
【スペック】全長×全幅×全高=4205×1760×1520mm/ホイールベース=2575mm/車重=1310kg/駆動方式=FF/1.4リッター直4DOHC16バルブターボ・インタークーラー付き(122ps/5000rpm、20.4kgm/1500-4000rpm)/価格=248.0万円(テスト車=同じ)
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【スペック】全長×全幅×全高=4205×1760×1520mm/ホイールベース=2575mm/車重=1310kg/駆動方式=FF/1.4リッター直4DOHC16バルブターボ・インタークーラー付き(122ps/5000rpm、20.4kgm/1500-4000rpm)/価格=248.0万円(テスト車=同じ)
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ゴルフの現行ラインナップは、1.4リッターツインチャージャーの「TSIコンフォートライン」(140ps/22.4kgm)と「GT TSI」(170ps/24.5kgm)、2リッターシングルチャージャーの「GTI」(200ps/28.6kgm)、3.2リッターV6の「R32」(250ps/32.6kgm)の4グレードに、今回登場した「TSIトレンドライン」の計5グレード。「TSIトレンドライン」は、従来のエントリーモデル「E」に代わるモデル。
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20.4kgmの最大トルクを1500-4000rpmで発生するというスペックは、ドライブ中に感じる扱いやすさで体感できる。1250rpmですでに最大トルクの80%を発生しているという。1.4リッターTSIのツインチャージャー版に較べると、エンジン単体で14kgもの軽量化が図られていることも特筆すべき。
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従来の6段DSGが湿式多板クラッチを採用していたのに対し、今回デビューの7段DSGは乾式クラッチを採用している。乾式はクラッチ冷却用のオイルが不要になるほか、周辺の機構を簡素化できる。そのため6段DSGの93kgから70kgへと重量が大幅に軽くなった。また、オイル回路で生じていたパワーロスが減ったことで、トランスミッションがパワーを伝達する効率自体も上がっている。
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ターボによるシングルチャージャーシステムが効率よく力を発揮する理由のひとつが、インテークマニホールドに組み込まれる水冷式インタークーラー。意外なことに、フォルクスワーゲン初の水冷式インタークーラーだという。
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新しい7段DSGは、25.5kgmまでのトルクに対応する強度と、従来の6段DSGより369mm短いというコンパクトさを両立した。結果、「ポロ」クラスから「パサート」クラスまで幅広く対応すると予想される。現在、DSGは年産40万機であるが、本年中には倍の80万機にまで増える予定だという。
『フォルクスワーゲン・ゴルフ TSIトレンドライン(FF/7AT)【試乗速報】』の記事ページへ戻る