関西弁は使えるのか!?

まずはお手本どおりの使い方をチェックする。MBUXは「暑い」と言えばエアコンの温度設定を1℃下げてくれるし、「寒い」と言えば今度は1℃上げてくれる。音声認識もその後の作動もスムーズで、このあたりについては、Appleの「Siri」にもヒケを取らないように感じた。ただし、暑いと思っているときに1℃ぽっち下げてもらっても……というのが正直なところだ。そこで今度は「とても暑い」と言ってみる。するとMBUXは反応しなかった。MBJのスタッフに聞いてみると「そういう場合は温度を直接指定していただければ」ということで、「温度を20℃に」と言うとMBUXは即座に対応してくれた。

続いてはカーナビ機能を試す。「東京タワーに行きたい」と言うとセンタースクリーンに目的地候補が3つほど表示される。このときは「東京タワー」「モスバーガー東京タワー店」「31アイスクリーム東京タワー店」の3つだったが、それぞれに番号が振られているので、好みのものを指定すれば目的地設定は完了する(住所はどれも同じだけど)。ちなみに「東京タワー、行ってみたいねん」と、テキトーな関西風の言葉づかいをしてみたのだが、問題なく認識された。

目的地ではなく、目的を伝えてもいいのが面白いところで「おすしを食べたい」「カレーを食べたい」と言ってみると、それぞれ近隣のお店がきちんと表示される。もちろん、「ガソリンを入れたい」でも「野球をしたい」でもOKである。

このほかにも「フジテレビが見たい」「TOKYO FMを聞きたい」「アンビエントライトの色を赤に」といったものも試してみたが、まず音声認識を失敗することがないし、対応もスピーディーかつ正確である。「燃費データ教えて」と聞くと「リセット後の燃費は27.6キロメートルパーリッターで……」と読み上げてくれたり、「ETCカード入ってる?」と聞くと「ETCには非対応です」(デモカーのためETC車載器が装着されていなかった)と教えてくれたりと、細かなところにも目配りができている。

「MBUX」は「ハイ、メルセデス」と声を掛けるほかに、ステアリングスイッチを押しても起動できる。
「MBUX」は「ハイ、メルセデス」と声を掛けるほかに、ステアリングスイッチを押しても起動できる。拡大
「東京タワー、行ってみたいねん」と話しかけて表示された選択肢。
「東京タワー、行ってみたいねん」と話しかけて表示された選択肢。拡大
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