-60とかぶらない? などの疑問を、小沢コージが開発スタッフにズケズケとぶつけてきました。






























