第233回:「レクサスIS」インプレッション 「GS」よりわかりやすいです
2005.10.12 小沢コージの勢いまかせ!第233回:「レクサスIS」インプレッション 「GS」よりわかりやすいです
■トヨタがつくった3シリーズ
ってなわけで、GSに続いてISのインプレをば。
あのね。率直に言ってコッチのほうがわかりやすかったです。GSには驚くほどピンとこなかった俺だけど、ISは普通にいいと思った。マジ、これなら買ってもいいかも? と。
というのもね。カンタンに言ってBMW3シリーズと非常にカブるのよ。キャラクターが。誤解をおそれずに言っちゃえば、3シリーズをトヨタが作ったらこうなりました! って感じ。トヨタ流の作りのよさをほどよく加えてね。
BMWを憎からず思ってる俺としては、とうぜんピピン! と反応するのもしかりでしょうが。自己分析しちゃいますとね。
■ハンドリングがイイ
まずね。スタイリングはわかりやすくカッコいい。ボンネットからグワーっとV字型のシルエットに繋がっており、ほどよく動きとスピード感があるデザイン。それでいて、BMWほどマッチョでもない。日本的なエレガントさも感じさせる。
乗ってみてイイのはハンドリングよ。アルテッツァの場合、繊細は繊細だったけど、味わい不足というか、手応えが足りなかったのが、ISでは見事にバランスが取れてます。特にいいのは、ステアリングを通じて、路面の状況はもちろん、スピードの変化も感じさせること。なかなか楽しく走れます。
乗り心地もフワフワ感がほとんどなく硬めで締まっており、これまた“トヨタの呪縛"を感じさせないデキ。これぞレクサスと言いますか。
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■レクサスらしさがある
インテリアにしても豪華じゃないんだけど、インパネの造形なんかちょっと新しいテイストだし、革巻きステアリングの感触もいい。 ま、全体を通じて“これぞレクサス!” ってほどの強烈な個性はないんだけど、悪くない。基本的にナショナリストの俺としては満足いたしました。
あとね。エンジンは3.5リッターより2.5リッターのほうがイイね。回したときに、より澄んだフィーリングが得られます。というわけで、IS、また乗ってみたいですな。じっくり。
(文と写真=小沢コージ/2005年10月)

小沢 コージ
神奈川県横浜市出身。某私立大学を卒業し、某自動車メーカーに就職。半年後に辞め、自動車専門誌『NAVI』の編集部員を経て、現在フリーの自動車ジャーナリストとして活躍中。ロンドン五輪で好成績をあげた「トビウオジャパン」27人が語る『つながる心 ひとりじゃない、チームだから戦えた』(集英社)に携わる。 YouTubeチャンネル『小沢コージのKozziTV』
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