-
1/16
-
2/16ロー&ロングなスタイルと、豪快な加速性能が魅力のカスタムクルーザーとして、2012年に登場した「ブレイクアウト」。今日の日本では、ハーレーの販売台数で常に「ローライダーST」と1位を争う人気機種となっている。
-
3/162025年モデルより採用された、改良型の「ミルウォーキーエイト117」エンジン。3種類の仕様があり、「ブレイクアウト」の“カスタム”仕様と2024年モデルのエンジンを比べると、最高出力、最大トルクの値に大きな変化はないが、最大トルクの発生回転数が500rpm低められ、より力強いトルク特性となった。
-
4/16タイヤにはミシュランと共同開発した「スコーチャー11」を採用。240/40R18という、極太のリアタイヤが目を引く。
-
5/16燃料タンクに施された、ほのかな“ゴーストフレーム”に注目。5種類あるカラーリングのなかでも、試乗車には+28万6000円の有償ペイント「ミッドナイトファイアーストーム」が用いられていた。
-
6/163000rpmという低い回転数で168N・mの最大トルクを発生するエンジン特性により、「ブレイクアウト」の加速は豪快そのもの。「ローライダーST」よりむしろ強烈に感じられた。
-
7/16クルーザースタイルのモデルだけに、シート高は665mmと低め。彫りの深い形状により、加速時にはライダーのお尻をしっかりと受け止めてくれる。
-
8/16きらびやかなクロームメッキがまぶしいプライマリーカバー。フットレバーはかなり前寄りの、フォワードコントロールのポジションとなっている。
-
9/16ライディングモードセレクターのスイッチは右のスイッチボックス下部に配置。「ロード/レイン/スポーツ」の3つのモードが用意される。
-
10/16高い直進性に寄与する、21インチの巨大なフロントホイール(タイヤサイズは130/60B21)。フロントフォークのレイク角は34°と、チョッパースタイルのクルーザーとしては一般的だが、シャシーやトレール量の調整により、本文のとおり気持ちのよいハンドリングを実現している。
-
11/162025年モデルでは各部の意匠も変更。ヘッドランプは、レンズのふくらんだ縦型の異形デザインから、クラシックな丸型に変えられた。中身はもちろんフルLEDである。
-
12/16メーターは小さな液晶タイプから、4インチ・丸型のアナログタイプに変更。下部には残燃料やライディングモードなどを表示する、LCDディスプレイが備わる。
-
13/16デザイン的にも大きな存在感を放っている、2バレルのマフラー。2 into 2の排気レイアウトでハイフローを実現している。
-
14/16昔ながらのスタイルとは裏腹に、乗れば確実に進化が感じられるハーレーダビッドソンの最新モデル。次はぜひ、クラッチレバーを軽くしてほしい。
-
15/16ハーレーダビッドソン・ブレイクアウト
-
16/16

後藤 武
ライター/エディター。航空誌『シュナイダー』や二輪専門誌『CLUBMAN』『2ストマガジン』などの編集長を経てフリーランスに。エアロバティックスパイロットだった経験を生かしてエアレースの解説なども担当。二輪旧車、V8、複葉機をこよなく愛す。
試乗記の新着記事
-
ホンダ・ヴェゼルe:HEV RS(4WD)【試乗記】 2025.11.15 ホンダのコンパクトSUV「ヴェゼル」にスポーティーな新グレード「RS」が追加設定された。ベースとなった4WDのハイブリッドモデル「e:HEV Z」との比較試乗を行い、デザインとダイナミクスを強化したとうたわれるその仕上がりを確かめた。
-
MINIジョンクーパーワークス エースマンE(FWD)【試乗記】 2025.11.12 レーシングスピリットあふれる内外装デザインと装備、そして最高出力258PSの電動パワーユニットの搭載を特徴とする電気自動車「MINIジョンクーパーワークス エースマン」に試乗。Miniのレジェンド、ジョン・クーパーの名を冠した高性能モデルの走りやいかに。
-
ボルボEX30クロスカントリー ウルトラ ツインモーター パフォーマンス(4WD)【試乗記】 2025.11.11 ボルボの小型電気自動車(BEV)「EX30」にファン待望の「クロスカントリー」が登場。車高を上げてSUVっぽいデザインにという手法自体はおなじみながら、小さなボディーに大パワーを秘めているのがBEVならではのポイントといえるだろう。果たしてその乗り味は?
-
メルセデス・ベンツGLB200d 4MATICアーバンスターズ(4WD/8AT)【試乗記】 2025.11.10 2020年に上陸したメルセデス・ベンツの3列シート7人乗りSUV「GLB」も、いよいよモデルライフの最終章に。ディーゼル車の「GLB200d 4MATIC」に追加設定された新グレード「アーバンスターズ」に試乗し、その仕上がりと熟成の走りを確かめた。
-
アウディSQ5スポーツバック(4WD/7AT)【試乗記】 2025.11.8 新型「アウディSQ5スポーツバック」に試乗。最高出力367PSのアウディの「S」と聞くと思わず身構えてしまうものだが、この新たなSUVクーペにその心配は無用だ。時に速く、時に優しく。ドライバーの意思に忠実に反応するその様子は、まるで長年連れ添ってきた相棒かのように感じられた。
新着記事
-
NEW
第323回:タダほど安いものはない
2025.11.17カーマニア人間国宝への道清水草一の話題の連載。夜の首都高に新型「シトロエンC3ハイブリッド」で出撃した。同じ1.2リッター直3ターボを積むかつての愛車「シトロエンDS3」は気持ちのいい走りを楽しめたが、マイルドハイブリッド化された最新モデルの走りやいかに。 -
NEW
スズキ・クロスビー ハイブリッドMZ(FF/CVT)【試乗記】
2025.11.17試乗記スズキがコンパクトクロスオーバー「クロスビー」をマイナーチェンジ。内外装がガラリと変わり、エンジンもトランスミッションも刷新されているのだから、その内容はフルモデルチェンジに近い。最上級グレード「ハイブリッドMZ」の仕上がりをリポートする。 -
NEW
長く継続販売されてきたクルマは“買いの車種”だといえるのか?
2025.11.17デイリーコラム日本車でも欧州車並みにモデルライフが長いクルマは存在する。それらは、熟成を重ねた完成度の高いプロダクトといえるのか? それとも、ただの延命商品なのか? ずばり“買い”か否か――クルマのプロはこう考える。 -
アルファ・ロメオ・ジュニア(前編)
2025.11.16思考するドライバー 山野哲也の“目”レーシングドライバー山野哲也が「アルファ・ロメオ・ジュニア」に試乗。カテゴリーとしてはコンパクトSUVながら、アルファらしい個性あふれるスタイリングが目を引く新世代モデルだ。山野のジャッジやいかに!? -
ホンダ・ヴェゼルe:HEV RS(4WD)【試乗記】
2025.11.15試乗記ホンダのコンパクトSUV「ヴェゼル」にスポーティーな新グレード「RS」が追加設定された。ベースとなった4WDのハイブリッドモデル「e:HEV Z」との比較試乗を行い、デザインとダイナミクスを強化したとうたわれるその仕上がりを確かめた。 -
谷口信輝の新車試乗――ポルシェ・マカン4編
2025.11.14webCG Moviesポルシェの売れ筋SUV「マカン」が、世代交代を機にフル電動モデルへと生まれ変わった。ポルシェをよく知り、EVに関心の高いレーシングドライバー谷口信輝は、その走りをどう評価する?
注目の記事
-
ブリヂストンが満を持して世に問うた最新スタッドレスタイヤ「ブリザックWZ-1」。その実力に迫る。 特集 -
クルマ好きなら試してみたい旬のタイヤとアクセサリー。webCGのイチオシはこれだ! 特集 -
フルモデルチェンジで全方位に進化した人気のコンパクトカー「MINIクーパー5ドア」の魅力に迫る。 特集 -
この冬注目のオールシーズンタイヤと最新スタッドレスタイヤをwebCGが独自にリポート。 特集
キャンペーン・お得な情報
週間アクセスランキングブレイクアウト
関連キーワード
