フェラーリ、GTC4ルッソを披露【ジュネーブショー2016】

2016.02.09 自動車ニュース webCG 編集部
ジュネーブショー2016で公開される「フェラーリGTC4ルッソ」。
ジュネーブショー2016で公開される「フェラーリGTC4ルッソ」。 拡大

【ジュネーブショー2016】フェラーリ、「GTC4ルッソ」を披露

伊フェラーリは、スイスで開催される第86回ジュネーブ国際モーターショー(プレスデー:2016年3月1日~2日/一般公開日:3月3日~13日)で、「FF」の後継モデルに当たる「GTC4ルッソ」を世界初公開する。

「GTC4ルッソ」のサイドビュー。スタイリングの変更はフェラーリのデザイン部門が行った。
「GTC4ルッソ」のサイドビュー。スタイリングの変更はフェラーリのデザイン部門が行った。 拡大
インテリアはセンターパネルやセンターコンソールなどが変更されている。
インテリアはセンターパネルやセンターコンソールなどが変更されている。 拡大
テールランプは4灯式に。リアディフューザーやルーフスポイラーなどの装着により、空力性能が改善されている。
テールランプは4灯式に。リアディフューザーやルーフスポイラーなどの装着により、空力性能が改善されている。 拡大

■後輪操舵機構を採用

4WDドライブトレインと4シーターレイアウトを持つフェラーリ随一のオールラウンダー、FFがGTC4ルッソに進化する。

V12エンジンは6262ccの排気量はそのままに、圧縮比を12.3から13.5に高めるなどして30ps強化の690psを達成。0-100km/h:3.4秒という加速性能を得ている。最高速は335km/h。

フェラーリが特許を持つ4WDシステム「4RM」は、今回新たに後輪操舵(そうだ)機構が備わる「4RM-S」に更新される。また、スタイリングは自社のデザイン部門によって随所に変更が加えられ、ルーフスポイラーやリアディフューザーなどを装着することにより、空力性能が見直されている。

GTC4ルッソの主要諸元は以下のとおり。

全長×全幅×全高=4922×1980×1383mm/車重=1790kg(乾燥重量)/駆動方式=4WD/重量配分(前:後ろ)=47:53/エンジン=6.3リッターV12(バンク角65度)/最高出力=690ps(507kW)/8000rpm/最大トルク=71.1kgm(697Nm)/5750rpm

(webCG)

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