第87回:東京オートサロン報告(その2)〜日産、スバル編 やだなぁ“ガイシ”みたいなスカし具合
2004.01.15 小沢コージの勢いまかせ!第87回:東京オートサロン報告(その2)〜日産、スバル編 やだなぁ“ガイシ”みたいなスカし具合
■ハジけてた三菱
トヨタ、スズキ同様、それなりに“ハジケてた”のが三菱。「エクリプス・スパイダー」に関しては、ガルウィングなわりには、あんまりヤバい感じがしなかったのが不思議。だけど、「シャリオ」にTRUSTチューンのエンジンが載せてあったり、ランエボにチューンド・バイHKSのエンジンを積んだりと、これまた、なりふりかまわないコラボレーション。でも、「ラリアート形無し」ってのがよかった。これまた“規制緩和”の1つだよね。
ホンダはホンダで、メーカーとしてはなにがやりたいか、いまひとつみえてこなかった。けど、モデューロチューンとか、オフィシャルなエアロ屋が頑張ってた。特に、「アコード」とか「オデッセイ」とか、かなり下品でね。やっぱ今の時代、これくらいやらないと生き残れないんじゃないかなぁ。
■日産とスバルは対照的
これらのメーカーと対象的なのが、日産とスバル。日産は NISMOチューンとかあったし、GT選手権に出てた「スカイラインGT-R」とか「フェアレディZ」を出品してたんだけど、しょせんはレースカー。ヤバいムードのチューニングカーが全然なくて、「やっぱ外資系よね」という感じ。
欧米の一流誌が、日本の週刊誌とは違い、決してエッチ系写真を出さないことに似て、個人的には「なんかスカしてるなぁ」と思ってしまいました。
そしてスバル。俺に言わせれば「R2のエアロでガンガン押すしかないだろ!」って感じだったのに、まったくナシで拍子抜けしました。
例年どおり、インプレッサ&WRCイメージをもって、ひたすら突き進むのみ。その「硬派!」ってイメージがスバルらしいっちゃらしいんだけど、オートサロンのファンには訴えないんじゃないか。ほかにやることあるだろう、トヨタを見習え! って感じ。
(文=小沢コージ/2004年1月)

小沢 コージ
神奈川県横浜市出身。某私立大学を卒業し、某自動車メーカーに就職。半年後に辞め、自動車専門誌『NAVI』の編集部員を経て、現在フリーの自動車ジャーナリストとして活躍中。ロンドン五輪で好成績をあげた「トビウオジャパン」27人が語る『つながる心 ひとりじゃない、チームだから戦えた』(集英社)に携わる。 YouTubeチャンネル『小沢コージのKozziTV』
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