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BEST BUY 2018 カーナビ | カロッツェリア サイバーナビ「AVIC-CL902-M」

基本性能だけでも価値がある 2018.06.30 Gear Up! 2018 Summer

サイバーがサイバーたるゆえん

2018年のサイバーナビ「902シリーズ」はこれまでの「901シリーズ」に、スマートフォン(以下スマホ)との連携を大幅に強化して使い勝手を高めたモデルで、これが最大のセリングポイント。しかしスマホ連携を解説する前に、サイバーナビはなぜサイバーなのか、その本質的な部分から解説したい。

サイバーナビの誕生は1997年、以来優れた測位性能、それを生かした正確無比な案内性能、さらには通信をいち早く採り入れてリアルタイムな渋滞情報を取得、昨今は安全運転支援にも役立てるなど、常に他をリードする存在であり続けている。ここ10年ほどはAV性能も強化、カー、ホームで長年培った音響技術の投入はサイバーナビに新しい魅力を与えた。

2016年に新しく生まれ変わった900シリーズでは通信技術をフル活用、さまざまな周辺データを考慮に入れて各ユーザーに合わせてくれる。これが「スーパールート探索」と呼ばれる機能で、サイバーナビでは現在地から目的地までのルート周辺情報など、長年蓄積された膨大なデータをすべて加味して真に早く到着できるルートを提示するだけでなく、料金が高くても早く着けるルート、時間は多少かかっても安いルートを同時に表示、ドライバーに選択の幅を持たせている。料金計算にはETCの利用日や時間帯まで考慮するという徹底ぶりだ。これらは数多くの秀でた機能のあくまで一部。サーバーを活用することで、音声による検索は認識率をアップ。刻々と状況の変わる駐車場の検索ではリアルタイム性の高い満空情報を提供することができる。

サイバーナビのナビ機能はほとんどが通信を介してサーバーが行なう。通信モジュールを使えば(スマホでも可)高速に処理できるうえ、6ルート表示もサイバーナビならでは。
サイバーナビのナビ機能はほとんどが通信を介してサーバーが行なう。通信モジュールを使えば(スマホでも可)高速に処理できるうえ、6ルート表示もサイバーナビならでは。拡大
ルート案内中により早く到着できる道が見つかった場合に出る新ルートの提案。どちらで行くかを決めるのはドライバー。
ルート案内中により早く到着できる道が見つかった場合に出る新ルートの提案。どちらで行くかを決めるのはドライバー。拡大
複数ルートをリスト表示させると違いが一目瞭然。有料道路を使用するルートでも低料金のルートも提示する。ヒヤリハット地点や冠水の可能性箇所がルート上にあるかどうかも一覧でわかる。
複数ルートをリスト表示させると違いが一目瞭然。有料道路を使用するルートでも低料金のルートも提示する。ヒヤリハット地点や冠水の可能性箇所がルート上にあるかどうかも一覧でわかる。拡大
AVIC-CL902-Mは高精細WXGA液晶の8V型ディスプレイを搭載する。サイバーナビは全機種、スマートコマンダーと呼ぶBluetoothワイヤレスリモコンを標準装備、よく使う機能を画面にタッチすることなく操作が可能。フロントカメラ、通信モジュールは型番に「-M」が付くモデルに同梱(どうこん)される。
オープン価格(実勢価格22万円前後/税別)
AVIC-CL902-Mは高精細WXGA液晶の8V型ディスプレイを搭載する。サイバーナビは全機種、スマートコマンダーと呼ぶBluetoothワイヤレスリモコンを標準装備、よく使う機能を画面にタッチすることなく操作が可能。フロントカメラ、通信モジュールは型番に「-M」が付くモデルに同梱(どうこん)される。
	オープン価格(実勢価格22万円前後/税別)拡大

【スマホ連携】
新開発アプリに加えてLINEからも目的地設定

902シリーズで最も大きく変わったのがスマホ/PC連携である。検索に関して新境地を開いたといえるほどスマホ利用の一層の拡大は 902シリーズの使いやすさに貢献した。その肝となるアプリが「MapFanAssist」である。スマホで行きたい場所を検索してナビにブックマークしたり、直接目的地送信させるというだけでなく、事前に詳細なドライブプランを立てたり、広い駐車場にクルマを止めた際、場所がわからなくなってしまうことはよくあるが、こうした際にもクルマを止めた位置と今いる自分の位置が即座にわかる案内機能もある。つまり、これまでは検索した結果をナビに転送するだけだったり、ナビの近くにいないと送信できなかったりしたが、スマホ側でできる機能がより充実し、ナビの近くにいなくてもいつでもどこでも思いついた時にナビと連携できるというのが、902シリーズ・サイバーナビの特徴である。

もうひとつ注目すべきは、人気のSNSアプリ「LINE」をカーナビの設定に利用できるようにしたことである。LINEでトークしながら行きたい場所が決まった場合、LINEからダイレクトにサイバーナビに行きたい場所の情報を送ることができるのだ。多くの人が利用するLINEのトーク画面からナビの目的地設定ができるとなれば、便利に利用する人は多いだろう。

(写真左)MapFanAssistのホーム画面。「おでかけプラン」の作成は地図から直接、施設の検索などから目的地などを設定し、ドライブプランを組む。
(写真右)
作成したプランは簡単に保存が可能。プランの実行が決まったらナビに転送する。転送する前にスマホ上でどういうルートになるかを確認することもできる。
(写真左)MapFanAssistのホーム画面。「おでかけプラン」の作成は地図から直接、施設の検索などから目的地などを設定し、ドライブプランを組む。
	(写真右)
	作成したプランは簡単に保存が可能。プランの実行が決まったらナビに転送する。転送する前にスマホ上でどういうルートになるかを確認することもできる。拡大
(写真左)アプリ画面の「マイカーシーク」をタッチすると、地図上に自分とクルマの位置、その間の距離を表示。駐車場での駐車位置はもちろん、盗難された時でも役立つ。
(写真右)
LINEの利用はこのように。LINEで会話中にトークルームに「MapFan」を招待すると、施設やルートを検索して場所や所要時間を確認したり、目的地をカーナビに転送するという仕組み。
(写真左)アプリ画面の「マイカーシーク」をタッチすると、地図上に自分とクルマの位置、その間の距離を表示。駐車場での駐車位置はもちろん、盗難された時でも役立つ。
	(写真右)
	LINEの利用はこのように。LINEで会話中にトークルームに「MapFan」を招待すると、施設やルートを検索して場所や所要時間を確認したり、目的地をカーナビに転送するという仕組み。拡大
スマホからドライブプランを転送すると、サイバーナビにこの画面が出る。ここから先の操作は簡単。ナビの操作は苦手でもスマホの操作なら慣れているから大丈夫という人なら、ストレスなく複雑なルート設定が可能。
スマホからドライブプランを転送すると、サイバーナビにこの画面が出る。ここから先の操作は簡単。ナビの操作は苦手でもスマホの操作なら慣れているから大丈夫という人なら、ストレスなく複雑なルート設定が可能。拡大

【拡張性】
MAユニットがサイバー活躍の場を広げる

サイバーナビ902シリーズは8V型、7V型ワイド、7V型まで、すべてのモデルにマルチドライブアシストユニット(以下MAユニット)の同梱モデルが用意される。MAユニットには前方カメラが付き、ドライブレコーダーとして機能するだけでなく、前方車両との距離を測ることで接近警告や誤発進警告、右折時のつられ発進警告など安全面のサポートが強化される。また、衝撃センサーも内蔵しているので駐車時の車上荒らし対策や、万が一のアクシデント時などさまざまな不測のシーンでも力を発揮する。優れた基本性能を支える通信モジュールも同梱されるのでサイバーナビの能力をフルに享受したい人にはMAユニット付きモデルの選択は必須だろう。

MAユニットを付けると同梱されるカメラが大活躍。走行中は前車との距離を認識、車線のある道路では車線はみ出しなど各種の警告を発する。
MAユニットを付けると同梱されるカメラが大活躍。走行中は前車との距離を認識、車線のある道路では車線はみ出しなど各種の警告を発する。拡大
MAユニットはハイビジョン画質の高性能カメラでドライブレコーダーの機能も果たす。夜間の映像もきれいに撮影。また、ドライブ中に出会った景色を静止画で撮影してスマホに一括転送することも可能。
MAユニットはハイビジョン画質の高性能カメラでドライブレコーダーの機能も果たす。夜間の映像もきれいに撮影。また、ドライブ中に出会った景色を静止画で撮影してスマホに一括転送することも可能。拡大
ユニットに内蔵された衝撃センサーが駐車時などに衝撃を感知したら録画開始。別売のフロアカメラユニットを接続すればリスク発生時の記録範囲も広がる。
ユニットに内蔵された衝撃センサーが駐車時などに衝撃を感知したら録画開始。別売のフロアカメラユニットを接続すればリスク発生時の記録範囲も広がる。拡大

【音楽再生】
音質をさらに極めたければ「サイバーナビ Xシリーズ」

オーディオ面で昨年モデルと変わるところはないが、そもそもすでに高音質。ハイレゾへの対応はもちろんのことCDや圧縮音源に対しても高音質化する手法を採用。使用するパーツも高級カーオーディオ・クラスなのだが今回、より高音質を追求した「サイバーナビ Xシリーズ」というモデルも新設定された。上記サイバーナビの内容に加えて、パイオニアがカーオーディオのハイエンドシリーズ「カロッツェリアX」等で培った音響技術を惜しみなく投入したもの。一部にはハイエンドホームオーディオの開発思想も盛り込まれている。

具体的には、銅メッキされたシャシーやパーツを使うことで、音質に影響を及ぼすオーディオ回路へのノイズ混入を極限まで抑え込んでいる。また、OFCの高音質ケーブルやハイエンドオーディオ用オペアンプ、専用コンデンサーなどの採用と相まってこれまでにない高音質を実現するという。外観でも操作部の一部にローズゴールドのキーを配置、他のハードキーもピアノブラックとするなどして“普通の”サイバーナビとの差別化を図る。ただし、横幅180mmの2DINサイズ・7V型のみというのは少々残念。

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カーナビ/オーディオ/パーツ

音響技術や高音質パーツ、部材をふんだんに盛り込み、さらなる高音質を追求したのが“サイバーナビ Xシリーズ”ことAVIC-CZ902XS。シャシーは銅メッキを多用し、内部も基板の間にノイズが回り込まないような配慮がなされている。価格は24万8000円。
音響技術や高音質パーツ、部材をふんだんに盛り込み、さらなる高音質を追求したのが“サイバーナビ Xシリーズ”ことAVIC-CZ902XS。シャシーは銅メッキを多用し、内部も基板の間にノイズが回り込まないような配慮がなされている。価格は24万8000円。拡大
 
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10V型の大画面と専用デザインが特徴の車種専用モデルも用意。現在のところアルファード、ヴェルファイア、ノア、ヴォクシー、エスクァイア、ステップワゴン、セレナに装着可能。写真はセレナで、型番はAVIC-CE902SEとなる。末尾の2文字が車種を表す。実勢価格は24万円前後(税別)。
10V型の大画面と専用デザインが特徴の車種専用モデルも用意。現在のところアルファード、ヴェルファイア、ノア、ヴォクシー、エスクァイア、ステップワゴン、セレナに装着可能。写真はセレナで、型番はAVIC-CE902SEとなる。末尾の2文字が車種を表す。実勢価格は24万円前後(税別)。拡大
AVIC-CW902は7V型WVGA画面を持つ横幅200mmモデル。2DIN型より20mm広げられた部分によく使うハードキーが配され、使いやすさを訴求。実勢価格は税別で14万円前後。MAユニット付きモデルの実勢価格は20万円前後(税別)
AVIC-CW902は7V型WVGA画面を持つ横幅200mmモデル。2DIN型より20mm広げられた部分によく使うハードキーが配され、使いやすさを訴求。実勢価格は税別で14万円前後。MAユニット付きモデルの実勢価格は20万円前後(税別)拡大
一般的な180mm幅の2DINモデルがAVIC-CZ902。こちらも実勢価格は14万円前後、CZ902-Mで20万円前後(いずれも税別)。ハードキーは本体下部に横に並ぶ。サイバーナビはすべて、代表的な機能ボタンを配したワイヤレスリモコンが付属。MAユニットは単品購入もできるので、あとからシステム追加することも可能。
一般的な180mm幅の2DINモデルがAVIC-CZ902。こちらも実勢価格は14万円前後、CZ902-Mで20万円前後(いずれも税別)。ハードキーは本体下部に横に並ぶ。サイバーナビはすべて、代表的な機能ボタンを配したワイヤレスリモコンが付属。MAユニットは単品購入もできるので、あとからシステム追加することも可能。拡大
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