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第294回:早朝の東京・代官山にスポーツカーが大集合! あの社長もレクサスRC Fで飛び入り参加

2015.05.08 エディターから一言
天候にも恵まれた「モーニングクルーズwith LEXUS」の会場。参加者がそれぞれに交流を楽しみ、3時間はあっという間に過ぎ去った。
天候にも恵まれた「モーニングクルーズwith LEXUS」の会場。参加者がそれぞれに交流を楽しみ、3時間はあっという間に過ぎ去った。
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2015年4月26日の早朝、都内某パーキングに、クルマ好き垂涎(すいぜん)のスポーツカーが集結した。フェラーリにアストン、ロータスなど、閑静な住宅地には入場を待つ長蛇の列が……。いったい、どんな趣旨のイベントが開かれたのか? 写真を交えてリポートする。

「ポルシェ911」(964型)の隣には「TVRサガリス」が……。会場には国内外のさまざまなスポーツカーが集結。参加者たちは互いの愛車について語り、楽しい朝のひと時を過ごした。
「ポルシェ911」(964型)の隣には「TVRサガリス」が……。会場には国内外のさまざまなスポーツカーが集結。参加者たちは互いの愛車について語り、楽しい朝のひと時を過ごした。
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オーストリアのバイクメーカーであるKTMが送り出したモンスターマシン「X-BOW(クロスボウ)」も参加。複雑なスタイルをしており、乗降用のドアすら存在しない。バイク感覚ならしっくりくるかも……。もちろん走りはかなり刺激的だ。
オーストリアのバイクメーカーであるKTMが送り出したモンスターマシン「X-BOW(クロスボウ)」も参加。複雑なスタイルをしており、乗降用のドアすら存在しない。バイク感覚ならしっくりくるかも……。もちろん走りはかなり刺激的だ。
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見た目はまさに“昔のレーシングカー”である「ロケット」だが、これもれっきとしたイギリス製のロードカーである。バイクや戦闘機のように前後2名の乗車が可能となっている。
見た目はまさに“昔のレーシングカー”である「ロケット」だが、これもれっきとしたイギリス製のロードカーである。バイクや戦闘機のように前後2名の乗車が可能となっている。
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愛知より遠征して参加した草間栄一氏。スポーツクーペ「レクサスRC」の開発担当主査である。この日は、若かりし頃に設計に携わった「トヨタ・スープラ」(A70型)を発見できたことがうれしかったそうだ。
愛知より遠征して参加した草間栄一氏。スポーツクーペ「レクサスRC」の開発担当主査である。この日は、若かりし頃に設計に携わった「トヨタ・スープラ」(A70型)を発見できたことがうれしかったそうだ。
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トヨタ自動車の豊田章男社長(写真中央)もサプライズで来場。時折ジョークを交えながら、クルマへの思いをストレートに語る姿は印象的だった。
トヨタ自動車の豊田章男社長(写真中央)もサプライズで来場。時折ジョークを交えながら、クルマへの思いをストレートに語る姿は印象的だった。
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クルマ好きが気軽に集うイベント

2012年から、毎月第2日曜日の早朝に東京・渋谷の代官山T-SITEで開催されている「モーニングクルーズ」は、充実の自動車関連書籍コーナーを持つ代官山蔦屋書店が主催する、クルマ好き同士が気軽に交流を楽しめるイベントだ。
特徴的なのは、ブランドやジャンルなど、中心となって集うクルマのテーマが毎回決められていること。例えば、4月のテーマは、「マスタング」とされた。既に30回以上が開催されており、都心近郊に住むクルマ好きから高い人気を得ている。そして今回の「モーニングクルーズwith LEXUS」は、プレミアムカーブランド「LEXUS(レクサス)」のサポートにより、「スポーツカー」をテーマに掲げる“特別版”として開催された。

告知は、直近に代官山蔦屋書店クルマ・バイクコーナーの公式Facebookで行われたのみにもかかわらず、駐車場には「レクサスIS F」などの国産スポーツカーから「ポルシェ911」や「ロータス・エラン」など国内外のさまざまな新旧スポーツカーが集結。なかには、「ロケット」や「KTMクロスボウ」など、希少車の姿も見られた。主催者によれば、「イベント開催以来、最高の参加台数ではないか」とのこと。スタートとなる午前7時までに、用意された100台を超える駐車スペースが埋まってしまうほどの盛況ぶりだった。

サポートを行ったレクサスは、スーパースポーツカー「LFA」と最新のスポーツクーペ「RC」「RC F」を展示。特に2台が持ち込まれたLFAは、めったに目にする機会がない希少なモデルだけに、参加者たちの熱い視線が注がれていた。これらのモデルのステアリングを握って駆けつけたのは、それぞれのモデルを担当した開発メンバーたち。彼らもまたクルマ好きのオーナーたちとの交流を楽しむため、愛知から休日返上で訪れているのだという。さらにトヨタ自動車の豊田章男社長が姿を見せたことは、事前に告知されていなかったこともあり、参加者たちも大興奮の様子だった。

もっとヤンチャで楽しいブランドに

しかし、なぜレクサスはこのようなイベントをサポートしたのだろうか。その理由をLexus Internationalの河辺徹也氏は、「クルマ好きが減少するなか、レクサスはクルマ好きと共に歩いて行きたいという思いから」と説明する。
今回、豊田社長もレクサスの開発メンバーたちも、スポーツカーを愛するクルマ好きとじかにコミュニケーションを図ることで、彼らが何を考えて、どんなクルマを望んでいるのかを知り、商品に反映させることで彼らの期待に応えたいという気持ちがあるのだ。テーマに「スポーツカー」を掲げたのも、多くのクルマ好きが追い求めるカテゴリーだからである。

さらに河辺氏は、「以前のレクサスは、『トヨタ・クラウン』などからステップアップして乗るクルマとして捉えられてきたが、近年ブランドイメージを変えるべく、より乗って楽しいクルマづくりに取り組んできた。それがLFAやRCなどの商品として形になってきている。もっとヤンチャで楽しいブランドにしていくためにも、このようにクルマ好きの皆さんの仲間に加わっていきたい」と語った。

レクサスブランドの改革に取り組んできた豊田社長も、自ら積極的に参加者に声をかけていく。会場の隅々まで熱心にクルマを見学する姿は、自動車メーカーのトップではなく、他の参加者と同じ、いちクルマ好きの顔に戻っていた。

従来のレクサスは、高品質に作り上げられた高級車という点に注目が集まり、クルマ好きに響くクルマというより、ビジネスユースなど手堅いクルマのイメージが強かった。しかし近年、RCなどのスポーツモデルに力を入れるなど、確実に変化も感じられる。参加者にとっても、変わりゆくレクサスブランドを知るよい機会となったようで、開発メンバーとの熱心なクルマ談義はイベント終了まで続いた。このような機会が、世界で戦える日本発のスポーツカーを生み出す原点となっていくのかもしれない。

(文と写真=大音安弘)
 

大のクルマ好きとしても知られる、トヨタ自動車の豊田章男社長(写真手前)は、積極的に自ら気になるクルマのオーナーに声をかけ、交流を楽しんでいた。
大のクルマ好きとしても知られる、トヨタ自動車の豊田章男社長(写真手前)は、積極的に自ら気になるクルマのオーナーに声をかけ、交流を楽しんでいた。
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新旧・国産スポーツカーの姿もあちらこちらに。ハコスカの愛称で知られる3代目「日産スカイライン」。
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ダンディーなクールさを漂わせるのは、イギリスの高級スポーツカーである「アストンマーティンV8」。ブリテッシュスポーツらしいモスグリーンをまとう。
ダンディーなクールさを漂わせるのは、イギリスの高級スポーツカーである「アストンマーティンV8」。ブリテッシュスポーツらしいモスグリーンをまとう。
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「ロータス2イレブン」は、サーキットユースを前提に生まれた生粋のスポーツモデル。快適装備は一切省かれているが、素の状態でスポーツ走行からレースまで楽しめるのが魅力。
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優雅なスタイルとは裏腹に、ラリーなど数々のモータースポーツシーンで活躍し、その名をとどろかせた名車「アルピーヌA110」。ブルーメタリックのボディーカラーも美しい。
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