-
1/132025年のIAAで発表された新型「BMW iX3」。プラットフォームやパワートレインなどがすべて刷新された新世代のBEVだ。
-
2/13新型の発売は欧州各国では2026年春、アメリカでは2026年夏の予定。2027年までに「ノイエクラッセ」の流れをくむニューモデルが40種以上デビューするという。
-
3/13ボディーサイズは全長×全幅×全高=4782×1895×1635mmで、フットプリントは先代モデルとほぼ同等といえるが、全高が35mmも低くなったことで0.24のCd値を実現している。
-
4/13フロントセクション中央の縦長のキドニーグリル(実際はパネル)は、かつての「ノイエクラッセ」がモチーフ。外縁部にはLEDが仕込まれている。
-
5/13ドライブトレインは前後各1基ずつのモーター(フロントが同期式、リアが非同期式)。システム全体で最高出力470PS、最大トルク645N・mを発生する。
-
BMW の中古車webCG中古車検索
-
6/13ドアパネルやセンターコンソールなどを大型コンポーネントで構成したインテリアは整理整頓が行き届いている。シートの電動調整スイッチがメルセデスのようにドアに付いている。
-
7/13レザーフリー化が推し進められており、標準のシート表皮はファブリック。人工皮革のヴェガンザ(ビーガンレザー)。がオプションで選べる。
-
8/13後席はこのサイズのSUVとしては標準的な居住空間だ。座面の中央を盛り上げて左右をセパレートしているため、5人乗車はちょっと難しそう。
-
9/13足まわりはフロントがダブルジョイント式のストラット、リアはバネとダンパーを別々に配置した新開発の5リンク式を採用している。
-
10/13シフトセレクターまわりも既存のBMW車では見たことがない新意匠。ただし、現行モデルと同じように操作できるよう配慮してあるのはさすがだ。
-
11/13ステアリングホイールも新意匠。横方向のスイッチパネルはリムとつながっておらず、上下の2本スポークという独特のスタイルだ。
-
12/13「パノラミックiDrive」はウインドシールドの基部にレイアウトされる。メーターパネルにあたる部分以外の表示項目はセンターディスプレイをドラッグ&ドロップすることで簡単にカスタマイズできる。
-
13/13ラゲッジルームの容量は520~1750リッター。BEVらしくフロントにも58リッターの収納スペースが備わっている。

渡辺 慎太郎
BMW の中古車webCG中古車検索
エディターから一言の新着記事
-
第842回:スバルのドライブアプリ「SUBAROAD」で赤城のニュルブルクリンクを体感する 2025.8.5 ドライブアプリ「SUBAROAD(スバロード)」をご存じだろうか。そのネーミングからも想像できるように、スバルがスバル車オーナー向けにリリースするスマホアプリである。実際に同アプリを使用したドライブの印象をリポートする。
-
第841回:大切なのは喜びと楽しさの追求 マセラティが考えるイタリアンラグジュアリーの本質 2025.7.29 イタリアを代表するラグジュアリーカーのマセラティ……というのはよく聞く文句だが、彼らが体現する「イタリアンラグジュアリー」とは、どういうものなのか? マセラティ ジャパンのラウンドテーブルに参加し、彼らが提供する価値について考えた。
-
第840回:北の大地を「レヴォーグ レイバック」で疾駆! 霧多布岬でスバルの未来を思う 2025.7.23 スバルのクロスオーバーSUV「レヴォーグ レイバック」で、目指すは霧多布岬! 爽快な北海道ドライブを通してリポーターが感じた、スバルの魅力と課題とは? チキンを頬張り、ラッコを探し、六連星のブランド改革に思いをはせる。
-
第839回:「最後まで続く性能」は本当か? ミシュランの最新コンフォートタイヤ「プライマシー5」を試す 2025.7.18 2025年3月に販売が始まったミシュランの「プライマシー5」。「静粛性に優れ、上質で快適な乗り心地と長く続く安心感を提供する」と紹介される最新プレミアムコンフォートタイヤの実力を、さまざまなシチュエーションが設定されたテストコースで試した。
-
第838回:あの名手、あの名車が麦畑を激走! 味わい深いベルギー・イープルラリー観戦記 2025.7.5 美しい街や麦畑のなかを、「セリカ」や「インプレッサ」が駆ける! ベルギーで催されたイープルラリーを、ラリーカメラマンの山本佳吾さんがリポート。歴戦の名手が、懐かしの名車が参戦する海外ラリーのだいご味を、あざやかな写真とともにお届けする。
新着記事
-
NEW
MINIジョンクーパーワークス コンバーチブル(FF/7AT)【試乗記】
2025.9.8試乗記「MINIコンバーチブル」に「ジョンクーパーワークス」が登場。4人が乗れる小さなボディーにハイパワーエンジンを搭載。おまけ(ではないが)に屋根まで開く、まさに全部入りの豪華モデルだ。頭上に夏の終わりの空気を感じつつ、その仕上がりを試した。 -
NEW
第318回:種の多様性
2025.9.8カーマニア人間国宝への道清水草一の話題の連載。ステランティスが激推しするマイルドハイブリッドパワートレインが、フレンチクーペSUV「プジョー408」にも搭載された。夜の首都高で筋金入りのカーマニアは、イタフラ系MHEVの増殖に何を感じたのか。 -
NEW
商用車という名の国民車! 「トヨタ・ハイエース」はなぜ大人気なのか?
2025.9.8デイリーコラムメジャーな商用車でありながら、夏のアウトドアや車中泊シーンでも多く見られる「ハイエース」。もはや“社会的インフラ車”ともいえる、同車の商品力の高さとは? 海外での反応も含め、事情に詳しい工藤貴宏がリポートする。 -
フォルクスワーゲン・ゴルフRアドバンス(前編)
2025.9.7ミスター・スバル 辰己英治の目利き「フォルクスワーゲン・ゴルフ」のなかでも、走りのパフォーマンスを突き詰めたモデルとなるのが「ゴルフR」だ。かつて自身が鍛えた「スバルWRX」と同じく、高出力の4気筒ターボエンジンと4WDを組み合わせたこのマシンを、辰己英治氏はどう見るか? -
ロイヤルエンフィールド・クラシック650(6MT)【レビュー】
2025.9.6試乗記空冷2気筒エンジンを搭載した、名門ロイヤルエンフィールドの古くて新しいモーターサイクル「クラシック650」。ブランドのDNAを最も純粋に表現したという一台は、ゆっくり、ゆったり走って楽しい、余裕を持った大人のバイクに仕上がっていた。 -
BMWの今後を占う重要プロダクト 「ノイエクラッセX」改め新型「iX3」がデビュー
2025.9.5エディターから一言かねてクルマ好きを騒がせてきたBMWの「ノイエクラッセX」がついにベールを脱いだ。新型「iX3」は、デザインはもちろん、駆動系やインフォテインメントシステムなどがすべて刷新された新時代の電気自動車だ。その中身を解説する。