第44回:実は“世界最大のクルマメーカー”だった!? トミカ取材(その1)
2003.07.10 小沢コージの勢いまかせ!第44回:実は“世界最大のクルマメーカー”だった!? トミカ取材(その1)
■月販数万台の自動車メーカー!?
先日初めて、オモチャメーカーのトミーを取材いたしました。詳しくは、今度出る『宝島クルマムック』を見て欲しいんだけど、「おでれーたのおでれーてないの」って。ミニカーで有名なトミカって、年間1500万台(っていうか万個)ものミニカーを売るんだって! ラインナップは常に120台(っていうか 120種類)に限定されてて、だいたい月に1個新作が出るんだけど、これが最初のひと月で数万台(くどいけど数万個)も売れるんだってさ!!
いくらフィットやヴィッツ、ワゴンRが売れるっていっても、せいぜい月2万台強でしょ。「実は世界一のクルマメーカーです(笑)」ってトミカ商品企画の遠藤さんはいってたけど、その通りかも? 確かに値段は一個360円だから、実車とは較べ物にならないんだけど、それでも最近若者の“クルマ離れ”が囁かれる状況で数万台。久々に「クルマは麻薬だ」って気づかされた次第です。
っていうか、中心購買年齢は3歳だそうで、その頃の子供って本能的にクルマとかクルマオモチャ欲しがるもんね。この才能が素直に伸びてくれれば、日本でももっとスポーツカーが売れるだろうに……、なんてグチっちゃったりして。
さらに驚いたのが、今もなお販売台数が伸び続けていること。それには、今回取材した遠藤さんのセンスのよさもある。たとえば、写真の『頭文字D』(イニシャルディー)シリーズの新たな開発なども人気の秘密といえる。それに加えて、最近ではコンビニや駅のキオスクでも売ってるんだそうな。
やっぱクルマっていう商品、クルマっていうパッケージは凄いよね。根本的に人をひきつける魔力がある。俺もガンバローって思わされました。
(文=小沢コージ/2003年7月)

小沢 コージ
神奈川県横浜市出身。某私立大学を卒業し、某自動車メーカーに就職。半年後に辞め、自動車専門誌『NAVI』の編集部員を経て、現在フリーの自動車ジャーナリストとして活躍中。ロンドン五輪で好成績をあげた「トビウオジャパン」27人が語る『つながる心 ひとりじゃない、チームだから戦えた』(集英社)に携わる。 YouTubeチャンネル『小沢コージのKozziTV』
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