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2/20スズキ初の量販BEVであり、インド生産の世界戦略車であり、またスズキ初のSDV(ソフトウエア・デファインド・ビークル)ともされている「eビターラ」。あらゆる意味でスズキの次世代戦略を占う一台である。
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3/20ダッシュボードの横一文字のトリムと、2枚のディスプレイからなるインターフェイスが目を引くインテリア。ダイヤル式のシフトセレクターなどは、トヨタ/スバルのBEVと共用となっている。
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4/20上級グレード「Z」に装備される、合皮とファブリックのコンビシート。運転席には10wayの電動調整機構が備わる。全車において運転席・助手席に3段階で温度調整が可能なシートヒーターが装備され、その操作はタッチスクリーンで行う。
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5/20「eビターラ」の特徴のひとつであるインテグレーテッドディスプレイ。ナビゲーションシステムに、オーディオなどのメディア、空調、充電システムの設定と、さまざまな機能がここに統合されている。
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6/20後席には6:4分割のスライド&リクライニング機構、および4:2:4分割の可倒機構を採用。後席の乗員向けに、USB Typ-A/Type-CポートやAC100V 1500W電源などが備わる。
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7/20荷室容量は、後席のスライド位置に応じて238~306リッターで可変(5人乗車時)。寸法は荷室長×荷室幅×荷室高=835×1165×660mmで、後席を倒すと荷室長は1455mmまで拡張できる。
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8/20電動パワートレインは、FinDreams Battery製のリン酸鉄リチウムイオン電池とブルーネクサス製のeアクスルの組み合わせ。今回試乗した「Z 4WD」の場合、電費は144Wh/km、航続距離は472kmとされる(WLTCモード)。
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9/20センターコンソールに備わるドライブモードのスイッチ。モードは「エコ」「ノーマル」「スポーツ」の3種類で、さらに悪条件下での走行を想定して、FWD車には「スノー」、4WD車には「トレイル」モードが用意される。
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10/20センターコンソールに備わる「イージードライブペダル」のスイッチ。あらかじめ設定しておいた回生ブレーキの強さをワンボタンで呼び出す仕組みで、回生ブレーキの強さを逐次調整するような機能は備わっていない。その下に備わるのは、4WD車専用の「ヒルディセントコントロール」のボタンだ。
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11/20遠方取材のアシとしても活用した今回の試乗では、高速道路を中心に730.5kmを走行。車載計読みで5.0km/kWh(200Wh/km)の電費を記録した。カタログ値は144Wh/kmなので、歩留まりは7割ちょっと、といった勘定だ。
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12/20足元の仕様は18インチアルミホイールに225/55R18サイズのタイヤの組み合わせで、ホイールには空力性能を高める樹脂製ガーニッシュが標準で装備される。
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13/20出力150kWの岡崎SA(下り)の充電器にて。30分の充電の結果は31.6570kWhとなった。途中、目を離したすきに他のBEVが来て“2台同時充電”が行われ、充電器の出力が低下した可能性もあるが……。
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14/20充実した快適装備も「eビターラ」の魅力。上級グレード「Z」では、サンシェード付きのガラスルーフやインフィニティのプレミアムサウンドシステムが標準で装備される。
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15/20入門編のBEVとして、十分な資質を備えていた「eビターラ」。これからBEVとの生活を始めてみようかな、という方は、ぜひマイカー候補として胸にとどめておいてほしい。
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16/20スズキeビターラZ
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生方 聡
モータージャーナリスト。1964年生まれ。大学卒業後、外資系IT企業に就職したが、クルマに携わる仕事に就く夢が諦めきれず、1992年から『CAR GRAPHIC』記者として、あたらしいキャリアをスタート。現在はフリーのライターとして試乗記やレースリポートなどを寄稿。愛車は「フォルクスワーゲンID.4」。
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