【東京モーターショー2003プレビュー】マツダ・RX-8ハイドロジェンRE&RENESIS水素ロータリーエンジン
2003.10.21 自動車ニュース【東京モーターショー2003プレビュー】マツダ・RX-8ハイドロジェンRE&RENESIS水素ロータリーエンジン
フォード傘下のマツダブースには、世界的ヒットモデル「ロードスター」の未来像という「息吹」、コンパクトスポーツの提案「楔」、次世代のピープルムーバー「鷲羽」など、漢字を使った“和名シリーズ”のコンセプトカーが並ぶ。またロータリーエンジンをつくる世界唯一のメーカーとして、「RX-8」に「水素ロータリーユニット」を載せた“環境型エイト”も参考出品する。
■RX-8ハイドロジェンRE&RENESIS水素ロータリーエンジン
地球環境へ配慮しながら、クルマ本来の気持ちのよい走りを同時に実現するため、1990年代初頭からマツダで取り組んでいるのが「水素ロータリーエンジン」。ガソリンに代わる代替燃料技術のひとつとしてこれを出展する。
RENESIS水素ロータリーエンジンは、電子制御ガスインジェクター方式直噴を採用。水素燃料使用に伴うエンジンや車両の変更がわずかなために、低コストで水素エネルギー車の実現が可能となる。加えて、高圧水素タンクとガソリンタンクを搭載したデュアルフューエルシステムのため、ガソリンでも水素でも走行可能とした。
実際に、RX-8にこのシステムを搭載し、現在も走行実験中の研究車両「RX-8ハイドロジェンRE」を公開。このほか関連技術として電動モーターアシスト式ターボチャージャーやハイブリッドシステムもショーに展示する。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
関連キーワード:
マツダ,
東京モーターショー2003,
イベント, 自動車ニュース