2006ワークスチューニンググループ合同試乗会(STI篇)【試乗記】
2006ワークスチューニンググループ合同試乗会(STI篇) 2006.07.12 試乗記 レガシィB4 tuned by STI(4WD/6MT) 自動車メーカー直系のチューニングメーカー5社による「ワークスチューニンググループ合同試乗会」に、『webCG』本諏訪と関が参加した。マイナーチェンジしたばかりの「レガシィB4」はSTIの味付けで、どう変わったか。色黒だけどいぶし銀……レガシィB4 tuned by STI(4WD/6MT)
本諏訪(以下「も」):2006年5月にマイナーチェンジしたばかりの「レガシィB4 2.0GT B.spec」が素材です。
関(以下「せ」):ターボモデルにもようやく6段MTが搭載されましたからね。「カッ飛びオヤジ」も大満足じゃないでしょうか。
も:レガシィユーザーが求めるのは「大人の走り」ね。
せ:このクルマ、見た目がとてもシックです。チューニングカーっぽくない。
も:黒いボディカラーも落ち着いた感じだし、フロントアンダースカートとトランクスポイラーもごく控えめに付いてます。
せ:でもこのパーツは、高速時の車両安定性の向上にかなり貢献しているとか。
も:インテリアもシルバーのパーツを控えて、ブラック感を増強。
せ:STIのオリジナルシートもまっ黒ですね。これは座ってもタイトすぎず乗り降りもしやすいので、アベックでも安心。
も:走ってみようか。
せ:とりあえずインテリジェントモードにしました。
も:レガシィはマイチェンで環境性能をかなり意識したからね。その部分はSTIも大切にしているわけ。だからパワーユニットには手を付けず、音の演出のためにマフラーが交換されたのみ。
せ:このモードなら、私もガンガンアクセル踏んでいけます! パワーが控えめって、むしろ楽しい〜!
も:その使い方はどうかと思うけど……。
せ:しかしこれは乗り心地がバッチグーですね。STIチューニングのビルシュタインダンパーがよく働いてる気がします。特に高速コーナーがいいですね。安心安心!
も:マイチェンでアップしたベース車のボディ剛性を、さらにフロントタワーバー/ロアアームバーで強化。リアサスペンションリンクにはピロボールブッシュを採用するなどして、ダンパーの持っている性能を十分に引き出しているんだそうだ。
せ:いやー、乗り心地が快適で運転も楽しいからいくらでも走れますね。もう頭の血管がパンパンですよ。
も:……倒れないでね。
せ:アルミホイールはスピニング工法を取り入れた鋳造製法で、一本あたり約3kgもの軽量化を果たしたそうです。
も:そういう地道な努力も、こういう走りと乗り心地に効いてるんでしょう。
せ:レガシィのマイナーチェンジもかなり地道な内容ですけど、このSTIのチューニングもまた地道ですね。
も:それこそが「らしさ」だね。
せ:チューニングコンセプトは「快適性を損なわずに走りの性能を向上」という、まあ言ってしまえばよく聞く言葉なのですが……。
も:このクルマはかなり高次元でそれが両立されてますね。
せ:降りてから見つけたんですけど、このへこたれないブレーキはブレンボ製のキャリパーじゃないですか!
も:これもゴールドやレッドで主張したりせず、ブラック塗装。
せ:いやー、渋い。まさにいぶし銀の一台ですな。
(文=webCG本諏訪裕幸&関顕也/写真=峰昌宏/2006年7月)
・2006ワークスチューニンググループ合同試乗会(TRD篇)
http://www.webcg.net/WEBCG/impressions/000018431.html
・2006ワークスチューニンググループ合同試乗会(ニスモ篇)
http://www.webcg.net/WEBCG/impressions/000018432.html
・2006ワークスチューニンググループ合同試乗会(RALLIART篇)
http://www.webcg.net/WEBCG/impressions/000018417.html
・2006ワークスチューニンググループ合同試乗会(無限篇)
http://www.webcg.net/WEBCG/impressions/000018351.html

本諏訪 裕幸

関 顕也
webCG編集。1973年生まれ。2005年の東京モーターショー開催のときにwebCG編集部入り。車歴は「ホンダ・ビート」「ランチア・デルタHFインテグラーレ」「トライアンフ・ボンネビル」などで、子どもができてからは理想のファミリーカーを求めて迷走中。
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