-
1/122025年9月24日に国内初披露された、フェラーリの新型スーパースポーツカー「849テスタロッサ」。
-
2/12フェラーリにとって重要な名称を受け継ぐ「849テスタロッサ」。数字のパートは「8気筒で1気筒あたり499cc」を意味している。
-
3/12フロントフェイスは、先にデビューしたスペチアーレ「F80」に通じるデザインとされている。
-
4/12「849テスタロッサ」のボディーサイズは全長×全幅×全高=4718×1999×1225mm。先代にあたる「SF90ストラダーレ」とほとんど変わらない。
-
5/12多くのクルマ好きが「テスタロッサ」と聞いてまずイメージするのは、1984年にデビューしたこの「フェラーリ・テスタロッサ」だろう。ピニンファリーナが生んだウエッジシェイプのデザインは、30年以上を経た今なお、オリジナリティーに富み普遍性のある魅力を放っている。
-
6/12水平基調が強調された「テスタロッサ」のリアビュー。それまで10年以上にわたってフェラーリのシンボルとして親しまれた丸型テールランプは廃止された。
-
7/12初めてテスタロッサ(TR)の名が使われたのは「フェラーリ500TR」(1956年)。最高出力180PSを発生する2リッター直4エンジンを搭載し、最高速は245km/hと伝えられる。
-
8/121957年に登場した「250テスタロッサ」。フロントのパワーユニットは3リッターV12エンジンで、最高出力300PSを発生した。
-
9/12「849テスタロッサ」はエンジンにモーターを組み合わせるPHEVである。モーターはフロントに2基、リアに1基が配置され、4輪を駆動する。
-
10/12デザインの妙で、「849テスタロッサ」の車内はシングルシートのコックピットのようにも見えて(乗車定員は2人)、あくまでドライバー主体のマシンであることを意識させる。
-
11/12宙に浮いているようにも見える特徴的なシフトセレクター。ステアリングホイールから近い位置にレイアウトされている。
-
12/12「849テスタロッサ」のデリバリーは、まず欧州で2026年の第3四半期にスタート。日本では2027年に開始される見通しとなっている。

西川 淳
永遠のスーパーカー少年を自負する、京都在住の自動車ライター。精密機械工学部出身で、産業から経済、歴史、文化、工学まで俯瞰(ふかん)して自動車を眺めることを理想とする。得意なジャンルは、高額車やスポーツカー、輸入車、クラシックカーといった趣味の領域。
デイリーコラムの新着記事
-
新型「シトロエンC3」が上陸 革新と独創をまとう「シトロエンらしさ」はこうして進化するNEW 2025.11.13 コンセプトカー「Oli(オリ)」の流れをくむ、新たなデザイン言語を採用したシトロエンの新型「C3」が上陸。その個性とシトロエンらしさはいかにして生まれるのか。カラー&マテリアルを担当した日本人デザイナーに話を聞いた。
-
“Baby G”の開発状況は? 来日したメルセデスAMGの開発トップにインタビュー 2025.11.12 ジャパンモビリティショー2025の開催に合わせて、メルセデスAMGのCEOであるミヒャエル・シーベ氏が来日。自動車メディアとのグループインタビューに応じた。「コンセプトAMG GT XX」に込めた思いや電動化時代のAMGの在り方などを聞いてみた。
-
軽規格でFR!? 次の「ダイハツ・コペン」について今わかっていること 2025.11.10 ダイハツがジャパンモビリティショー2025で、次期「コペン」の方向性を示すコンセプトカー「K-OPEN」を公開した。そのデザインや仕様は定まったのか? 開発者の談話を交えつつ、新しいコペンの姿を浮き彫りにしてみよう。
-
新型「日産エルグランド」はこうして生まれた! 開発のキーマンがその背景を語る 2025.11.7 日産が「ジャパンモビリティショー2025」に新型「エルグランド」を出展! およそ16年ぶりにフルモデルチェンジする大型ミニバンは、どのようなクルマに仕上がっており、またそこにはどんな狙いや思いが込められているのか? 商品企画の担当者に聞いた。
-
次世代のスバルをここから 車両開発の最前線「イノベーションハブ」とは? 2025.11.6 スバルが2024年1月に開設した群馬・太田の「イノベーションハブ」。新技術や次世代スバル車の開発拠点となる同施設の内部と、そこで生み出されたジャパンモビリティショー2025で話題のコンセプトモデルを紹介する。
新着記事
-
NEW
あの多田哲哉の自動車放談――フォルクスワーゲン・ゴルフTDIアクティブ アドバンス編
2025.11.13webCG Movies自動車界において、しばしば“クルマづくりのお手本”といわれてきた「フォルクスワーゲン・ゴルフ」。その最新型の仕上がりを、元トヨタの多田哲哉さんはどう評価する? エンジニアとしての感想をお伝えします。 -
NEW
新型「シトロエンC3」が上陸 革新と独創をまとう「シトロエンらしさ」はこうして進化する
2025.11.13デイリーコラムコンセプトカー「Oli(オリ)」の流れをくむ、新たなデザイン言語を採用したシトロエンの新型「C3」が上陸。その個性とシトロエンらしさはいかにして生まれるのか。カラー&マテリアルを担当した日本人デザイナーに話を聞いた。 -
NEW
第936回:イタリアらしさの復興なるか アルファ・ロメオとマセラティの挑戦
2025.11.13マッキナ あらモーダ!アルファ・ロメオとマセラティが、オーダーメイドサービスやヘリテージ事業などで協業すると発表! 説明会で語られた新プロジェクトの狙いとは? 歴史ある2ブランドが意図する“イタリアらしさの復興”を、イタリア在住の大矢アキオが解説する。 -
NEW
ディフェンダー・オクタ(後編)
2025.11.13谷口信輝の新車試乗ブーム真っ盛りのSUVのなかで、頂点に位置するモデルのひとつであろう「ディフェンダー・オクタ」。そのステアリングを握ったレーシングドライバー谷口信輝の評価やいかに? -
MINIジョンクーパーワークス エースマンE(FWD)【試乗記】
2025.11.12試乗記レーシングスピリットあふれる内外装デザインと装備、そして最高出力258PSの電動パワーユニットの搭載を特徴とする電気自動車「MINIジョンクーパーワークス エースマン」に試乗。Miniのレジェンド、ジョン・クーパーの名を冠した高性能モデルの走りやいかに。 -
“Baby G”の開発状況は? 来日したメルセデスAMGの開発トップにインタビュー
2025.11.12デイリーコラムジャパンモビリティショー2025の開催に合わせて、メルセデスAMGのCEOであるミヒャエル・シーベ氏が来日。自動車メディアとのグループインタビューに応じた。「コンセプトAMG GT XX」に込めた思いや電動化時代のAMGの在り方などを聞いてみた。
注目の記事
-
この冬注目のオールシーズンタイヤと最新スタッドレスタイヤをwebCGが独自にリポート。 特集 -
圧巻のタフネスとキャパシティー。MTBのトップライダーを支える「ディフェンダー130」の活躍に迫る。 特集 -
フルモデルチェンジで全方位に進化した人気のコンパクトカー「MINIクーパー5ドア」の魅力に迫る。 特集 -
ブリヂストンが満を持して世に問うた最新スタッドレスタイヤ「ブリザックWZ-1」。その実力に迫る。 特集
キャンペーン・お得な情報
週間アクセスランキング総合
-
新型「日産エルグランド」はこうして生まれた! 開発のキーマンがその背景を語る 2025.11.7 デイリーコラム -
マクラーレンが日本限定のスペシャルモデル「GTS Signature Collection(シグネチャーコレクション)」を発表 2025.10.29 自動車ニュース -
現行型でも中古車価格は半額以下! いま本気で狙いたい特選ユーズドカーはこれだ! 2025.11.3 デイリーコラム -
トヨタが新型「ハイラックス」を世界初公開 ディーゼルのほかBEVやFCEVを設定 2025.11.10 自動車ニュース -
軽規格でFR!? 次の「ダイハツ・コペン」について今わかっていること 2025.11.10 デイリーコラム
