第593回:スバルは上官専用?
イタリアの最新警察用車両事情

2019.02.22 マッキナ あらモーダ!

とある奇遇

早いものでFCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)のCEOだったセルジオ・マルキオンネ氏が2018年7月に世を去ってから半年が過ぎた。

彼は1952年、イタリア中部アブルッツォ地方キエティで生まれ、14歳のときに家族とともにカナダへと移民した。イタリアにおける父親の職業は「カラビニエリ(憲兵)」であった。

マルキオンネ氏が最後に公の場へと姿を現したのは2018年6月ローマにおける「ジープ・ラングラー」のカラビニエリへの引き渡し式だった。これは、一種の奇遇としかいいようがない。

2018年6月26日、カラビニエリへの「ジープ・ラングラー」納車式に臨席したセルジオ・マルキオンネ氏。彼にとってこれが公の場へと姿を現した最後となった。
2018年6月26日、カラビニエリへの「ジープ・ラングラー」納車式に臨席したセルジオ・マルキオンネ氏。彼にとってこれが公の場へと姿を現した最後となった。拡大
カラビニエリの「ジープ・コンパス」(左)と「フィアットAR55」(右)
カラビニエリの「ジープ・コンパス」(左)と「フィアットAR55」(右)拡大
大矢 アキオ

大矢 アキオ

コラムニスト/イタリア文化コメンテーター。音大でヴァイオリンを専攻、大学院で芸術学を修める。1996年からシエナ在住。日本を代表するイタリア文化コメンテーターとして語学テキストやデザイン誌等に執筆活動を展開。19年にわたるNHK『ラジオ深夜便』リポーター、FM横浜『ザ・モーターウィークリー』季節ゲストなど、ラジオでも怪気炎をあげている。『Hotするイタリア』『イタリア発シアワセの秘密 ― 笑って! 愛して! トスカーナの平日』(ともに二玄社)、『ザ・スピリット・オブ・ランボルギーニ』(光人社)、『メトロとトランでパリめぐり】(コスミック出版)など著書・訳書多数。YouTube『大矢アキオのイタリアチャンネル』ではイタリアならではの面白ご当地産品を紹介中。

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