三菱ディアマンテ25V-SE(4AT)/マツダ・ミレーニア25Mスポーツパッケージ(4AT)【ライバル車はコレ】
アッパーミドル対決(8/15) 2000.08.15 試乗記 豊富な内容を誇るweb CG 新車データベースのなかの人気企画「ライバル車はコレ」。web CG が選ぶ、マツダ・ミレーニアのライバルは?マツダ・ミレーニア25Mスポーツパッケージ(275.5万円)のライバルは?
2000年7月18日にフェイスリフトを受けたマツダのフラッグシップ、ミレーニア。ユーノス800ゆずりの2、2.5リッターV6を搭載。25Mスポーツパッケージは、硬めた足まわりをもつスポーティ版。トヨタ、日産にガッポリ取られた後の残りのパイを奪い合うマイナーアッパーミドル車として、3ナンバーセダンの先駆け、ディアマンテを引っぱり出した。
三菱ディアマンテ 25V-SE(4ATスポーツモード付き)……299.8万円
■それぞれの不安
三菱系企業では、係長はランサー、課長はギャラン、部長になってやっと買うことが許される、のではないかと想像されるディアマンテ。バブル経済絶頂期に出た初代ディアマンテは、はなから3ナンバーとして設計されたのがウケ、ひと山アテた。しかし、96年デビューの2代目に、昔日の勢いはない。
目元涼しいディアマンテに較べ、北米をメインマーケットとするミレーニアは、アクの強い顔をもつ。ほぼ同寸ながら、無愛想に広いスリーダイアモンドのクルマに対し、ルーフに向かってサイドが絞られた千年カーは、意識的にタイトな車内。走らせても、柔らかく滑らかな三菱車、締まった乗り心地のマツダと、明確にキャラクターの差が出る。
後席が広く、ショファードリブンとしても不満のないディアマンテだが、顧客が三菱グループの社員でなければ、マークIIやスカイラインやプログレやセフィーロなどに目が行ってしまうのが弱点だ。「スポーティ」で差別化を図るミレーニアは、しかし、ヤングアットハートなユーザーは多くとも、実際にヤングなアッパーミドルサルーンを選ぶヒトがどれだけいるのか定かでないのが、不安材料。
(web CG アオキ)
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青木 禎之
15年ほど勤めた出版社でリストラに遭い、2010年から強制的にフリーランスに。自ら企画し編集もこなすフォトグラファーとして、女性誌『GOLD』、モノ雑誌『Best Gear』、カメラ誌『デジキャパ!』などに寄稿していましたが、いずれも休刊。諸行無常の響きあり。主に「女性とクルマ」をテーマにした写真を手がけています。『webCG』ではライターとして、山野哲也さんの記事の取りまとめをさせていただいております。感謝。
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