第574回:人々の暮らしを支えるメイド・イン・イタリー
ネコよりも3輪トラック「アペ」が目立つ島に潜入!

2018.10.05 マッキナ あらモーダ!

アペが70周年

イタリアの旧市街で写真を撮ると高確率で写り込んでいるクルマといえば、3輪トラック「アペ」である。

スクーター「ベスパ」と同じくピアッジョが、ピサ県ポンテデラの工場で生産している。このご時世にメイド・イン・イタリーだ。

そのアペが誕生したのは、第2次大戦後間もない1948年であった。ベスパの後部に荷台を付けて3輪としたのが始まりである。

2018年は、ちょうど70周年にあたる。今日のラインナップは、原付き免許で乗れる49.8ccの「アペ50」と435ccの「クラシック」、クラシックをベースに後部に客席を付けた「カレッシーノ」の3種類。参考までに希望小売価格は、「アペ50トラック ショートボディー」で税別4798ユーロ(約63万円)である。

ジーリオ島の唯一の表玄関であるジーリオ・ポルトをのぞむ。
ジーリオ島の唯一の表玄関であるジーリオ・ポルトをのぞむ。拡大
フェリー上から。早速数台の「アペ」が港で迎えてくれた。
フェリー上から。早速数台の「アペ」が港で迎えてくれた。拡大
激しい日差しに「アペ50」のビビッドな色が際立つ。
激しい日差しに「アペ50」のビビッドな色が際立つ。拡大
大矢 アキオ

大矢 アキオ

コラムニスト。国立音楽大学ヴァイオリン専攻卒にして、二玄社『SUPER CG』元編集記者、そしてイタリア在住21年と脈絡なき人生を歩んできたものの、おかげで妙に顔が広い。今日、日本を代表するイタリア文化コメンテーターとして執筆活動に携わると共に、NHKラジオフランス語テキストでも活躍中。10年以上にわたるNHK『ラジオ深夜便』レギュラーリポーター、FM横浜『ザ・モーターウィークリー』季節ゲストなど、ラジオでも奮闘している。『Hotするイタリア』『イタリア発シアワセの秘密 ― 笑って! 愛して! トスカーナの平日』(ともに二玄社)、『カンティーナを巡る冒険旅行』『ザ・スピリット・オブ・ランボルギーニ』(ともに光人社)、電子書籍『イタリア式クルマ生活術』(NRMパブリッシング)など数々の著書・訳書あり。

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