「メルセデス・ベンツCクラス」がマイナーチェンジ

2018.07.25 自動車ニュース
「メルセデス・ベンツC200アバンギャルド」
「メルセデス・ベンツC200アバンギャルド」拡大

メルセデス・ベンツ日本は2018年7月25日、「メルセデス・ベンツCクラス」のマイナーチェンジモデルを発表し、同日、注文受け付けを開始した。

「メルセデスAMG C43 4MATICカブリオレ」のインテリア。
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「Sクラス」と同じタッチコントロール付きのステアリングホイールが全車に備わる。
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発表会は東京・銀座の新橋演舞場で行われ、歌舞伎舞踊の『石橋(しゃっきょう)』が披露された。
発表会は東京・銀座の新橋演舞場で行われ、歌舞伎舞踊の『石橋(しゃっきょう)』が披露された。拡大
『石橋』の主役である獅子の精を舞うのは、歌舞伎俳優の尾上右近(おのえ・うこん)さん。
『石橋』の主役である獅子の精を舞うのは、歌舞伎俳優の尾上右近(おのえ・うこん)さん。拡大
獅子の精の躍動感あふれる“毛振り”が見事な熱演だった。
獅子の精の躍動感あふれる“毛振り”が見事な熱演だった。拡大
『石橋』が終わるとともに舞台が回転して、「Cクラス ステーションワゴン」と「セダン」が登場。メルセデス・ベンツ日本の上野金太郎社長があいさつに立った。
『石橋』が終わるとともに舞台が回転して、「Cクラス ステーションワゴン」と「セダン」が登場。メルセデス・ベンツ日本の上野金太郎社長があいさつに立った。拡大
メイクを落として衣装から着替えた尾上さんが再登壇し、上野社長とトークセッションを行った。尾上家はメルセデス・ベンツオーナーが多く、子どもの頃から“クルマといえばベンツ”だったそうだ。
メイクを落として衣装から着替えた尾上さんが再登壇し、上野社長とトークセッションを行った。尾上家はメルセデス・ベンツオーナーが多く、子どもの頃から“クルマといえばベンツ”だったそうだ。拡大
フォトセッション終了……と思いきや、「ボクも!」と声をあげたのはなんと尾上さん。スマートフォンを取り出して“自撮り”をはじめ、取材陣から笑いが起きた。
フォトセッション終了……と思いきや、「ボクも!」と声をあげたのはなんと尾上さん。スマートフォンを取り出して“自撮り”をはじめ、取材陣から笑いが起きた。拡大

4バリエーションをリニューアル

2014年に登場した現行Cクラスにマイナーチェンジが施された。今回はセダンとステーションワゴンに加えて、クーペとカブリオレも含めた計4バリエーションが同時にリニューアルされることとなった。

Cクラスの新しいエクステリアは、前後バンパーをはじめ、ヘッドライトやフロントグリルなどのデザインを変更することで、よりダイナミックな印象となった。例えば、フロントマスクを特徴づけるヘッドライトは、「LEDハイパフォーマンスヘッドライト」と「マルチビームLEDヘッドライト」が用意され、より力強いデザインに。マルチビームLEDヘッドライトは、リアルタイムに配光を変更することで周囲を幻惑することなくハイビームが使えるうえに、最長650m先まで照射可能な「ウルトラハイビーム」を新たに搭載した。

AMGラインエクステリア装着車では、メルセデスのクーペモデルなどに採用される「ダイヤモンドグリル」を装着し、さらに2本のフィンが配された左右エアインテークによりアグレッシブなイメージに仕上げられている。フロントバンパーの左右に設けられた、空力特性を改善する「エアカーテン」も新しい試みだ。

インテリアは基本的なデザインを従来型から踏襲しながら、フル液晶メーターの「コックピットディスプレイ」を設定。また、「Sクラス」と同じデザインのステアリングホイールには、手を放さずにナビゲーションシステムの操作などが行える「タッチコントロールボタン」が備わっている。

パワーユニットは、1.6リッター直列4気筒ターボ、1.5リッター直列4気筒ターボ、2リッター直列4気筒直噴ディーゼルターボを用意する。「C200」に搭載される1.5リッター直列4気筒ターボは、単体で最高出力184ps、最大トルク280Nmを発生。さらにスターターとジェネレーター(発電機)を兼ねる「BSG(ベルトドリブン・スターター・ジェネレーター)」と48V電気システム、1kWhのリチウムイオンバッテリーによって構成されるマイルドハイブリッドシステム(最高出力14ps、最大トルク160Nm)により、燃費低減と加速の補助を行う。

「C220d」の2リッターディーゼルターボエンジンは「Eクラス」などに搭載されるものと同じで、最高出力が従来型比で24psアップとなる194psを発生。sDPF(選択触媒還元法コーティング付き粒子状物質除去フィルター)を採用することで、欧州の最新の排ガス規制にも適合する。なお、「C180」に積まれる1.6リッターターボエンジンについては、従来型からの変更はアナウンスされていない。

運転支援システムの「インテリジェントドライブ」もSクラスと同等にアップグレードされており、車線や先行車を認識することでステアリング操作を助ける「アクティブステアリングアシスト」、停止後30秒以内であればドライバーの操作がなくても自動的に再発進可能な「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック(自動再発進機能付き)」を採用。また、高速道路でウインカーを操作するだけで自動的に車線を変更する「アクティブレーンチェンジングアシスト」や、走行中にドライバーに異常があった場合に、車線を維持しながら車両を緩やかに減速・停止する「アクティブエマージェンシーストップアシスト」といった機能を用意している。また、テレマティクスサービスの「Mercedes me connect」も利用可能になった。

メルセデスAMGモデルでは、「C43」シリーズに搭載される3リッターV6ツインターボが、23psパワーアップして最高出力が390psに。また、従来「C63」シリーズのみに採用されていたツインルーバーの「AMGラジエーターグリル」がおごられる。

そのC63シリーズには「AMG GTロードスター」譲りの「AMGパナメリカーナグリル」が装着され、さらにスポーティーな印象に。また、トルクコンバーターの代わりに湿式多板クラッチを用いた「AMGスピードシフトMCT」は9段に変更されている。

ラインナップと価格は以下のとおり。納車は2018年9月からの予定となっている。

【セダン】

  • C180(受注生産モデル):449万円
  • C180アバンギャルド:489万円
  • C200アバンギャルド:552万円
  • C200 4MATICアバンギャルド:580万円
  • C220dアバンギャルド:578万円
  • メルセデスAMG C43 4MATIC:940万円
  • メルセデスAMG C63:1211万円
  • メルセデスAMG C63 S:1379万円

【ステーションワゴン】

  • C180ステーションワゴン(受注生産モデル):473万円
  • C180ステーションワゴン アバンギャルド:513万円
  • C200ステーションワゴン アバンギャルド:576万円
  • C200ステーションワゴン4MATICアバンギャルド:604万円
  • C220dステーションワゴン アバンギャルド:602万円
  • メルセデスAMG C43 4MATICステーションワゴン:959万円
  • メルセデスAMG C63ステーションワゴン:1223万円
  • メルセデスAMG C63 Sステーションワゴン:1398万円

【クーペ】

  • C180クーペ スポーツ:564万円
  • メルセデスAMG C43 4MATICクーペ:950万円
  • メルセデスAMG C63クーペ:1292万円
  • メルセデスAMG C63 Sクーペ:1424万円

【カブリオレ】

  • C180カブリオレ スポーツ:615万円
  • メルセデスAMG C43 4MATICカブリオレ:1003万円
  • メルセデスAMG C63 Sカブリオレ:1483万円

(文=生方 聡)

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