第325回:マクラーレンの走りをサーキットで満喫
「McLaren TRACK DAY JAPAN 2015」開催
2015.11.07
エディターから一言
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イギリスが誇るスーパースポーツカー、マクラーレンのサーキットイベント「McLaren TRACK DAY JAPAN 2015」が富士スピードウェイで開催された。往年の名車「マクラーレンF1」から、最高出力916psの「P1」まで、総勢53台のロードカーが一堂に会したイベントの様子をリポートする。
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参加者リストに見る日本のファンの情熱
2015年10月25日、爽やかな秋空に恵まれた富士スピードウェイで「McLaren TRACK DAY JAPAN 2015」が催された。マクラーレン大阪八光、マクラーレン東京、マクラーレン福岡の3ディーラーが共同で主催した今回のイベントは、一般公道のみならずサーキット走行でも優れたパフォーマンスを発揮するマクラーレン・ロードカーの魅力を存分に味わってもらうとともに、オーナー同士の交友関係を育み、マクラーレンブランドをより深く理解してもらうことを目指している。こうした狙いは日本国内のオーナーにも浸透しているようで、2年前に初開催したときは20台ほどだった参加台数が、第2回の昨年は40台前後に急増。3回目となる今年は過去最大となる53台と112名の参加者を集めて実施された。
マクラーレンの正規ディーラーが主催する同種のイベントは各国で開催されているが、53台もの車両が集まったことは過去に例がないという。その内訳もバラエティーに富んだもので、1992年に当時のマクラーレン・カーズが世に送り出したF1(1台)を筆頭に、「12C」(22台)、「650S」(10台)、P1、「675LT」と歴代モデルが勢ぞろい。しかも、世界で375台のみが限定生産されたP1が8台も集まったほか、今年のジュネーブショーで発表されたばかりの675LTが2台登場するなど、そのエントリーリストは日本人ファンのマクラーレンへの情熱を強く反映したものとなった。
2011年に12Cをデビューさせて以来、P1、650S、675LTと立て続けにニューモデルを投入してきたマクラーレンだが、このわずか4年間ほどの間にそのスタイリングが大きく変化しただけでなく、基本的に同じエンジンを用いながらそのエキゾーストノートが微妙に異なっているのも興味深いところ。概して、低音が強く迫力あるサウンドを響かせる12Cに対し、P1や650Sではそれがより澄んだ音色に変わっているほか、最新の675LTは透明感の強い乾いたエキゾーストノートを奏でるのである。
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