「メルセデス・ベンツC63 AMGクーペ」日本発売

2011.08.25 自動車ニュース

「メルセデス・ベンツC63 AMGクーペ」日本発売

メルセデス・ベンツ日本は2011年8月25日、「Cクラス」の第3のボディタイプとなるクーペモデル「C63 AMGクーペ」と、マイナーチェンジした「C63 AMGセダン/ステーションワゴン」を発売した。

■「Cクラスクーペ」の第1弾

Cクラスとしては初となる2ドアノッチバッククーペの第1弾として、ハイパフォーマンスモデルの「C63 AMGクーペ」が日本に導入された。

メルセデスが、"パーソナルな高性能クーペ"と位置づけるC63 AMGクーペは、セダンと同じ4710mmの全長に、ロングノーズと低く伸びやかなルーフライン、細いCピラーなどを織り込むことで、より美しくスポーティなフォルムを表現。さらに、AMG専用のワイドフェンダーをはじめ、専用デザインのフロントフェンダーやパワードーム付きのボンネット、左右2つずつのクロームエグゾーストエンド、ブラックのディフューザー付きのリアスカートなどにより、力強い印象を与えている。パノラミックスライディングルーフは標準装着である。

一方、インテリアは、「デジーノ」ナッパレザーを施したAMGスポーツシートを採用。さらに、上下がフラットなAMGパフォーマンスステアリングやアルミニウム製シフトパドル、ダークアルミニウムのインテリアトリムパネルなど、専用のパーツをしつらえることで特別な雰囲気をつくり上げている。なお、乗車定員は4名となる。

搭載されるエンジンは、AMGが開発したおなじみの6.2リッターV8DOHCユニット。457ps/6800rpm、61.2kgm/5000rpmのスペックは従来どおりだが、トランスミッションに「AMGスピードシフトMCT」を採用したのが新しい。このAMGスピードシフトMCTは、トルクコンバーターの代わりに湿式多板クラッチを用いることで、ダイレクトなアクセルレスポンスと素早いギアチェンジ、そして、高い効率を実現する。

さらなるハイパフォーマンスを求めるユーザーには、「AMGパフォーマンスパッケージ」(オプション価格125万円)が用意される。「SLS AMG」に採用される鍛造ピストン、コンロッド、軽量クランクシャフトを搭載することで、エンジン性能を487psに高めるとともに、スピードリミッターの作動速度を250km/hから280km/hにアップ。さらにコンポジットフロントディスクを含むAMG強化ブレーキや、LSD、カーボン製のトランクリッドスポイラーなどが装着されることになる。

■2011年秋にはラインナップがさらに拡充

C63 AMGクーペにあわせて、「C63 AMGセダン/ステーションワゴン」もマイナーチェンジを実施。すでにマイナーチェンジしている標準のCクラスに準拠して、内外装を一新したほか、C63 AMGクーペ同様、トランスミッションにAMGスピードシフトMCTを搭載する。

既報のとおり、C63 AMGは2011年7月29日から予約注文受付が開始されているが、メルセデス・ベンツ日本の上野金太郎代表取締役副社長は、「これまでになかったC63 AMGクーペの投入により、コンペティターから(顧客を)獲得できると期待している」と述べ、さらに、Cクラス全体に占めるAMGモデルの割合を「5%を超える数字にしたい」と語った。

なお、2011年秋にはAMGではない通常のCクラスクーペが日本に導入される予定。また、2011年9月のフランクフルトショーでデビュー予定の「C63 AMGクーペ ブラックエディション」も少数ながら日本での販売を計画しているというから、コンパクトなハイパフォーマンスモデルを好む人にとって、しばらくは目が離せない存在になりそうだ。

価格は以下のとおり。
C63 AMGセダン:1075万円
C63 AMGクーペ:1085万円
C63 AMGステーションワゴン:1095万円

(文=生方聡)

「メルセデス・ベンツC63 AMGクーペ」(AMGパフォーマンスパッケージ装着車)
「メルセデス・ベンツC63 AMGクーペ」(AMGパフォーマンスパッケージ装着車) 拡大
 
「メルセデス・ベンツC63 AMGクーペ」日本発売の画像 拡大
シートには、厳選した上質な素材を用いた「designo(デジーノ)ナッパレザー」を採用。色は7パターンから選べる。
シートには、厳選した上質な素材を用いた「designo(デジーノ)ナッパレザー」を採用。色は7パターンから選べる。 拡大
ディフューザータイプのリアバンパーやデュアルツインクロームエグゾーストエンドによりスポーティ感が高められた「C63 AMGクーペ」(AMGパフォーマンスパッケージ装着車)のリアビュー。
ディフューザータイプのリアバンパーやデュアルツインクロームエグゾーストエンドによりスポーティ感が高められた「C63 AMGクーペ」(AMGパフォーマンスパッケージ装着車)のリアビュー。 拡大
「メルセデス・ベンツC63 AMGセダン」
「メルセデス・ベンツC63 AMGセダン」 拡大
最近登場したAMGモデルはほとんどが5.5リッターターボにダウンサイジングしているが、「C63 AMG」は6.2リッターNAの「M156」を継続して搭載する。
最近登場したAMGモデルはほとんどが5.5リッターターボにダウンサイジングしているが、「C63 AMG」は6.2リッターNAの「M156」を継続して搭載する。 拡大
トランスミッションは、トルクコンバーターの代わりに湿式多板クラッチを用いた「AMGスピードシフトMCT」を採用。ダイレクトなレスポンスが追求されている。
トランスミッションは、トルクコンバーターの代わりに湿式多板クラッチを用いた「AMGスピードシフトMCT」を採用。ダイレクトなレスポンスが追求されている。 拡大

関連キーワード:
Cクラス クーペ, Cクラス セダン, Cクラス ステーションワゴン, メルセデス・ベンツ, 自動車ニュース

メルセデス・ベンツ の中古車
あなたにおすすめの記事
関連記事
  • メルセデスAMG GT 4ドアクーペ 2018.3.8 画像・写真 独ダイムラーが、ジュネーブショーで「メルセデスAMG GT 4ドアクーペ」を発表。メルセデスAMG独自の4ドアクーペで435hpの直6ターボから639 hpのV8ターボまで、3種類のエンジンがラインナップされている。詳細な姿を写真で紹介する。
  • メルセデスが「AMG GT 4ドアクーペ」を一部改良 自然な音声操作が可能なMBUXを採用 2020.7.17 自動車ニュース メルセデスが「AMG GT 4ドアクーペ」を一部改良。自然対話式音声認識機能を備えた対話型インフォテインメントシステム「MBUX」を標準装備したほか、グレードに応じて、パノラミックルーフやカーボンファイバールーフもオプション設定した。
  • 「BMW 8シリーズ グランクーペ」に販売期間限定の特別仕様車「コレクターズエディション」登場 2021.4.9 自動車ニュース BMWジャパンは2021年4月8日、4ドアクーペ「8シリーズ グランクーペ」に特別仕様車「Collector’s Edition(コレクターズエディション)」を設定し、同年6月末までの期間限定で販売すると発表した。
  • メルセデスAMG E63 S 4MATIC+(4WD/9AT)【試乗記】 2021.5.10 試乗記 「史上最速の『Eクラス』」をうたう「メルセデスAMG E63 S 4MATIC+」がマイナーチェンジ。動力性能は据え置きながら、デジタル系装備が長足の進化を遂げているのが特徴だ。最新のユーザーインターフェイスや対話型音声認識システムの仕上がりを報告する。
  • シトロエンの新たなフラッグシップモデル「C5 X」がデビュー 2021.4.12 自動車ニュース ステランティスは2021年4月12日(現地時間)、シトロエンブランドの新たなフラッグシップモデル「C5 X」を世界初公開した。サルーンとステーションワゴンを組み合わせた独創的なファストバックボディーを採用している。
ホームへ戻る