第563回:摩耗しても高い静粛性をキープ!?
ブリヂストンの旗艦タイヤ「レグノGR-XII」を試す

2019.03.23 エディターから一言
175/70R14から275/30R20までの全68種類をラインナップするブリヂストンの「レグノGR-XII」は、同社のフラッグシップタイヤという位置付け。価格は1万4472円から8万9964円。
175/70R14から275/30R20までの全68種類をラインナップするブリヂストンの「レグノGR-XII」は、同社のフラッグシップタイヤという位置付け。価格は1万4472円から8万9964円。拡大

ブリヂストンが2019年2月1日に販売を開始した、プレミアムタイヤ「REGNO GR-XII(レグノ ジーアールクロスツー)」。さまざまな最新技術を惜しみなく投入したという補修用タイヤのフラッグシップモデルを、特設コースと公道で試してみた。

摩耗時のノイズ低減と転がり抵抗の低減、そして摩耗寿命の向上を実現したという「レグノGR-XII」。現在は補修用としてのみの販売で、新車装着はされていない。
摩耗時のノイズ低減と転がり抵抗の低減、そして摩耗寿命の向上を実現したという「レグノGR-XII」。現在は補修用としてのみの販売で、新車装着はされていない。拡大
「レグノGR-XII」を履いた「メルセデス・ベンツEクラス」で公道を試乗。高速道路はもちろんのこと、荒れた一般道の路面でも、ロードノイズの発生が少ないように感じられた。
「レグノGR-XII」を履いた「メルセデス・ベンツEクラス」で公道を試乗。高速道路はもちろんのこと、荒れた一般道の路面でも、ロードノイズの発生が少ないように感じられた。拡大
特徴的なデザインを採用する「GR-XII」のトレッド面。太いタテ溝の間にあるくさび形や三角形のパターンが「ダブルブランチ型消音器」と呼ばれるもの。従来品に比べ、新品時のロードノイズは5%低減しているという。
特徴的なデザインを採用する「GR-XII」のトレッド面。太いタテ溝の間にあるくさび形や三角形のパターンが「ダブルブランチ型消音器」と呼ばれるもの。従来品に比べ、新品時のロードノイズは5%低減しているという。拡大

フラッグシップモデルが進化

「ポテンザ」とともにブリヂストンの四輪タイヤのツートップをはるレグノ。デビューしたのは1981年のことで、間もなく40周年を迎えるという、まさにブリヂストンを代表するブランドである。

1981年といえば、伝説の洋楽番組『ベストヒットUSA』がスタートした年。ブリヂストンが一社で番組提供していて、流れるCMには印象的なものが多かった。中でもレグノのCMはショーン・コネリーを起用したものなど雰囲気のある内容ばかりで、その印象がいまなおレグノのプレミアムなイメージに結びついているという人は、きっと私だけではないに違いない。

そんなレグノのウリといえば、静粛性と快適性、運動性能の“グレートバランス”。特に静粛性の高さには定評がある。その最新モデルがGR-XIIで、さまざまな新技術により、さらなる静粛性の向上を目指したという。

たとえば、荒れたアスファルト舗装路で気になる低い周波数の“ロードノイズ”に対しては、ベルトの振動を抑える「ノイズ吸収シートII」により車内に伝わるノイズを低減。また、内側のショルダー部にクッション効果を持たせた「3Dノイズカットデザイン」を採用して、トレッド部からサイド部に振動を伝わりにくくしている。

一方、スムーズなアスファルト舗装路で耳につく高い周波数の“パターンノイズ”には、縦溝を空気が通過する際に発生する“気柱管共鳴音”を低減する「ダブルブランチ型消音器」を搭載する「3Dノイズ抑制グルーブ」や、接地時に音が出にくい「サイレントACブロック」により対応。これらにより、従来品の「GR-XI(ジーアールクロスアイ)」と比べて、新品時のロードノイズ、パターンノイズをともに5%低減したという。

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