第6回:注目すべきはニューモデルだけにあらず!
インポーターに聞きました~ポルシェ編~
2015.02.25
JAIA輸入車試乗会2015
2014年は日本で初めて年間販売台数が5000台を突破! 今年もSUVの「マカン」が絶好調と、波に乗っているポルシェ。2015年の気になるニューモデルと、クラシックポルシェのオーナーを支える新しい取り組みについて聞いた。
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大切なのは「クルマを売ること」だけではない
――昨年(2014年1~12月)の日本市場における販売状況はいかがでしたか?
昨年の販売実績は、日本自動車輸入組合(JAIA)調べで5385台でした。年間で5000台を超えたのは、日本では初めてのことです。
――現在、注目のモデルとしてはどのようなものが挙げられますか?
「919 ハイブリッド」や「918スパイダー」の技術を用いて開発された、プラグインハイブリッドモデルがお薦めです。ポルシェならでのパフォーマンスと優れた環境性能、高いユーティリティーを兼ね備えた、より知的なドライブを楽しんでいただけるモデルといえるでしょう。「パナメーラ S E-ハイブリッド」の日本導入から1年、今年は「カイエン S E-ハイブリッド」も上陸します。
また、昨年末に登録が始まった「マカン」についても、多くのバックオーダーを抱えるほどの好評をいただいており、初代「ボクスター」がデビューした時に匹敵する手ごたえを感じています。
――「マカン」はどういったお客さまからの反響が大きいですか?
日本では発売されたばかりですので、今はまだ、「見ず買い」の方、すでにポルシェを経験し、ポルシェがどういったクルマか分かっている方が中心です。ただ、日本より早くに発売された市場を見ると、購入者の75%が新規のお客さまという情報もあります。1年後は、日本もこのような比率になっているでしょう。
そういうクルマですので、マカンについては新しいお客さまを迎える体制も重要です。「顧客満足」と言葉でいうのは簡単ですが、お客さまは集合体ではありませんので、ひとりひとりに異なるバックアップやサポートが必要となります。新規のお客さまに次もポルシェを選んでいただくためにも、そうした体制づくりと心づもりが大切といえるでしょう。
――今年導入を予定している車種にはどのようなものがありますか?
マイナーチェンジではありますが、エンジンなどに大幅な変更を受けた「カイエン」を間もなく導入します。
――これから展開を予定している、新しい取り組みについてはどうでしょう?
ポルシェのクルマは、これまでに生産された個体の70%以上が今も現役で走っており、海外では本社の「ポルシェ クラシック」を中心に、こうしたクルマのメンテナンスやレストアに関するサービスが存在しています。
われわれにとっては、古いものも含め、お客さまのクルマが街を走っている姿自体がブランド価値の大きな支えになっています。日本においても、今後はクラシックモデルをメインに扱うサービス拠点を開き、クルマを売るだけではなく、クルマを大切にするプログラムを推進していきたいと考えています。
――全国の『webCG』読者に一言お願いします!
ポルシェのクルマは「911」からマカンに至るまで、いずれもモータースポーツに由来する革新的な技術が注入された、そのセグメントで最もスポーティーかつ日常性を備えたものとなっています。ニューモデルだけでなく、そのブランドバリューの根源となる世界耐久選手権やルマン24時間レースでの活動にもご注目ください。
また、今年は2年に一度の東京モーターショーが開催される年です。前回に引き続き、注目のモデルを展示したいと思っています。
(インタビューとまとめ=webCG 堀田剛資/写真=峰 昌宏、ポルシェ・ジャパン)

堀田 剛資
猫とバイクと文庫本、そして東京多摩地区をこよなく愛するwebCG編集者。好きな言葉は反骨、嫌いな言葉は権威主義。今日もダッジとトライアンフで、奥多摩かいわいをお散歩する。
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