フォルクスワーゲン・アルテオンRライン4MOTIONアドバンス

2018.03.22 谷口信輝の新車試乗 レーシングドライバーの谷口信輝が歯に衣を着せず、本音でクルマを語り尽くす! 今回の主役は「フォルクスワーゲン・アルテオン」である。フォルクスワーゲンラインナップの頂点に君臨するこの“二の線クーペ”を、谷口はどんな言葉で表現するのだろうか?

洗練されたスタイリングに好感

フォルクスワーゲンの新たなフラッグシップモデル、アルテオンのセールスが好調だという。クーペスタイルの5ドアハッチバックボディーに2リッター直4エンジンを搭載し、フルタイム4WDの駆動系を採用するアルテオンは、スタイリングの方向性を含めて同じフォルクスワーゲン グループの「アウディA5スポーツバック」にコンセプトが酷似しているように思える。しかし、「パサート」ベースのアルテオンはエンジンが横置きとなるのに対して、A5は縦置きとなることからわかるとおり、プラットフォームはまったくの別物。そのせいかどうか価格は549万~599万円と、クワトロ仕様のA5スポーツバックより100万円ほども安い。

果たして、アルテオンは超お買い得な5ドアハッチバッククーペなのか? それとも安かろう悪かろうの典型なのか? 谷口信輝にジャッジしてもらおう。
「スタイリングはいいですよね。フォルクスワーゲンのなかでもこれまでとはガラッと変わった印象で、すごく洗練されていてかっこいいです」

おお、いきなりの高評価。続いて280psの2リッターTSIエンジンと7段DSGを組み合わせたパワートレインの印象についてたずねた。
「エンジンはなかなかパワフルですよ。特にスポーツモードを選ぶとエンジン回転数を高めに保って、アクセルを踏めばすぐに加速態勢に移れるように準備をしておいてくれる。ただし、この状態で高速道路を巡航していると、さすがにエンジン回転数が高すぎるような感じがします。かといってノーマルモードを選ぶと、今度は燃費優先でポンポンとシフトアップしていき、エンジンは1000rpmちょっとくらいでユルユルと回っている感じになっちゃう。おかげで、加速しようとすると2つか3つくらいシフトダウンすることになって、ここがちょっともどかしい。だから、本当はスポーツモードとノーマルモードの中間みたいなプログラムがあるといいんですが、なかなかうまくいかないものですね」

 
フォルクスワーゲン・アルテオンRライン4MOTIONアドバンスの画像拡大
 
フォルクスワーゲン・アルテオンRライン4MOTIONアドバンスの画像拡大
フォルクスワーゲン・アルテオンRライン4MOTIONアドバンス
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4865×1875×1435mm/ホイールベース:2835mm/車重:1720kg/駆動方式:4WD/エンジン:2リッター直4 DOHC 16バルブ ターボ/トランスミッション:7段AT/最高出力:280ps(206kW)/5600-6500rpm/最大トルク:350Nm(35.7kgm)/1700-5600rpm/タイヤ:(前)245/35ZR20 (後)245/35ZR20/価格:599万円
フォルクスワーゲン・アルテオンRライン4MOTIONアドバンス
	ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4865×1875×1435mm/ホイールベース:2835mm/車重:1720kg/駆動方式:4WD/エンジン:2リッター直4 DOHC 16バルブ ターボ/トランスミッション:7段AT/最高出力:280ps(206kW)/5600-6500rpm/最大トルク:350Nm(35.7kgm)/1700-5600rpm/タイヤ:(前)245/35ZR20 (後)245/35ZR20/価格:599万円拡大

関連キーワード:
アルテオン, フォルクスワーゲン

あなたにおすすめの記事
関連記事
  • フォルクスワーゲン・アルテオンRライン4MOTIONアドバンス(4WD/7AT)【試乗記】 2018.1.22 試乗記 フォルクスワーゲンから新しい上級モデル「アルテオン」が登場。カッコよさに使いやすさ、そして快適な乗り心地と、およそジドーシャに求められるすべての要素を満たしたニューモデルに触れ、資本主義社会における商品のあり方について思いを巡らせた。
  • BMW Z4 M40i(FR/8AT)【試乗記】 2019.5.22 試乗記 BMWのオープントップモデル「Z4」の新型がいよいよ日本に上陸した。今回テストに連れ出したのは、3リッター直6ターボエンジンを搭載したトップグレード「M40i」。箱根のワインディングロードで、その出来栄えをチェックした。
  • アルファ・ロメオ・ジュリア2.2ターボ ディーゼル スーパー(FR/8AT)【試乗記】
    2019.5.15 試乗記 イタリア生まれのセダン「アルファ・ロメオ・ジュリア」にクリーンディーゼル搭載車が登場。その走りは、このブランドの歴史と伝統を思い起こさせるほど、スポーティーなテイストに満ちていた。
  • スバルが「レヴォーグ」を改良 特別仕様車2モデルを設定 2019.5.8 自動車ニュース スバルは2019年5月7日、スポーツワゴン「レヴォーグ」の改良モデルを同年6月27日に発売すると発表した。ハイビームアシストの作動車速を従来の40Km/hから30km/hに変更しボディーカラーに新色を導入。さらに特別仕様車2モデルも新設定している。
  • 三菱eKワゴンG(FF/CVT)/eKクロスG(4WD/CVT)/eKクロスT(4WD/CVT)【試乗記】 2019.5.3 試乗記 日産が開発を主導、三菱が生産を受け持つという役割分担で生まれた、三菱の新型軽ハイトワゴン「eK」シリーズ。ミニバン「デリカD:5」譲りの“コワモテ”が目を引く「eKクロス」と、幅広いユーザーをターゲットにした「eKワゴン」に試乗し、その走りと使い勝手を確かめた。
ホームへ戻る