640psエンジンを搭載した「ランボルギーニ・ウラカンEVO」登場
2019.01.08 自動車ニュース![]() |
伊ランボルギーニは2019年1月8日(現地時間)、5.2リッターV10エンジンのミドシップ4WDスポーツ「ウラカン」をマイナーチェンジし、進化版となる「ウラカンEVO」を発表した。
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今回のマイナーチェンジでは、ウラカンの高性能モデルとして2017年3月のジュネーブモーターショーで発表された「ウラカン ペルフォルマンテ」と同じ最高出力640psを発生する5.2リッターの自然吸気V10エンジンを新たに搭載。後輪操舵とトルクベクタリングシステムを統合制御する「ランボルギーニ・ディナミカ・ヴェイコロ・インテグラータ(LDVI)」を採用している。
リアミドに搭載され4輪を駆動するエンジンは、最高出力640ps/8000rpm、最大トルク600Nm/6500rpmの実力を持ち、前述の通りこれはウラカン ペルフォルマンテと同一の数値である。乾燥重量は1422kgで、パワーウェイトレシオは2.22kg/psとなる。0-100km/h加速は2.9秒、0-200km/h加速が9.0秒、ブレーキングにおける100km/hからの停止距離は31.9m、最高速度325km/hオーバーというパフォーマンスも発表されている。
LDVIは、精度を向上させた加速時計とジャイロスコープセンサーでバージョン2.0にアップグレードされた「ランボルギーニ・ピアッタフォルマ・イネルツィアーレ(LPI)」と連動し、磁性流体サスペンションをコントロール。ANIMA(アダプティブ・ネットワーク・インテリジェンス・マネージメント)と呼ばれる走行モード制御システムと合わせて、「ストラーダモード」では機敏さを発揮し運転の楽しさを実現、「スポーツモード」では極めてエキサイティングなドライビングを、「コルサモード」ではサーキットなどの極限の運転状況でシャープな応答性をみせるという。
エクステリアでは、大型化されたフロントのエアインテークや新形状のサイドエアインテーク、レーシングマシンの技術を応用した上方排気システムに合わせてリニューアルされた車両後部、新デザインホイールの採用などが主な変更点となる。こうしたフェイスリフトやボディーと一体型となるリアスポイラー、アンダーボディー形状の見直しなどにより、最大ダウンフォース量と空力効率は、第1世代のウラカンの5倍に向上したとランボルギーニは説明している。
インテリアでは、センターコンソールにタッチスクリーン式の8.4インチモニターを新たに搭載した。直接画面に触れてカーナビやシート、エアコンの温度調節、LDVI、マルチメディアなどの操作を行えるほか、「マルチフィンガージェスチャーコントロール」と呼ばれる指先を使ったアクションや、音声による操作も可能。「Apple CarPlay」といったインフォテインメントシステムにも対応している。
日本での価格は2984万3274円(税抜き)となり、2019年春から順次デリバリーを予定している。
(webCG)
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